30年続いた股関節痛から解放! 左変形性股関節症(臼蓋形成不全) 50代女性
公開日:2025.08.04
目次
20代から30年続いた股関節の痛みが改善
「20代から続いていた痛みから解放されて嬉しいです。しばらくは人工関節の手術は受けなくてよさそうです。」50代女性の患者様が、治療から1年後に痛みのレベルが10段階中7から1になり、安堵の表情でお話しくださいました。
20代から続く30年間の股関節痛から、いったいどのような治療で解放されたのでしょうか。
治療前の状態
この患者様は、20代の時からの左股関節痛で困っていらっしゃいました。
- 20代に整形外科で臼蓋形成不全に伴う初期の変形性関節症と診断
- 手術は受けることなく現在まで過ごしていたが、最近痛みが強くなってきた
- 人工関節置換術の話も出てきているが、まだ50代のため60代まで回避したい
医学用語で臼蓋形成不全と呼ばれる、股関節の形成不全で、骨頭への臼蓋のかぶりが浅い状態のため、50代という比較的若い年齢で、末期の変形性股関節症に進行したものと思われます。
臼蓋形成不全による変形性股関節症では、若い時期に発見された場合には、予防的に骨盤の骨を切って、臼蓋の屋根をかぶさるようにする、骨切り術が行われる場合もあります。しかし、末期まで進行した場合は、人工関節手術が選択されます。いったん人工関節になると、耐用性の問題などから、アクティブな活動がかなり制限されてしまうため、高い生活の質を確保するという意味では、人工関節までの時間を延長することはかなり意義のあることです。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




当院では、高齢の方や末期の変形性関節症に対しても、積極的に治療を行い、患者様に満足のいく治療効果をもたらしてきました。この成果は、当院の「細胞の質と量へのこだわり」と「関節内ピンポイント注射」によるものと考えています。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
<治療内容>左股関節に1億個細胞を1回投与+PRP
左股関節に1億個の幹細胞を1回投与いたしました。
治療後の変化
- 左股関節の痛みが10段階中7から1へ劇的改善
- 日常生活での痛みをほとんど感じない
- 自分の脚で歩行継続
- 車椅子・寝たきり生活の回避
- 高齢でも生活の質を維持
投与後1年で、投与前10段階中7であった痛みが1となりました。変形性関節症の軟骨破壊は、炎症と軟骨などの組織変性によって進行しますが、炎症を抑えると共に、変性・損傷した軟骨を再生することで、人工関節までの時間を延長できました。
唯一、関節内の抗炎症作用と軟骨組織修復・再生作用を持ち合わせるのが、幹細胞を用いた再生医療です。30年間続いた痛みから解放され、患者様にとって大変意義のある治療効果を得ることができました。
人工関節を勧められて回避したい方にも、再生医療による治療の可能性が広がっています。痛みなく過ごせる期間を提供し、高い生活の質を確保できる治療法です。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範