3年前のくも膜下出血後の後遺症が改善する 50代女性
公開日:2021.07.05くも膜下出血を発症し、3年が経つ
3年前にくも膜下出血し2回の手術を施行しました。症状として、左半身麻痺が残り歩行も杖が必要でしたが、その後のリハビリにより杖や装具がなくても歩行は可能。時々足がもつれて転倒しそうになるが自己修正はできている。
左上肢の挙上は介助にて何とか可能となる。左手の指も思うように動かせず、左半身の痺れは残る。話しにくさはないが時々呂律が回らなくなる。
幹細胞の点滴して1ヶ月後
幹細胞の点滴をして3週間ぐらいすると、足の踏ん張りが効くようになり、以前はよく転倒しそうになっていたのが、安定したことにより転倒しなくなりました。
また、左上肢の力がつき、以前は物を脇に挟めず落としていたのが、今は左脇に水筒を挟んで右手で蓋を開けることができるようになりとても便利になった!と喜んでおられました。
そのほか、左手でボールを掴むとき小指に力が入らなかったが、小指を曲げる力がついてきてボールを握ることができました。
さらに、お風呂で背中を左腕を使って洗うことができなかったのが、幹細胞投与後は左腕で背中をゴシゴシと洗えるようになったことにも大変喜ばれていました。
幹細胞を投与してたった1ヶ月で、これだけの効果が出てきました。今まで不自由だったことが出来るようになる。毎日の動作が楽になることは本当に嬉しいことです。
再生医療ができる以前の治療では決してこのような症状改善は見られませんでした。まだ1ヶ月ですので今後の症状の改善もまだまだ期待が持てそうです。
やはり幹細胞の質はすごく大事
当院では、あくまで冷凍せず生きた状態での幹細胞投与にこだわっています。そして、ご自身の細胞と血液を使い薬品や不純物を一切含まれていません。そうすることで、幹細胞投与による副作用の心配がなくなります。2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。
同じ再生医療といっても、幹細胞の培養の過程や作り方で大きく治療効果は変わります。国内では珍しい幹細胞の培養方法で効果の高い再生医療を目指し、脳卒中の方に一人でも多く喜んでいただけるよう今後も精進していきたいと思います。
厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。
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<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
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監修:院長 坂本貞範