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- 肩関節の症例
- PRP治療の症例
肩の痛みと肩の動きの制限に20年以上悩まされていた 学生の頃に野球のピッチャーをしていて右肩を痛めてしまってからその後も数年痛みが続く。27歳の時に病院で肩の腱が傷んでいるため関節鏡という手術を受けるも痛みが軽快せず。 本人はもう肩の痛みは治らないんだと諦め、そのまま20年以上も痛い状態で我慢していたとのことです。 今回はたまたま当院のホームページを見てくださり来院されました。カウンセリングでの診察ではやはり肩の関節の動きに制限があり、MRIでは軽度の腱損傷を認めました。 一般的な治療だと1年以上かかる 今の状態で保険診療の枠での治療となると、定期的にヒアルロン酸などの注射をして、週に3日以上のリハビリをしたとしても約1年以上はかかります。しかし、 現時点で日本ではおそらく当院しかされていないハイブリッドマニピュレーションを行うことで、1日でほぼ9割以上は改善するのです。 ハイブリッドマニピュレーションとは? ハイブリッドマニピュレーションとは再生医療➕マニピュレーションのことを言います。では、マニピュレーションの説明からしますね。 四十肩や五十肩、肩の怪我の後の関節の固まり、肩の手術後の関節の固まりや痛みに対して、既存の治療として、マニピュレーションという治療方法があります。 どういうものか具体的に言うと、まず病院に行って、診断を受け手術して全身麻酔をかけて眠りに入ってから肩関節をグッと動かして固まりを剥がすのです。要するに麻酔をかけて肩をグッと動かすことをマニピュレーションと言います。 そして、全身麻酔していることから約1日は入院しなければなりません。こう聞くととても大変そうですね。 当院では日本でも数件しか行われていない方法で麻酔をします。まずエコーを使いながら、肩につながる頚椎の神経だけを麻酔します。そうすることで肩から腕にかけての麻酔をします。その後腕を動かして関節の固まりを取り除きます。 入院の必要も全身麻酔の必要もありませんので、体への負担は少ないです。約2時間ほどで全て治療終了となります。 そして、既存の治療と大きく違うところは再生医療を行うというところです。つまり、マニピュレーションを行なって肩の固まりを取った後に、肩の腱の損傷具合をみて幹細胞や高濃度ACti-PRPを注射するのです。 既存のマニピュレーションだけでは、一度関節の固まりがとれても、関節がくっついていた組織が剥がれた後、それが治癒するまで時間がかかるわけですから再び痛みが出たり、それによって肩が動かせなくなる時間が長いためせっかくマニピュレーションしても再び関節が固まることがよくあるのです。 そこに再生医療を組み合わせることで、剥がれた組織の回復を早め、また損傷していた腱なども修復されるため治療の効果はとても高くなります。もちろん、この治療に痛みはほとんど無いないので安心してください。 一回のハイブリッドマニピュレーションでほぼ完治 この患者さんはマニピュレーションした後、ActiーPRPを注射を行いました。治療した次の日には20年以上の痛みがすっかり取れて肩関節の動きもほぼ正常になったと大変喜ばれました。 反対の左肩も五十肩で痛みがあるので、次回治療の予約もしてくださいました。この再生医療という素晴らしい治療法によって今まで私の外来の経験から約1年以上もかかる肩の関節の治療が、たった1日でほぼ完治するのを目の当たりにして、改めてこの再生医療に出会えたことに感謝しております。 この再生医療で糖尿病や肝臓疾患、脳卒中そして変形性ひざ関節症など多岐にわたり、今までの治療ではあり得ないほどの効果が多く見られています。もし、気になるようであれば一度お気軽にお越しください。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID000067 監修:院長 坂本貞範
2019.11.20 -
- 股関節の症例
- ひざ関節の症例
- PRP治療の症例
足の関節症・当院独自の高濃度Acti-PRPの注射で痛み激減 変形性ひざ関節症と変形性股関節症の症状が重なっていて、長距離歩行はとても困難で階段も辛い状態で来院されました。 早速、抗凝固剤が入っておらず、日本で認可された唯一のPRPを使用して右の股関節と両膝に注射をしました。 注射を打ってから数日で効果が現れはじめ、2週間もすれば、もともと10あった痛みが3に減少しました。股関節とひざの痛みが軽快したことにより歩行はグンと楽になりましたと喜ばれています。 PRPの有効期限は? よく患者さんに聞かれるのは、PRPの注射をした後どのくらいの期間持つのですか?何回打たないといけないのか?という質問です。 まず、PRPの効き目について、関節の変形が強いほど注射の効果は弱いということです。もちろん個人差はあります。注射の回数も関節の変形が強いほど多くなります。 では、どれくらい持つのか。これも個人差があります。