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- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 脊髄損傷の症例
- 幹細胞治療の症例
一人で歩けるようになったのが何よりうれしい こちらの患者様は5年前から両手のしびれを自覚され、整形外科で頚椎症性脊髄症と診断され手術を勧められていたそうです。 しかし大切な仕事を休むことができず手術を受けるのを我慢していたそうです。すると両手のしびれ、手の使いにくさ、下肢の筋力低下、歩行時のふらつきが出現し徐々に悪化していきました。限界まで我慢した結果、物が持てなくなり、左下肢の著名な筋力低下が出現した2年前についに手術を受けました。 手術前は、担当医からは症状が重くなるまで手術を我慢したので、手術をしても神経の回復は望めないかもしれない、今回の手術はこれ以上悪化しないようにするための手術だと説明を受けました。結果は担当医の言う通り、手術後2年待ってもほとんど神経機能の回復は起こってきませんでした。 歩行時に杖を使用しても、なお人の介助が必要となってしまったことに、早く手術を受けていたら良かったと後悔したそうです。もちろん後悔していたばかりではありません。リハビリも前向きに2年間頑張ってこられましたが、どうしても左足が自分の思うように動かすことができず回復を諦めかけていたそうです。そんな時、当院の脊髄症の後遺症に対する幹細胞治療を知り、受診していただきました。 現在の保険診療内では、いったん回復が止まってしまった神経の回復を再び促す治療法は残念ながらありません。回復が止まった神経の回復を再び促す唯一の方法は『幹細胞治療』になります。 当院では幹細胞の投与方法にこだわりをもっています。通常は脊髄損傷の幹細胞治療は、点滴による静脈注射です。しかし血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届け修復を促したいとの思いから、当院では脊髄内への直接投与(脊髄腔内ダイレクト注射療法)を行っております。 国への正式な届出が受理された、脊髄内への幹細胞の直接投与が可能な施設は国内ではほぼ無く、当院での症例数も国内で最多となります。過去の症例も数多くあるので、カウンセリングの時にもいろいろ提案はできる限りしております。 MRI初見 受診時のMRIでは頚髄の圧迫がC4/5、C5/6レベルで椎間板ヘルニアを認め頚髄が前方から圧迫されています。C3からC6レベルで頚髄内に高輝度変化を認め、神経の強い圧迫が長期間続いていたことがわかります。 筋力は、歩行に重要な左大腿四頭筋の筋力が著名に低下しており、膝を伸ばすことが不可能(MMT2)となっていました。 脊髄内に直接幹細胞を3回投与 脊髄内に3回にわけて2500万個細胞ずつ、合計7500万個細胞を投与しました。 なんと1回目の投与後直後から、左下肢の筋力アップを自覚されました。初回投与後半年で左大腿四頭筋の著しい筋力回復(MMT5)を認め、介助が必要であったのが、10分もの間、杖を持てば自力で歩くことが可能になりました。 さらに、 ・手が使いやすくなり、フォークしか使えなかったのが箸が使えるようになった ・布団の上げ下げができるようになった ・椅子から楽に立ち上がれるようになった など日常生活の質の大幅な向上を認めました。 患者様からは、「誰の介助もなく一人で歩けるようになったのが何よりもうれしいです」と喜びの声をいただきました。患者様の喜びの声を励みに、これからも頚髄症の後遺症に苦しむ患者様が笑顔になっていただけるように頑張っていきたいと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=RvtGNUVtLok https://www.youtube.com/watch?v=_ao6mMbBhSE https://www.youtube.com/watch?v=sswUU9CWG2E その他の動画はこちら <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000857 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.12.04 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症 また夫婦で山登りをしたい! この患者様は6年前から右股関節の痛みを発症しました。ちょうどお仕事を退職された旦那様と、お二人で旅行や山登りなど第2の人生を楽しみたいと思っていた矢先のことでした。 近くの整形外科を受診するとレントゲンでは股関節の軟骨のすり減りは強く、さらに大腿骨頭に骨嚢胞ができていると言われました。現代の医学ではすり減った軟骨を再生させることはできない、弱くなった骨嚢胞が潰れてしまうと激痛が出現する、人工股関節置換術しか手立てがないと説明を受けました。 ご自分で人工股関節手術の合併症を調べると、感染、出血、深部静脈血栓症、脱臼、弛み、将来的に再手術が必要など怖いものばかり出てきました。