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変形性股関節症への幹細胞治療で日常生活に復帰! 60代女性

公開日:2023.09.04
変形性股関節症171

股関節の手術をすすめられたが再生医療で痛み緩和!

この患者様は、20年前に右股関節の痛みが出現し、「先天性」と言われていた方です。1年程前より、再び痛みが出現し、お近くに病院を受診したところ、「股関節は神経・血管があるところだから、再生医療による注射の治療よりも手術を」と言われたそうですが、まだ、お若く、人工関節を受けることに抵抗があり、当クリニックを受診されました。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
末期の変形性関節症は、軟骨だけでなく、その土台となる軟骨下骨まで損傷しているから、一般的な幹細胞治療では、効果を感じにくいと言われているんだ。
だから軟骨の再生だけでは不十分で、軟骨下骨の修復も同時に行う必要があるんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り。分化誘導を用いた治療だと、従来の幹細胞治療よりも、軟骨下骨を効率的に再生できるんだよ。

 

幹細胞とは、神経や筋肉、骨など様々な組織に変化できる、特別な細胞のことです。当院では、幹細胞を培養する際に、骨になるよう導く誘導因子を加えることで、骨に分化した幹細胞を作り出します。この、骨に分化誘導された幹細胞を、傷んだ関節に投与することで、軟骨の土台となる軟骨下骨を、効率よく再生させることができるのです

さらに、当院独自の「ピンポイント注射」により、確実に関節内へ幹細胞を届けることができます。エコーや特殊なレントゲン装置、針先が細くしなる特殊な注射針を使用して、生き生きとした大量の細胞を股関節内の軟骨損傷部位へ的確に届けています。

関節内ピンポイント注射療法

 

リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。手術しない新しい治療 股関節の再生医療

 

レントゲン所見

変形性股関節症171

レントゲン検査をしたところ、股関節は「臼蓋形成不全」といって、骨盤の股関節の受け皿となる部分(臼蓋[きゅうがい]といいます)が小さくて、変形性股関節症に至っていました。

ただ、まだ関節の隙間が残っていました。確かに人工股関節手術も立派な治療方法かと思いますが、やはり、自分の関節は残したいものです。

 

<治療効果>左股関節に1億個の幹細胞を3回投与+PRP1回

当院では『multiple pin point 注射法(多方向から損傷部位にピンポイントに幹細胞を投与する方法)』を開発し、レントゲンチェックとエコーを使用しながら、股関節の手術を行っていた医師が、神経・血管の位置に配慮しながら注射を行っています。

こちらの患者様にも、患者様のスケジュールにあわせて1~2カ月おきに3回、幹細胞投与を行いました。

その結果、現在、痛みも緩和し、日常生活に不自由を殆ど感じることなく復帰されておられます。

再生医療医として、そして、整形外科医として、我々も大変嬉しく思っております。

 

<治療費>

  • 関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 
    投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
  • PRP治療  16.5万円(税込)

<起こりうる副作用>

  • 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
  • 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

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