2ヶ月で痛みが戻ることもあるし、半年以上も効果が継続している人もいます。ただ、ヒアルロン酸の注射は全く効かなくていよいよ人工関節の手術を勧められている状態で、PRPの注射をして半年以上も痛みが軽快しているということは今までの保険治療ではあり得ない話でした。 この効果に私を始め整形外科の医師たちは皆さん驚かれ、最近では学会で数多くのPRPに関する治療結果の発表が見受けられます。 この痛みが軽快しているうちに筋力トレーニングなどのリハビリを行うことによって、もっと痛みのない期間が長くなるでしょう。 当院ではひざ関節以外にも、日本でも数少ない股関節や肩関節の再生医療も行なっておりますので、関節の痛みのお悩みがある方は一度カウンセリングにお越しくだされば、適切な治療をさせて頂きます。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.11.10 -
- 美容・肌再生医療の症例
- PRP治療の症例
PRP治療・目の下のクマを取りたい 最近、目の下のクマが気になるということで当院独自の高濃度ACTI-PRPを行いました。 まず水光注射で顔全体にまんべんなく高濃度PRPを皮下0.8mmのところに注入します。その後、気になるクマのところにマイクロカニューレで注入しました。麻酔クリームを塗るので殆ど痛みは感じられません。 ダウンタイムも1〜2日ほどで、殆ど跡も残らない状態となります。注射後1週間ですが、早くもクマが薄くなった実感があったので報告します。 確かにクマの部分全体がふっくらとした感じがみられ、クマのシワが目立たなくなっていますね。まだ、注射して1週間なのでこれからまだまだ張りが出てくると思われます。今後も経過を追ってまた紹介したいと思います。 処置方法:顔全体に麻酔クリームを塗り、水光注射による顔全体PRP ほうれい線のPRP 副作用:内出血、熱感、痒みなどの可能性を説明 費用:16万5千円(税込) ID000033 監修:院長 坂本貞範
2019.10.22 -
- 肩関節の症例
- PRP治療の症例
肩腱板損傷に対して高濃度PRPで劇的に軽快 数年前から左肩が痛くて思うように挙がらず当院に来院する。初めは、ヒアルロン酸とリハビリ加療にて少しはマシになっていましたが、やはり肩の痛みで腕が思うように挙がらず。これでは日常生活も困難ということでPRPを4回行う。 日本で唯一の抗凝固剤の入っていない高濃度PRP PRP4回でかなり回復するも、まだ、上の物を取ったり服を着たりするときに左肩の痛みが残る。 そんなとき、日本初の抗凝固剤の入っていない当院独自の高濃度PRPの認可が取れ、それを注射することにしました。普通、PRPというものは、必ず、抗凝固剤が入っています。当院の使用しているPRPにはそれが入っておらず、ご自身の血液だけを純粋に使用したもので、高濃度のPRPであることから、普通のPRPの10倍以上の効果があります。 この方も、一般のPRPを4回しても治らなかった痛みが、なんとこの高濃度ACTiーPRPを1回注射するだけで、劇的に痛みが改善されました。私もこの高濃度PRPの威力には驚きました。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000012 監修:院長 坂本貞範
2019.10.21 -
- 股関節の症例
- PRP治療の症例
PRPで股関節痛が軽快する 数年前から両股関節痛があり、長距離の歩行が困難でした。PRPの治療希望で当クリニックに来ていただきました。 レントゲンを見ればおそらく殆どの整形外科医は、痛みが強ければ人工関節を勧めるでしょう。私も再生医療と出会う6年前なら患者さんにはそう勧めていたでしょう。 股関節の変形は強く末期の状態で、脚の長さも右の方が数センチ短くなっている状態でした。 事前にPRPでどこまで良くなるのかは個人差もあり、末期であるためやってみないと分からないことは伝え、しっかりと理解していただきPRPの注射を行いました。 エコーを使い両股関節のPRPの注射 股関節は膝関節と違い、ヒアルロン酸の注射はなかなか効きません。さらに関節自体、体の深い所にあり、クリニックではエコーを使った注射が出来るところも殆どない状況です。 PRPの注射は、私の今までの経験からして膝関節もよく痛みが取れますが、股関節にはそれ以上効いてくれる印象です。 両股関節の1回目の注射で、痛みの程度は左股関節は半分以下に、右股関節は3分の1に軽快しました。 その後左股関節は調子が良かったのですが、右股関節の痛みが3分の1から少し強くなってきたため、今回は右股関節の2回目のPRPを行いました。 再生医療にはリハビリがとても大事! 当院では再生医療後のリハビリを必ず勧めています。遠方の方は、家の近くでストレッチをしてくれるクリニックや整骨院に通うことを勧めますが、どのようなストレッチがいいのかわからないので、実際、当院に再生医療に来られた際には専門のリハビリスタッフによるリハビリを体験していただいております。 今回の方も、PRPとリハビリの後はかなり痛みは軽減され、喜んで帰られました。 <治療費> PRP治療 1回16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.10.17 -