さらにショックなのは人工関節を受けると、山登りなどのアクティブな活動は控えないといけないことでした。旦那様と第2の人生を楽しもうとしていた矢先の出来事に大変落ち込まれたそうです。その様子を見かねた娘様の勧めで当院を受診されました。 初めて受診されたときの患者様の表情は暗く、凄く悩まれているのが伝わってきました。 レントゲンでは軟骨の摩耗は強く、大腿骨頭に骨嚢胞も認めました。患者様を診察したとき、この患者様を助けることが出来るのは私達の提供する幹細胞治療しかないと確信しました。私達が提供する細胞は自身の血液で培養し、冷凍せず培養する方法で95%以上の高い生存率を誇ります。いきいきした細胞であるため、軟骨の再生はもちろんのこと、弱くなって潰れる危険のある骨嚢胞も小さくなる症例も数多く経験しています。 再生医療のことを主治医に話すと多くの医師は反対されます。なぜなら、彼らは幹細胞による再生医療を経験したことがないのでやはり前向きに勧められないという事情もあります。例え幹細胞の治療の経験があっても、当院のように生存率の高い細胞で治療する経験はまだありません。 幹細胞の培養方法は、医療機関によって作り方が全く違います。それぞれ医療機関のオーダーメードとなります。当院独自の冷凍せず培養する方法をとっている医療機関はほとんど見られません。そして強い細胞を作るため、独自開発のシートで培養を行います。 もう一つ大事なことは、この生存率の高い幹細胞を軟骨の損傷したところに的確に投与できるかです。特殊な針と装置を用いて関節内ピンポイント注射を行うことで高い治療効果を得ています。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個の幹細胞を2回投与し、1回のPRP投与を行いました。 投与前は痛みが10段階で9であったのが、投与後半年で3まで改善しました。 最終診察時に笑顔で旦那様と旅行を計画しているとお話ししていただき、私達も非常に嬉しい気持ちになりました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.16 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症 海外赴任までに確実に治療効果を出したい! こちらの患者様は10年前からの右股関節痛のため受診していただきました。 1年前から疼痛が悪化し日常生活に支障をきたしてきたため、近くの整形外科を受診しました。レントゲン撮影をしたところ右変形性股関節の末期と診断され、人工股関節置換術を勧められました。半年後に旦那様の海外転勤が決まった矢先のことでした。旦那様の付き添いで海外へ引っ越す前に、10年来の右股関節の痛みを本格的に治療しようと考えて整形外科受診したそうです。 手術を受けても引っ越しに間に合わないのではないか、もしトラブルが起きたら海外へついて行けなくなるのでは、海外で脱臼が起こってしまったらどう対応したらよいのかなど、様々な不安が脳裏をよぎりました。また赴任先の海外は自然が豊かな国であり、休日には旦那様と、自然豊かな各地を訪れ楽しみたいとの希望を持たれていました。 しかし、人工関節にすると耐用性の問題からアクティブな活動は制限しないといけないとの話を聞き落ち込んだそうです。日常生活にも支障が出るほどの疼痛を抱えたまま不慣れな海外での生活は到底無理であり、海外転勤までの半年で痛みを何とかしないといけないと焦りも抱えていました。そんな限られた時間の中で、確実に治療効果を出したいと幹細胞治療に希望を見出して当院を受診してくださいました。 レントゲン レントゲンでは関節裂隙はほとんど残っておらず、末期の変形性股関節症を認めました。 今まで当院では、同様のレントゲン所見の多くの患者様が幹細胞治療を受けて半年後には疼痛がかなり軽減されたことを経験しています。幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんありません。 細胞培養時に用いる当院独自の特殊なシートや、繊細な技術をもったベテラン培養士さんの熟練した技術により、生存率の高い生き生きとした幹細胞をピンポイントで傷んだ関節に投与することが可能です。 今までの私達の経験から海外で痛みや脱臼の心配をせずアクティブに活動したいという患者様の思いを叶えられる治療は幹細胞治療しかないと、自信を持って当院での治療をお勧めしました。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個細胞を2回投与を行いました。 半年後には、痛みは投与前10段階中10であったのが3まで軽減していました。まだ疼痛は軽減中とのことで、今後さらに疼痛の軽減は期待できると思います。 投与後半年の最終の診察時には「これで海外にも安心して行けます。幹細胞治療を選択してよかったです!」