【軟骨の再生をレントゲンではっきり確認!】右変形性股関節症 80代女性
公開日:2025.07.22
目次
軟骨組織が再生され、股関節痛がほとんどなくなった!
数年前まで元気にスキーもされていた80代女性の患者様が、転倒を契機に徐々に右股関節痛が悪化し、末期の変形性股関節症と診断されました。ところが、幹細胞治療から1年後には、痛みのレベルが10段階中8から2になり、レントゲンでも関節裂隙が広がって、軟骨組織が再生したことが確認できました。
いったいどのような治療が、奇跡的な改善をもたらしたのでしょうか。
治療前の状態
- 3年前の転倒を契機に徐々に右股関節痛が悪化
- 近くの整形外科で末期の変形性関節症と診断され内服治療中
- ここ半年でどんどん悪くなり、歩けなくなるのではないかと心配になった
- 数年前までは元気にスキーもされていたが、人工関節の手術を高齢のため敬遠
この患者様は、3年前からの右股関節痛で困っていらっしゃいました。近くの整形外科で、末期の変形性関節症と診断されました。ご本人とご家族は、高齢であることで、幹細胞も老化しているのではないか、治療効果は落ちてしまうのではないかと不安を抱えていらっしゃいました。
末期の変形性股関節症では、通常は人工関節手術が選択されますが、高齢者にとって手術は大きなリスクを伴います。いくら医療が進歩してきたとは言え、手術時の出血や、深部静脈血栓症などのリスク、術後の脱臼のリスクなどは、完全に0にはなりません。そのため、高齢で人工関節手術を受けることは、大変勇気がいることです。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




当院では、股関節内に確実に幹細胞を届ける「ピンポイント注射」という技術を有しています。エコーや特殊なレントゲン装置、そして針先が細くしなりのある特殊な注射針などを使用して、確実に股関節内へ幹細胞を届けています。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
従来の再生医療技術では、軟骨再生量に限界があり、MRIという高精度な検査装置でなければ、治療効果を検出できませんでした。
当院では、次世代の『分化誘導』、そして幹細胞の質と生存率を徹底的に追求した独自技術により、従来とは次元の異なる再生能力を実現しています。その結果、個人差はありますが、レントゲンで関節の隙間が、はっきりと確認できるほどの軟骨再生が可能となりました。
このように、レントゲンで関節の隙間の変化を測定できるということは、相当量の軟骨が確実に再生されている科学的根拠といえるでしょう。
<治療内容>右股関節に5000万個細胞を計4回投与+PRP
この患者様には、右股関節に5000万個の幹細胞を計4回投与する治療プランを立てました。
治療後の変化
初回投与後1か月には、投与前10段階中8であったのが4となりました。初回投与後1年後には2へと、順調に痛みが軽減しました。
さらに、レントゲンを撮影すると、関節裂隙が広がっており、軟骨組織が再生したことが確認できました。高齢の患者様で、末期の変形性関節症でも、質と量にこだわった幹細胞を確実に軟骨損傷部位に届けさえすれば、十分な効果があることを再認識することができました。
高齢のため手術を敬遠される方にも、再生医療による治療の可能性が広がっています。低侵襲で身体への負担が少なく、レントゲンでも改善が確認できる治療法です。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範