症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

70代女性 変形性膝関節症の幹細胞治療

以前から痛みが強く歩行しにくかった

この方は、5年以上も前から膝が痛くて歩行困難でした。いつも家族で旅行に行くのが楽しみでしたが、ここ数年は膝の痛みで行けていないとのことです。娘様が、どうしても母と旅行をしたくてインターネットで色々調べたところ当院を見つけてくださいました。

ヒアルロン酸の注射は何回かして過去に痛みが取れたこともありましたが、最近はヒアルロン酸が効かなくなってきました。あと関節の可動域が悪くなって、脚が真っ直ぐに伸びなくなってきていました。

変形性膝関節症の方はほとんどの人に関節拘縮が見られます。この拘縮はヒアルロン酸の注射だけでは治りません。他の整形外科でヒアルロン酸はしていたが、リハビリはしていないという方がとても多く見られます。関節拘縮について医師からの説明も受けていないこともしばしば見られます。

当院では、拘縮の方によく効くリハビリも指導しています。それによりかなりの痛み改善につながります。もちろん筋力トレーニングも指導します。

再生医療だけでなく、トータルで治療しなければ良い治療成績につながりません。

レントゲン所見

 

変形性膝関節症の幹細胞
変形性膝関節症の幹細胞

レントゲン上では、膝関節の内側の軟骨がすり減っており、左膝の方がかなりすり減っています。本来なら人工関節の適応になっています。

PRP 、右2000万個 左8000万個 合計1億個の幹細胞を投与する

左の方が進行しているということで、左の方に多くの幹細胞を投与しました。当院独自の幹細胞を冷凍せず投与する方法で治療を行いました。投与して2週間目から痛みがだんだんと和らぎ、3ヶ月目には痛みが全くなくなりました。

今はコロナの時期なので旅行は行けませんが、外出しても膝の痛みがないのでかなり喜んでおられました。

<治療費>
関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 
投与回数(1回~3回) PRP治療含む 
132~418万円(税込)

<起こりうる副作用>
・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。

・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

 

 

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監修:院長 坂本貞範

 

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