とお話いただき、旦那様の海外赴任までに患者様の満足のいく治療効果を出すことができて私達はほっとしました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T00095 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.13 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症でも趣味のガーデニングを諦めたくない! この患者様は、はるばる北海道から受診していただきました。 ご趣味はガーデニングです。ペチュニア、マーガレット、カンパニュラなどを2年前まで育てていたそうです。2年前から右股関節痛の悪化と可動域制限のため思うようにしゃがみ込むことができなくなり、ガーデニングは諦めているとのことでした。花で埋め尽くされていた自慢のお庭は荒れ果てていると寂しげに語ってくれました。 近くの整形外科では末期の変形性股関節症と診断され、人工関節を勧められたそうです。しかし具体的な話を聞くと術前術後の抗生剤の点滴、深部静脈血栓症予防の抗凝固薬の点滴、内服などが引っかかったそうです。なぜならばこの患者様は過去に市販の胃薬で強いアレルギー反応が起こった経験があり、薬剤に対しての強い抵抗感を持たれていたからです。 また人工股関節の合併症には脱臼があり、手術を受け痛みが取れてガーデニングが再び出来るようになっても、脱臼が気になって楽しむことができないのではないかという懸念も抱かれていました。好奇心旺盛で行動力のある患者様はご自分でインターネット検索し、北海道から当院を受診してくださいました。 レントゲン レントゲンでは末期の変形性股関節症を認めました。 幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんありません。また当院ではご自身の細胞と血液を用いており、他の薬剤は一切用いていないためアレルギー反応の心配はありません。しかし他院での再生医療の多くはご自身の細胞を用いますが、血液は牛の血液を用いており、もちろん安全性は高いと思われますが狂牛病やアレルギー反応のリスクは0ではありません。この点から、患者様は当院での幹細胞治療を選んでいただきました。 再生医療のことを主治医に話すと多くの医師は反対されます。なぜなら、彼らは幹細胞による再生医療を経験したことがないので、やはり前向きに勧められないという事情もあります。例え幹細胞の治療の経験があっても、当院のように生存率の高い細胞で治療する経験はまだありません。 幹細胞の培養方法は、医療機関によって作り方が全く違います。それぞれ医療機関のオーダーメードとなります。当院独自の冷凍せず培養する方法をとっている医療機関はほとんど見られません。そして強い細胞を作るため、独自開発のシートで培養を行います。 もう一つ大事なことは、この“生存率の高い幹細胞を軟骨の損傷したところに的確に投与できるか”です。特殊な針と装置を用いて関節内ピンポイント注射を行うことで高い治療効果を得ています。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個の幹細胞を2回投与、PRP投与を行い、半年後には痛みは10分の2まで軽減しました。 最終の診察時に「また思いっきりガーデニングを楽しめそうです」と話していただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000120 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.09 -
- ひざ関節の症例
- 半月板の症例
- スポーツ医療の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
半月板損傷 運動したいので手術以外の選択でここに辿り着いた こちらの患者様は1か月前に左膝をひねって左膝半月板を損傷、当院受診の1週間後に近くの整形外科で手術を予定されている状況で受診していただきました。 近くの整形外科でMRI撮影をされ、内側・外側半月板損傷と診断されており、手術が必要と言われたそうです。執刀医からは、入院期間が2週間、半月板を縫合した場合には再断裂予防のため松葉杖を数週間使用しないといけない、縫合が難しい場合には半月板を切除する、その場合には将来変形性関節症へ進行してしまうリスクがある、と説明を受けたそうです。 仕事をバリバリこなされて、ジム通いなどもされているアクティブな方でした。2週間もの間、仕事に穴は空けられない上、ジム通いなどアクティブに動きまわると変形性関節症になってしまうのでは、と不安を感じた患者様は手術以外の治療法はないかと探され、再生医療の存在を知り当院を受診していただきました。 MRIでは両膝の内側・外側の損傷を認めました。また軽度の膝の拘縮を認めました。痛みのため膝の曲げ伸ばしができなかったため膝が硬くなっていたのです。膝を少し曲げた状態で歩いていただくと分かりますが、膝の裏の筋肉が硬くなり痛みが出現します。膝の拘縮も痛みの原因となるため、膝の痛みを治療する際には、膝の拘縮の予防・改善も必要です。 怖いことに膝の拘縮を長い間、放置するとリハビリしても戻らなくなってしまいます。このまま痛みを抱えた状態だと膝の拘縮が進行してしまいます。