症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

頚髄損傷 幹細胞治療 50代女性

公開日:2025.07.18
頚髄損傷

交通事故から4年 – 筋力検査が最高評価まで回復!

50代の患者様は、4年前の交通事故による頚髄損傷の後遺症から劇的に回復しました。幹細胞投与直後から、指の動きがスムーズになり、徒手筋力検査(MMT)では上下肢すべてが最高評価の5に回復しました。

頚髄損傷

 いったいどのような治療で、受傷後4年経過した頚髄損傷がここまで改善したのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 第4/5頸椎脱臼による頚髄損傷
  • 四肢の不全麻痺としびれ
  • 筋肉の拘縮が進行中
  • 週2回のリハビリとボトックス注射継続

この患者様は、交通事故により頸椎が脱臼し、同時に頚髄も損傷されました。緊急手術と半年間のリハビリで日常生活は可能になりましたが、四肢の不全麻痺としびれが残存し、筋肉が徐々に硬くなる拘縮にも悩まされていました。

頚髄損傷の後遺症に対する保険診療では、リハビリテーションと対症療法しかありません。受傷後4年経過すると、神経の自然回復は完全に止まり、むしろ拘縮により、症状が悪化していきます。ボトックス注射も一時的な効果に留まります。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
脊髄損傷の患者様は、手足の麻痺だけでなく、感覚の麻痺や排尿・直腸障害などの症状も出ることが多いんだよ。これらの症状によって、日常生活に影響を及ぼしてしまうこともよくあるんだ。
幹細胞治療で神経が再生されれば、そういった機能の改善も期待できるんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り!当院の治療では、運動機能だけでなく感覚機能や自律神経機能の改善も目指し、患者様の生活の質向上に取り組んでいるんだ。『脊髄腔内ダイレクト注射』なら、脊髄の損傷部に直接注射するから、神経の再生や修復の効果が高くなるんだよ。

 

当院では、損傷した神経細胞へ、より多くの幹細胞を届け、修復を促したいとの思いから、幹細胞を脊髄くも膜下腔内へ直接投与する「脊髄腔内ダイレクト注射」を行なっています。投与された幹細胞は、循環している髄液に乗って、損傷した神経にたどり着くのです。

 

脊髄腔内ダイレクト注射

また、当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により治療効果がさらに向上することが示唆されています。

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。痺れ・痛み・後遺症 脊髄損傷 の再生医療

 

 MRI所見

頚髄損傷
 
MRIにて頚椎に神経損傷がみられます。
 

<治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計3回投与、1億個細胞の点滴を1回投与

この患者様には、脊髄くも膜下腔に2500万個細胞を3回投与、そして、1億個細胞の点滴投与を1回行いました。

 

 治療後の変化

  • 投与直後から指の動きが改善
  • 背中と太ももの筋肉が柔軟に
  • 筋力検査:5(最高評価)
  • 拘縮の進行が停止

わずか1か月で、劇的な改善を認めました。「投与直後から指の動きがスムーズになりました。背中と太ももの筋肉が柔らかくなりました。」とご報告がありました。

頚髄損傷

徒手筋力検査でも上肢、下肢の筋力すべてが術前4から最高評価の5に回復していました。

頚髄損傷

こちらは、医師が手を置いて、脚の筋力を確認している様子です。

2回目投与後には、腹筋もついてきたとのことで、治療効果に大変驚いておられました。

受傷後4年経過していても、幹細胞治療により「動ける身体」を取り戻せる可能性があります。こちらの患者様も、諦めかけていた機能回復への道が開かれました。

あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

 

 

 

 

<治療費>  
幹細胞 硬膜内注射と点滴1億個(1回)
462万円(税込)  
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

脊椎損傷のお悩みに対する新しい治療法があります。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

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