- 肩関節の症例
- PRP治療の症例
五十肩のPRP治療|左肩が痛くて上げることができない 特に原因がなく左肩を上げることができなくなり、寝るときも左の腕の痛みや痺れがある。ヒアルロン酸やステロイドの注射ではなかなか痛みが取れないということで、PRPの注射を行う。 痛めている場所にエコーでピンポイント注射 今後、様子を見ながら必要ならPRP注射の追加をしながら様子を見る予定です。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.10.12 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
腱板損傷・PRP治療/肩関節はなかなか治らない! 長い間、腕が上がりにくく、いままでの治療では良くならなかった70代女性 長年、ヒアルロン酸 ステロイドの注射 リハビリ 鍼灸とできる限りの治療をしてきたが、いまだに腕を上げると肩が痛くて日常生活が困難ということで当院でPRP治療を行うこととなる。 PRPの注射で嘘みたいに腕が上がる 私も長い間、外来で肩の患者さんを沢山診てきて、一番思うことは肩はなかなかよくなりにくいということです。 膝と違い、ヒアルロン酸で痛みが急に良くなることが少なく、また肩は拘縮と言って、肩の関節が鉄がサビて固まるように、関節が動きにくくなってしまうのです。 このサビをとるために、毎日リハビリしても半年以上または一年以上もかかる方は沢山いました。 五十肩と、肩の腱を痛めた肩腱板損傷の原因は違いますが、症状は良く似ており、この肩腱板損傷は外来で見逃されることが多く見られます。 MRIを撮るとよく判別がしやすいです。 この方もMRIで肩の腱板という大事な腱が損傷していました。 この腱は腕を上げる時の初動動作で働く大事な筋肉です。よく五十肩と間違えられ、それに対する治療をしていても全然良くならない時、MRIを撮ってみると腱板損傷だった、ということはよくあります。 腱板損傷であれば、腱の損傷が治らないといつまでも痛みは治まりません。従来の治療では、痛みが治らなければ関節鏡を使った手術が必要です。 傷が小さくてすむのでいいのですが、後のリハビリと固定が大変です。最低2ヶ月は日常生活は困難となり、仕事復帰もかなりの期間がいるでしょう。 PRPなら術後のつらいリハビリがいらない! PRPなら注射だけでの治療となります。もちろんリハビリは必要ですが、仕事しながら通院可能です。 PRPでも治らなければ幹細胞で腱の再生を! やはり幹細胞治療が一番効果があります。PRPとは根本的に治療法が違います。 PRPには炎症を抑える効果はありますが、腱の再生はできません。 一方、幹細胞はいろんな組織に変化できるため、腱そのものに生まれ変わり、損傷した腱を再生できるのです。 これは、最先端の治療で厚生労働省に認可が必要です。当院でも多くの肩関節の治療で幹細胞を行ってきましたが、これにより手術しなくて良くなった方が沢山おられました。 今後、幹細胞治療やPRP治療は、肩腱板損傷に対する治療に大きな進歩となるでしょう。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.09.23 -
- 美容・肌再生医療の症例
- PRP治療の症例
PRPによる皮膚再生医療 目の隈と目尻のシワが気になると言うことで水光注射によりPRPとほうれい線、目尻のシワ、首のシワ に対してカニューラという特殊な針を使い施術を行いました。 PRPをしてその後から顔全体に張りが出て、すでにシワが薄くなってきました。 ダウンタイムも殆どなく、痛みもなく喜んでいただけました。麻酔クリームを使用しているため痛みも殆ど感じなかったとのことです。 1ヶ月後には目の下のクマや目尻のシワも目立たなくなってきています。 PRPは2ヶ月目ごろからどんどん効果が現れてくるので、これからが楽しみと仰っていました。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状により採血などの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.08.29 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