しかし除痛目的で縫合できない損傷の激しい半月板を切除してしまうと、変形性関節症に進行する危険があります。半月板を切除すると膝のクッションがなくなるため、軟骨のすり減りが加速してしまうのです。それに、手術をしたからと言って必ず痛みが取れるとは限りません。これに対して再生医療では半月板が修復・再生され、将来の軟骨のすり減りを予防できるとともに、痛みも取ることができ膝関節の拘縮の予防・治療につながります。 当院独自の培養シートによる培養と、冷凍せずにその都度培養する方法であれば、強い生命力の幹細胞を作ることが出来ます。この製法の幹細胞であれば、個人差はあるものの、ほとんどの方が手術をしなくても完治されている治療実績があります。もし生命力の弱い細胞であったら、痛みが残ったり、長期間の効果が認められなかったりと中途半端な治療結果となっていると思われます。このように半月板を残したまま膝の痛みを取るには、当院独自の強い生命力の持った幹細胞による再生医療がうってつけなのです。 MRI <治療効果>両膝に5000万個ずつ計3回投与+PRP 両膝に5000万個ずつの幹細胞を計3回投与しました。 その結果、半年後には左膝の痛みは投与前10段階中10であったのが0.5まで軽減しました。 今後も幹細胞は約半年ほど働き続けるので、まだ痛みの軽減は期待できるでしょう。最終診察時には大変満足された様子で、半月板が残っているので軟骨がすり減る心配がなくジム通いを続けられますと話していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=aGChJVs7024 https://www.youtube.com/watch?v=0uH8ui9jLg0 その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000723 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.05 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
手術の必要性はもう無くなったと実感 こちらの患者様は還暦を超えてからの誘引なく出現した左肩の痛みで、当院を受診されました。 数ヶ月前から気が付いたらいつのまにか痛くなっており、特に怪我をしたわけでもスポーツや仕事で酷使したわけでもなく、痛みが出現しました。また両膝も最近痛くて調子が悪い、自分も年を取ったもんだとご自身の健康状態に大変不安を持たれていました。 近くの整形外科でMRI撮影を行うと腱板の変性断裂、いわゆる加齢現象と診断されました。手術による縫合は入院期間が1〜2ヶ月、数週間の装具による外固定の後にリハビリが数ヶ月は必要と説明を受けました。さらに患者様は左肩の挙上と内旋方向への可動域制限もあり、外固定によりその可動域制限が悪化し術後のリハビリが長期間になるとも言われたそうです。 また、拘縮という後遺症が残り腱板断裂とはまた違う痛みが残る可能性があるということも言われたそうです。まだお仕事をバリバリされている患者様はそんなにもの長い間、肩の治療に時間を割くことはできないと、当院のホームページをご覧になり入院や外固定の必要がない幹細胞治療に興味をもたれ当院を受診していただきました。診察時、MRIで腱板損傷を認め、軽度ではありますが肩の可動域制限も出現していました。 当院では独自の輸送時や保存時に冷凍保存しない生き生きした幹細胞を投与することで腱板損傷の治療成績は手術の同等かそれ以上を誇っています。また手術と違って細胞投与後の外固定は全く必要ありません。投与後すぐにリハビリが出来るため、術前にあった可動域制限を悪化させることはありません。よってトータルの治療期間は手術と比べ短くて済み、仕事が忙しく治療に時間がさけない患者様にとってベストな治療法であると自信を持って幹細胞治療をお勧めしました。 投与一年後のMRIで腱板の再生を確認 <治療効果>左肩に5000万個細胞を計2回投与+PRP 5000万個の幹細胞の投与を2回行いました。それと並行して可動域訓練のリハビリも行いました。 その結果、投与後わずか1か月で投与前7であった痛みが1まで軽減しました。 幹細胞治療の効果を実感した患者様には、その勢いのまま最近不安を抱えている両膝の幹細胞治療も当院で受けていただくこととなりました。 患者様からは、還暦を過ぎ自分の健康状態に不安を持っていましたが、幹細胞治療があれば安心して生き生きとこれからの人生を歩んで行けますと語っていただきました。 私達は痛みが楽になった患者様から感謝の言葉を普段からいただいてはいますが、こちらの患者様のように肩に引き続き両膝の治療も受けていただいたことで、私達も患者様と同様に幹細胞治療の素晴らしさをより実感することができました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000474 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.10.17 -
- 肩関節の症例
