症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

右変形性股関節症 幹細胞治療 50代男性 

公開日:2025.05.07

アクティブな生活を守る選択 – 人工関節手術の回避

「まだまだ自分の足で活動的に過ごしたい」—その強い願いを胸に、50代男性の患者様は、人工関節手術を回避する道を探し始めました。

数年前から、右股関節の痛みに悩まされ、半年前からは症状が悪化。整形外科で「末期の変形性股関節症」と診断され、人工関節手術を勧められたものの、アクティブなライフスタイルを諦めきれない患者様は、新たな可能性を求めて、当院の門を叩かれました。

痛み止めでも効果が乏しく、夜間の寝返りさえ困難な状況から、わずか1ヶ月で、痛みの軽減を実感。そして今、さらなる改善への期待を抱いています。

右変形性股関節症

「足が軽くなったような気がします。」とおっしゃられる患者様。

このような変化はどのようにして実現したのでしょうか?

 

治療前の状態

  • 数年来の右股関節痛
  • 半年前から痛みが急激に悪化
  • 夜間の寝返りも困難な強い痛み(10段階評価で10)
  • 痛み止め内服でも効果乏しい
  • 整形外科で「末期の変形性股関節症」と診断
  • 人工関節手術を勧められていた

まだまだアクティブに活動したいという強い希望があり、手術には踏み切れない状況でした。痛み止めを服用しても、十分な効果は得られず、日常生活に大きな支障をきたしていました。何か良い治療法がないかと探された結果、再生医療にたどり着き、当院を受診されました。

変形性股関節症は、加齢や過度の負荷により、股関節の軟骨がすり減り、骨と骨が直接こすれることで、痛みや炎症が生じる疾患です。特に「末期」と診断された場合、軟骨が著しく減少、または消失しており、一般的には、人工関節置換術が選択されます。しかし、人工関節には、耐用年数(10〜15年程度)の問題があり、特にアクティブな方の場合、活動制限を余儀なくされることも多く、生活の質に大きな影響を与える可能性があります。

 

リペアセルクリニックの特徴

当院では、人工関節置換術までの時間を延長する、あるいは完全に回避することで、患者様の生活の質を高いレベルで維持することを目指しています。特に、活動的な生活を望む方にとって、このアプローチは、大きな意義を持ちます。

当院の幹細胞治療の大きな特徴は、冷凍保存せずに培養した「生きた」幹細胞を使用している点です。この独自の培養方法により、生存率96%以上を誇る、強く活性化された幹細胞は、強力な抗炎症作用と軟骨修復・再生作用を発揮します。

さらに、股関節は膝関節と異なり、解剖学的構造上、幹細胞を軟骨損傷部位に届けることが難しいと言われていますが、当院では、特殊な針、エコー装置、レントゲン装置を駆使した「ピンポイント注射」という当院独自の方法により、確実に関節内の損傷部位へ、幹細胞を届けることを可能にしています。この技術により、幹細胞の本来の力を最大限に引き出すことができます。

 

リペアセルクリニック独自の「ピンポイント注射」 幹細胞治療

 

リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。手術しない新しい治療 股関節の再生医療

 

レントゲン所見

右変形性股関節症 幹細胞治療

レントゲンにて、関節が狭くなっていました。

 

<治療内容>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP

股関節に、5000万個の細胞を計2回投与しました。

 

治療経過と今後の期待

  • 初回投与後1ヶ月で痛みが軽減(10段階評価で10→7)
  • 2回目の投与でさらなる改善が期待される
  • 投与後1年間にわたり効果が続く可能性
  • 人工関節手術の回避と活動的な生活の維持

初回投与から1ヶ月後には、痛みの自己評価(10段階中)が治療前の「10」から「7」へと改善しました

右変形性股関節症 幹細胞治療

初回投与から約1ヶ月後の歩行の様子です。

まだ2回目の投与が残っており、さらに幹細胞治療の特徴として、効果は投与後1年程度にわたって、継続的に発揮されます。これは、幹細胞が長期間にわたって、強力な抗炎症作用と組織再生作用を、持続的に発揮するためであり、今後、さらに痛みの軽減が期待できる状況です。

一般的に、再生医療について、主治医に相談すると、反対されるケースが多いようです。これは、整形外科医が、自らの手術技術に自信を持っていることや、再生医療が比較的高額で、一般的ではなく、まだ未知の部分が多いとされているためかもしれません。しかし、当院では、変形性股関節症に対する幹細胞治療では、既に500例以上の実績があり、多くの患者様に満足いただける結果を提供してきました。再生医療の黎明期から、積極的に取り組んできたことで、末期の状態であっても、効果的な治療を実現しています。

 

新たな希望

「末期」という診断を受け、人工関節手術を勧められた方でも、適切な再生医療によって、症状の改善が可能であることを示すこの症例は、同様の悩みを持つ多くの方々に、新たな選択肢と希望をもたらします。特に、アクティブな生活を続けたい方にとって、人工関節手術による活動制限を回避できる可能性は、大きな意義を持ちます。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

人工関節を回避して、アクティブな生活を続けたい方、変形性股関節症の痛みに悩まされている方、あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。

 

 

<治療費>
・関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 
 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
・PRP治療  16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

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