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動脈硬化って詳しく知っていますか?😱

公開日:2025.05.08 スタッフ ブログ 健康 豆知識

動脈硬化

こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか🍀
本日は皆様もよく耳にしたことがある、動脈硬化についてお話しさせていただきます。

動脈硬化について

動脈硬化という言葉は聞いたことがあるけど、どういうもの?👀

動脈が硬くなって弾力性が失われた状態。

動脈は、心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管です。酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を担っており、通常は弾力性やしなやかさがありますが、加齢や高血圧などの危険因子によって厚く硬くなってしまいます。血管壁にプラーク(血管の壁にコレステロールが蓄積したもの)がついたり、石灰化することで血管内が狭くなり、血管が詰まりやすくなります。

<動脈硬化のタイプ>

「狭くなる」「硬くなる」

・血管が狭くなる→「アテローム動脈硬化」

アテローム動脈硬化とは、血管の内膜に悪玉といわれるLDLコレステロールが溜まることで血液の通り道が狭くなるものです。血液中のLDLコレステロールは、多くなり過ぎると血管の内皮細胞の下に入り込んで溜まり、プラークになります。
白血球の一種がこれを食べていき、たくさん溜め込むと炎症物質を出しながらその場で死んでしまい、この死んだ白血球の塊が増えると、血管内膜が押し上げられて血管が狭くなります。

・血管が硬くなる→「石灰化」🪨

血管の内膜の部分にカルシウムが沈着して、血管が硬くなるのが石灰化と呼ばれる動脈硬化です。石灰化が、高血圧などにより内膜の平滑筋や線維にカルシウムが沈着して硬くなることで起こります。血管の石灰化が進行すると、血管が伸び縮みしにくくなってしなやかさがなくなる、血流によってダメージを受けやすくなります。

<💥動脈硬化の原因 >

動脈硬化の危険性が高いのは、脂質異常症、内臓脂肪型肥満、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、睡眠時無呼吸症候群などの人や喫煙者と考えられています。

動脈硬化が進むと、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症など様々な疾患になる可能性が高くなります。

<🪴動脈硬化の予防>

・身体活動 🏃🏻
18〜64歳
運動 ジョギング、テニス、プール
生活活動 床掃除、階段、庭仕事、洗車 など
      1日1時間
65歳以上
上記の運動が難しい場合は、ストレッチ
生活活動 立位、洗濯、炊事、ピアノ など
      1日40分

<食事> 🐟🥦🥬🍄‍🟫🫘

魚 大豆・大豆製品 緑黄色野菜を含む野菜 海藻 きのこ類 こんみゃくなど
・さば、いわし、さんまなどの青背の魚に多いEPA(エイコサペンタエン酸)やDHAなどは中性脂肪を上がりにくくします。
・大豆製品にはLDLコレステロールを減らす効果があります。
・大豆製品、野菜、海藻、きのこ類、こんにゃくには水溶性食物繊維が豊富です。これにはコレステロールの小腸での吸収を抑えたり、便として排泄されるのを促したりという、よい働きがあります。
・緑黄色野菜にはビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。

<血液検査>

血液検査でも動脈硬化を進行させる危険因子を持っているかわかります。💉
LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の値を見るようにしましょう。

また、家族性高コレステロール血症というものがあり、生まれつきLDLコレステロールが高くなる体質の方がいます。定期的に血液検査など検診を受けて、今の身体の状態を知っていくことも大切となります。

最後に

動脈硬化は、年齢を重ねるごとに徐々に進行していく誰にでも起こりうる疾患です。そのため、血管がきれいな時から予防していき、動脈硬化からつながる疾患になりづらい身体を保っていきましょう 🌱

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