- スポーツ医療の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
MRIで明らかな変化! こちらの患者様は、左肩の痛みに学生時代から苦しめられていました。ラグビー選手であった患者様は学生時代プレー中の怪我で腱板損傷を受傷してしまいました。 当時は腱板損傷の手術は関節鏡は使用しておらず、大きな傷を作って行う大手術であり、プロのラグビー選手でもないのでそこまでする必要はないと主治医から手術は勧められなかったそうです。その後、社会人になってからも左肩の痛みに耐えながら5年間もプレーを続けたそうです。そしてラグビー引退後も左肩の痛みを感じながら日常生活を送っておられました。 そんなある日、自転車で転倒して古傷の左肩の痛みが悪化してしまいました。近くの整形外科では腱板の断裂と診断され手術を勧められました。医療の進歩により、現在は関節鏡を使って行うので傷も小さく体への負担は少なくなっていると説明を受けたそうです。しかし患者様は、過去の経験から「腱板断裂の手術は大変である」というイメージを持ってしまっていたそうです。実際、手術時の負担は減ったとはいえ術後の数週間の装具による外固定、長期にわたる入院、リハビリ期間からも、手術に踏み切れずにいました。 そんな中、もっと良い治療法があるのではないかと探されていたそうです。その時に、当院での冷凍保存しない生き生きとした幹細胞を用いる治療により、腱板損傷の治療成績は関節鏡手術と同等かそれ以上であることをインターネットで目にして幹細胞治療に興味をもたれ受診していただきました。 診察時は安静時にも辛い疼痛が出現しており、腕を挙げる動作で激痛が走っていました。また夜間の痛みも強く、たびたび目が覚めてしまう、と大変辛そうに話していただきました。 痛みの程度は10段階中で最大の10であると自己評価されました。MRIでは腱板の中〜大断裂を認め、周囲に炎症が強いことを示す水が貯留していました。 投与一年後のMRIで腱板の再生を確認 <治療効果>左肩に2500万個細胞を計3回投与+PRP まずは2500万細胞の投与を2回行っていただきました。 投与後1年で10であった肩の痛みは5まで軽減し、辛かった夜間痛は無くなったと確かな効果を実感していただきました。 また投与後1年のMRIでは損傷部は改善され、しっかりとした腱板の再生が確認できました。今までの保険治療の常識がくつがえりました。 MRIでこれだけの変化が認められる理由は、当院の冷凍しない培養と独自開発シートによって作られた強い幹細胞が実現できたからです。 おそらく国内でこのようなMRIのビフォーアフターは当院初ではないでしょうか。それだけに、当院に治療に来られるほとんどの患者様のかかりつけ医師は、このような幹細胞の治療経験がなく腱板が再生されるという考えには至らないのが実情です。この治療経験を今後学会等で発表し広めていくことで世に認知させることが私の使命かと思います。 疼痛の軽減をたしかに実感していただけたことと患者様の目で実際にMRIにおいて腱板の再生を確認していただけたことから、さらなる治療効果を期待して、2500万細胞の投与をもう一度だけ行うこととしました。 その結果、3回目の投与後半年で安静時の痛み、肩の挙上時の痛みは完全に消失しました。 最終診察時には手術をせず注射だけで若い時から長年悩まされてきた痛みが完全に取れるとは正直思っていなかったと言ってくれました。痛みなく腕立て伏せもできるようになりました。当院で再生医療を受けて本当に良かったですと話して頂けました。 当初の予定より1回投与回数が増えましたが、患者様の痛みを完全に取ることができ、満足して頂けたので3回目の投与を提案させていただいた判断は間違って無かったと肩をなでおろしました。 https://www.youtube.com/watch?v=ZWTEy8cwUX0 https://www.youtube.com/watch?v=dkVYmSJqW_s その他の動画はこちらへ <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000376 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.10.12 -
- 肩関節の症例
- スポーツ医療の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
