【分化誘導】激痛が大幅に軽減! 右大腿骨頭壊死症 60代女性
公開日:2025.07.24
目次
激痛が大幅に軽減し、大型トラックの運転を続けられています!
転倒した際に右大腿骨頸部骨折を受傷し、救急搬送され、骨接合術を受けられた60代女性の患者様。術後半年から右股関節の痛みが悪化し、大腿骨頭壊死と診断されました。しかし、幹細胞治療により、痛みレベルが10段階中10から3へと劇的に改善し、大型トラックの運転業務を継続なさっています。
いったいどのような治療でこのような回復を実現できたのでしょうか。
治療前の状態:
- 1年前の転倒による右大腿骨頸部骨折後、骨接合術を実施
- 術後半年から右股関節の激痛が悪化(痛みレベル10段階中10)
- MRI検査で右大腿骨頭壊死と診断
- レントゲンで骨頭の圧壊を確認
こちらの患者様は、大型トラックの運転手をされており、人工股関節手術では仕事に支障が出てしまうため、当初は骨接合術が選択されていました。しかし、医学用語で大腿骨頭壊死と呼ばれる状態になり、骨頭の一部に血が通わなくなって骨組織が死んだ状態となってしまいました。
通常、このような広範囲な骨頭の圧壊が進んだ状態では、人工股関節置換術が第一選択となります。しかし、大型トラックの運転業務を続けなければならない患者様にとって、人工股関節手術は職業上の制約が大きく困難です。また、若年者向けの関節温存手術も、壊死範囲が大きく進行した状態では適応が限られます。
こちらの患者様は、広範囲な壊死で骨頭が圧壊していましたが、幹細胞治療により痛みが激減し、症状の改善が見られたため、ご紹介いたします。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




特殊な針とエコー・レントゲン装置を用いる、当院独自の「ピンポイント注射」により、関節腔が狭い股関節へも、幹細胞を的確に届けることが可能です。
また、重度の関節症は、軟骨だけでなく、その下層の軟骨下骨も損傷しています。進行した症例には、当院独自の分化誘導を用いた幹細胞治療を提供しています。これは、幹細胞を培養する際に、骨になるよう、誘導因子を加えることで、軟骨の土台となる軟骨下骨を、効率よく再生させる、次世代の治療法です。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
<治療内容>右股関節に分化誘導の幹細胞1億個を2回、通常の幹細胞1億個を1回投与+PRP3回
この患者様には、右股関節に分化誘導をかけた幹細胞1億個を2回投与し、その後、通常の幹細胞1億個を1回投与いたしました。
治療後の変化:
- 初回投与後1か月:痛みレベル10から3へ劇的改善
- 最終投与後6か月:痛みレベル3で安定し、大型トラックの運転業務を続けられている
初回投与後1か月で、右股関節の痛みは投与前10段階中10と激痛であったのが、3まで軽減しました。最終投与から6か月後も、痛みレベル3で維持できており、トラックの運転手のお仕事を続けておられます。患者様からは「激痛で歩くのも辛かったのが、こんなに楽になるなんて」とお喜びの声をいただきました。
今回の症例は、広範囲な壊死で骨頭が圧壊していても、幹細胞治療によって痛みが改善し、治療の効果を実感できる症例となりました。
大腿骨頭壊死症で人工股関節手術を検討されている方や、職業上の制約で手術が困難な方にも、再生医療は新たな治療選択肢となります。あなたもあきらめずに当院へご相談ください。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:黄金勲矢