症例紹介case introduction

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頚椎症性脊髄症術後後遺症 指が伸びて痺れが激減 60代男性

幹細胞投与により、多くの確かな効果を実感!

こちらの患者様は、6年前からの四肢のこわばりと動かしにくさなどを訴えて受診されました。

初めて症状が出現したのは6年前です。6年前に足の動かにくさと歩行時のもつれが出現し、整形外科では「頚椎症性脊髄症」と診断されました。5年前に頸椎の手術を受けられましたが手術後に症状が悪化してしまい、両手の動かしやすさも出現したそうです。その後いくつかの病院を転々としましたが、手術をしてくれる病院を見つけることは難しかったそうです。やっとのことで2回目の手術を受けることができたのは4か月後のことです。しかし手術後に急に歩けなくなり、右上肢の激痛も出現したため精査したところ、感染していたことがわかりました。

その後3回目の手術を行いましたが、不運なことに3回目の手術直後も四肢を動かすことができなかったのですが、現在は歩行器を使用することで歩行は可能となっています。しかし握力は弱り、箸の使用も困難になり、ちょっとしたことでふらつくようになってしまいました。リハビリを続けてはいますが、現在は神経症状の改善が止まってしまったため、再生医療を希望して当院を受診されました。

現在の保険診療内では手術を行った後に、神経の回復が止まってしまった場合の根本的な治療法はありません。こういった場合の唯一の治療方法は幹細胞治療になります。私達は幹細胞治療の黎明期より、脊椎の手術後の後遺症に苦しむ多くの患者様に幹細胞治療を提供し、満足のいく神経回復をもたらしてきました。良好な治療成績の要因は2つあります。

1つ目は、冷凍保存しない生き生きした強い幹細胞を使用していることです。

2つ目は、投与方法です。通常は脊髄損傷の幹細胞治療は点滴による静脈注射です。しかし血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなってしまいます。損傷した脊髄細胞へより多くの幹細胞を届け修復を促したいとの思いから、当院では国内ではほとんど行われていない脊髄内への直接投与という画期的な治療法(脊髄腔内ダイレクト注射療法)を行っております。針を脊髄のくも膜下腔まで進め、そこで幹細胞を投与します。投与された幹細胞は髄液の中に入り、髄液は脊髄の中を還流しているので、その流れに幹細胞は乗って脊髄損傷部位まで届きます。

 MRI初見

頸椎椎間板ヘルニア

受診時のMRIでは頚髄の圧迫は3回にも及ぶ手術で改善されていました。

 

脊髄内に直接幹細胞を2回投与

脊髄内に2500万個細胞ずつ、合計2回の投与を予定しました。

1回目の投与後2か月で投与前の両手のしびれ・痛みが半分以下になり、両下肢のこわばりがほとんど消失し、体幹に力が入り足が上がるようになり歩行が安定、指が伸びるようになった、手が使いやすくなったなど様々な効果を実感いただけました。

頸椎、腰椎の手術後もなお後遺症に苦しんでいる患者様は、一度カウンセリングへお越しください。

 

<治療費>  
198万円〜(税込)
<起こりうる副作用>
・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

ID T000842
再生医療医師監修:坂本貞範

脊髄の損傷は手術しなくても治療できる時代です。

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