筋トレが再開できて嬉しい! こちらの患者様は、数年前から筋トレ時に右肩痛が出現している、過去に受けた左肩腱板損傷の手術後の痛みが悪化していると当院を受診していただきました。 最近は健康増進のためジムで筋トレを行う方が増えています。男性に人気の種目は分厚い胸板を目指しての大胸筋のトレーニングです。しかし大胸筋トレーニングは正しいフォームで行わないと肩を傷めるリスクが高いです。特に腕の軌道がバーによって制限されるベンチプレスや、大胸筋上部や三角筋に負荷がかかるインクラインベンチプレスなどは注意が必要です。せっかくジム通いをはじめたのに肩の痛みのため思うようにトレーニングが出来ない、しかし筋トレのためだけに大がかりな関節鏡手術までは受けられないといった患者様の当院への受診が増えています。 こちらの患者様も数年前からの右肩痛のため、思うように筋トレが出来ないとフラストレーションを抱えておられました。また以前受けた左肩腱板損傷の手術後の痛みが悪化しているとのことでした。 左肩の手術の際、関節鏡を使用したので傷は小さく体への負担は少なかったそうですが、術後の外固定が3か月、その後の手術と外固定で固まってしまった肩の激痛をともなうリハビリは6か月にもおよび、大変辛かったと話して頂きました。おかげで痛みは軽減し執刀医の先生やリハビリの先生には大変感謝してるものの、もう一度あの辛い思いはしたくないと、入院や外固定が必要のない幹細胞治療に興味をもたれ当院を受診していただきました。残念なことにあんなに苦労して治療した左肩のほうも最近また痛みが強くなってきているとのことでした。受診時のMRIは、右肩は腱板部分断裂、左肩は腱板の再断裂を認めていました。 当院では独自の冷凍せず培養する方法や、独自の培養シートを使用することで生き生きとした幹細胞を投与することができます。その結果、腱板損傷の治療成績は関節鏡と同等かそれ以上を誇っています。 また、擦り切れて短くなった腱板を強い張力でアンカーで元の位置に縫着する手術とは違い、幹細胞治療は擦り切れて薄くなったり短くなった腱板自体を再生させるので再断裂の心配はありません。細胞採取の際は局所麻酔下で下腹部から1cmほどの傷を用いて米粒2〜3粒ほどの脂肪を採取するのみで、体への負担が手術に比べてはるかに少ないです。そのことをお話しして、是非当院の幹細胞地治療を両肩とも受けたいと言ってくれました。 投与一年後のMRIで腱板の再生を確認 <治療効果>右肩に5000万個細胞を3回、左肩に5000万個細胞を2回投与+PRP 右肩には5000万個細胞を3回、左肩には5000万個細胞を2回投与しました。 投与後4か月で、両肩とも痛みは消失しました。 その時から肩への負担が少ないダンベルプレス、ペクトラルフライなどの種目はやっていただくこととしました。投与後1年のMRIでは、両肩ともに薄かった腱板が分厚くなっていることが確認できました。 最終診察時に患者様には分厚くなった胸板によってトレーニングの成果を見せていただくとともに、投与前には全く出来なかった腕立て伏せが30回できるようになったと嬉しそうに話していただきました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000548 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.09.28 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
右上肢の機能回復しボールが投げられるようになる こちらの患者様は1年前に脳梗塞を罹患され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。 具体的な後遺症は、右肩の動かしにくさと右上肢しびれです。それに加え目の奥に痛みも持たれていました。特にこの目の奥の痛みは医療関係者に訴えてもわかってもらえず、痛み自体の辛さと理解してもらえない辛さを二重で味わっているそうです。さらに脳梗塞を発症して1年が経過して神経の回復も止まってしまい、不安を抱えていたそうです。効き手である右肩にもう少し力が入り、右上肢のしびれ、目の奥の痛みが少しでも軽減するのであればと再生医療を希望し当院を受診していただきました。 脳卒中や脊髄損傷後の残存するしびれ・痛みに対しては、内服薬の服用などの対処療法を行いますが、その効果は限定的な場合が多いです。知覚障害は、運動麻痺と比べ些細な問題と捉えられがちですが、知覚障害を抱えている患者様にとっては深刻な問題です。また脳卒中の慢性期に入った患者様の筋力を回復させる手段は現実的にはリハビリしかありません。しかしリハビリの効果も限定的になる場合が多いです。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により、筋力低下や知覚障害などの脳卒中の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。私達も脳卒中の幹細胞治療の黎明期から積極的に幹細胞治療に取り組みはじめました。 さらに投与する幹細胞自体にもこだわりをもっています。当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。より生存率の高い幹細胞を投与することで、後遺症から回復をより促進できるのではと考えています。2024年からは、厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。 脳動脈血管造影検査 投与後、明らかに画像の青い部分の血管が再生されているのを確認する。 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を3回、合計3億個細胞を点滴投与しました。 