肩の腱板損傷に対して脂肪幹細胞治療を行なったその後 前回紹介した肩の腱板損傷に対しての幹細胞治療をしたその後の経過を報告します。 PRPを2回行なったのですが、まだ腕を上げるときに痛みが残るとのことで、幹細胞治療を追加されました。 幹細胞の投与をしたあと1週間後から徐々に痛みが和らぎ、1ヶ月後には、腕を上げるときの引っかかった感じの痛みも消失しました。 幹細胞投与前と投与後の写真でもわかるように、投与2ヶ月後はほぼ正常の関節の動きを得ています。 このように、肩の腱板損傷があるからといって必ずしも関節鏡をしなくても良いのです。なんと70歳以上になると7割の方が肩の腱板が切れているのです。そして、完全に腱板が切れている方の50−70%は症状がなく腕も上げることができるのです。 要するに、痛みがなければ、そして腕が上がれば手術の必要がないのです。そして、痛みがある方は再生医療により腱の修復と痛みの改善ができる可能性が高いので、わざわざ手術をする必要はないのです。 中には、ほとんど痛みがなく、腕が上がるのにも関わらずMRIで腱板が損傷しているからといってすぐに手術を勧める先生もよくおられますが、痛みがなければ手術を急ぐ必要はないと思われます。 ただ、40歳以下でスポーツや外傷などで腱が損傷した場合は、将来的に腱の損傷が拡大してくる可能性が高いため、予防として手術をする場合はあります。 今後、再生医療で痛みが軽快したこの方は、当院でのリハビリと指導した筋力トレーニングでさらなる改善を目指していきたいと思います。 投与したときの前回の症例紹介 https://www.youtube.com/watch?v=NocAz15I3Sc&t=91s その他の動画はこちら <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.07.20 -
- ひざ関節の症例
- PRP治療の症例
膝の痛みにPRP治療 変形性膝関節症で膝の痛みが辛い 以前から膝の痛みがありヒアルロン酸の注射をしても2日でまた痛くなり 歩行も困難なためPRPを行いました。もともと人工関節をすすめられていましたが、手術は避けたいとの事。 PRPは自分の血液から作られるものでありアレルギーや拒絶反応はほとんど無いので安心して受けられます。 採血をしてPRPを分離する PRP5回投与 このかたは、5回注射をして痛みは軽減され歩行も楽になって喜ばれました。 効き目にはもちろん個人差があります。また、効果の持続性も異なります。 膝の関節変形が強く、PRP後にまた痛みが再発した時は、幹細胞培養による再生医療の方が軟骨再生もされるのでオススメです。 PRPを関節内投与 PRPの入った注射 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.03.11 -
- ひざ関節の症例
- 半月板の症例
- スポーツ医療の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
現役プロスポーツ選手の膝の症例 元日本代表の選手が来られました。三浦知良選手、ラモス選手、武田選手たちが日本代表の中心メンバーであった時代にミッドフィルダーとして活躍されていました。サッカーといえば膝の怪我はつきもので、橋本選手も今までも何度も膝を痛めてきた経緯があります。 橋本選手としては、できるだけ長く現役で活躍したいという思いが強く、当院に来られる2年ほど前まではレギュラーでピッチに立っていました。しかしここ2年間は膝の痛みでほとんどフル出場はできない状態でいました。 来院し診察したところMRIの画像でもはっきりと軟骨の減少と半月板の損傷を認めました。さらに、膝周りの筋肉もすこし萎縮していました。膝の痛みのある方はみなさん必ず筋肉は萎縮しています。 簡単にいうと筋肉の力が低下しているのです。さらに、痛みが長引くと拘縮といって関節が固まる症状が見られます。この拘縮を放置すると2度と元に戻らなくなりますので注意が必要です。当院では、再生医療に加えて、膝の現状を診察した上で最適な治療方針を決めていきます。 MRI上で軟骨再生認める 幹細胞は3回投与としました。1回目は1000万個とprpを投与しました。投与して1週間目から痛みが軽快し、かなり早い回復経過が見られました。その後も徐々に痛みが取れて筋力トレーニングとストレッチを指導しながら行なってもらいました。 1ヶ月後、1億個の幹細胞を投与。もうこの時点ではボールを使った練習をされましたが痛みも出ずに安定しておりました。その1ヶ月後に3回目の幹細胞を1億個投与しました。 当院では冷凍せずに培養する方法で幹細胞がつくられます。 そうすることで、質の高い生き生きした細胞が投与でき治療効果も高くなります。さらに、幹細胞の数に関しては1億個の幹細胞も投与でき、やはり数が多いほど効果は高まります。 その後は徐々に痛みは軽くなり、約3ヶ月後には激しい試合にも参加できるほどまで回復されました。 現在はプロ選手として試合に出場し第一線で活躍しておられます。 幹細胞治療を受けて1年後の経過はこちら https://youtu.be/t_9-d2e-2GI その他の動画はこちらへ <治療費> ・関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) ・投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
2019.03.06