1回目の投与後わずか1か月で、右肩の可動域が改善し力が入るようなりました。半年後には右肩の筋力は脳梗塞発症前の状態にほぼ戻ったと言っていただけました。 さらに1年後には右手でボールを投げることができるようになり、辛かった右上肢のしびれと目の奥の痛みも3分の1まで軽減しました。 そしてかかりつけの脳神経外科で脳の血管造影検査を受けたところ、血流が途絶えていた領域に再生した血管が確認できたとのことでした。その画像を当院まで持参して見せていただき、検査した脳神経外科の先生も驚いていたと話していただきました。 私達も幹細胞治療の結果を画像を通して客観的に見ることができ、その効果を実感できてうれしく思いました。 厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現 2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000712 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.09.26 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
右肩腱板損傷に対する幹細胞治療で腱板が再生! こちらの患者様は2か月前から急に出現した右肩の痛みで、当院を受診していただきました。 近くの整形外科の肩専門医を受診し、MRI撮影で腱板断裂と診断されました。関節注射、投薬やリハビリでの改善は見込めないということで、すぐに関節鏡手術を予定されたそうです。 腱板損傷は最初は小さな断裂からはじまりますが、それを放置しておくと徐々に断裂部位は大きくなり、最後には縫合が不可能になってしまいます。縫合が不可能な大断裂・広範囲断裂の場合には大腿部から筋膜を採取して橋渡しをしたり、人工関節が必要になってしまう場合があります。特に50代の若い患者様の場合には、今後の長い人生の中で大断裂に進行してしまう可能性が高いので、肩専門医は手術を勧めたのだと思います。 しかし以前に患者様は当院のYouTubeを見ていただいており、再生医療を思い出し当院を受診していただきました。 関節鏡による手術は傷口は1㎝ほどのものが数か所だけですみ、体への負担は少ないです。しかし手術後は数週間の装具による患部の固定、装具を外した後は数か月のリハビリ、入院も必要になります。また手術の際には感染のリスクや全身麻酔の合併症もあり、術後の装具固定により肩関節の拘縮という合併症や、縫合した腱板の再断裂のリスクもあります。せっかく腱板が縫合されて繋がっても拘縮の痛みが出てしまい、以前よりも痛くなることもよく見られます。 一方、当院の腱板損傷に対する幹細胞治療の効果は手術と同等かそれ以上であり、さらに治療のための入院は必要なく日帰りで大丈夫です。何よりも縫合せず腱板を再生させるため、再断裂という心配はなくなります。 具体的な方法は、下腹部から1㎝程の創で米粒大の脂肪組織を2粒から3粒ほど局所麻酔下に採取し、その中にある脂肪幹細胞を分離及び培養し、エコーガイド下に損傷下腱板に注射します。入院、外固定、リハビリはもちろん不要です。関節鏡と比べ多くの利点があることから、幹細胞治療を選択していただきました。 当院では数多くの腱板損傷の幹細胞治療を行っていますが、明らかに手術するよりも好成績となっており、一人でも多くの方にこの治療を知っていただきたく日々努力をしております。 MRI MRIでは棘上筋腱の上腕骨付着部での部分断裂を認めました。白くなっているところが損傷部位です。肩峰下滑液包に液体貯留を認め炎症が強いことが示唆されました。 Before MRIで腱板が白くなっており形も不整となっている After MRIで白いところが縮小し腱板の形も整っている <治療効果>2500万個の幹細胞投与を計3回+PRP 2500万個の幹細胞投与を計3回を行いました。 初回投与後3か月で痛みは10段階で投与前10点であったのが5点に軽減しました。初回投与から1年後にはすっかり痛みが取れて0点になっていました。 幹細胞治療で満足いく治療効果が得られた患者様にはお知り合いやご家族にも幹細胞治療をお勧めしたいと言っていただけます。しかし幹細胞治療の効果は100%ではありません。幹細胞治療の不確実性を理解いただいている誠実な患者様は、手放しで他の人にはお勧めできないともおっしゃられます。 こちらの患者様には幹細胞治療の不確実性を踏まえた上で旦那様に幹細胞治療をお勧めしていただき、旦那様も治療を受けてもらうことになりました。初回投与後1年に旦那様の幹細胞治療で付き添いに来ていただいた際、お話を聞くと肩の痛みはすっかり良くなったと言っていただけました。さらに他院で撮影したMRIを持参していただき再生した腱板を確認することができました。 旦那様も奥様同様に満足いただける治療効果が得られることを願っています。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000624 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.09.11