脊髄動静脈奇形 幹細胞治療 60代男性
公開日:2025.04.2830年来の後遺症が、幹細胞投与の翌日から劇的に変化!
60代の患者様は、20代の時に発症した脊髄動静脈奇形による、クモ膜下出血が原因で、四肢麻痺に苦しんでこられました。
これは、30年以上続いた四肢麻痺から、たった1回の治療の翌日に「右足が上がる」「指が伸びる」「肩が動く」という驚くべき変化を経験された患者様の物語です。長い間諦めていた日常動作が、わずか24時間で改善するという希望を、ぜひご覧ください。
「以前よりスムーズに指が伸ばせるようになった」と語られる患者様。
このような劇的な変化は、一体どのように実現したのでしょうか?
脊髄動静脈奇形について
脊髄動静脈奇形とは、動脈が毛細血管を介さずに、直接静脈と連結している、先天的な血管の異常です。通常、動脈の高い血圧は、毛細血管を通過する際に、徐々に減少しますが、動静脈奇形では、壁の薄い静脈に、直接高圧の血液が流れ込むため、静脈が破裂したり、異常に膨張したりします。この患者様の場合、出血による血腫や、膨らんだ静脈が、脊髄神経を圧迫し、重度の神経麻痺を引き起こしていました。
従来の医学では、神経損傷の回復は、発症から約1年で停止し、それ以上の改善は望めないとされてきました。特に、30年以上経過した慢性期の神経障害に対しては、効果的な治療法がありませんでした。
リペアセルクリニックの特徴
- 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上)
- 10,000例以上の豊富な実績
- 独自の分離シートによる高品質な幹細胞の提供(化学薬品、添加物不使用)
- 患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
- 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化
- 脊髄腔内ダイレクト注射: 幹細胞を脊髄腔内に直接投与する、独自の方法で効果を最大化
当院では、国内でもほとんど行われていない、脊髄腔内ダイレクト注射という、特別な投与方法を提供しています。脊髄損傷治療においては、損傷部位に、直接幹細胞を届けることのできるこの方法が、特に良い効果を示すことが、経験から分かっています。
また、脂肪由来の幹細胞を用いることで、骨髄由来の幹細胞と比較して患者様の身体的負担を軽減しながら、生存率の高い、活性の高い細胞を大量に培養することが可能になりました。幹細胞は、冷凍せずに使用するため、投与時の細胞の状態が最良に保たれています。
リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見

<治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計2回投与
2500万個細胞を、合計2回、脊髄腔内に直接投与いたしました。
治療後の変化
- 投与翌日からの体幹の筋力向上
- 右足の挙上が可能になり、歩行の安定性が向上
- 拘縮していた右手の指が伸展可能に
- 右肩の挙上機能が回復
- 転倒リスクの著しい低下
右下肢の詳細な評価を行っている様子です。
特筆すべきは、30年以上続いた慢性期の神経障害に対して、わずか1回目の治療翌日から、これほどの劇的な変化が現れたことです。患者様ご自身も驚かれ、喜びのお電話をいただいたほどの効果が現れました。長年「これ以上の回復は望めない」と諦めていた機能が、再び戻り始めるという希望が生まれたのです。
点滴治療においては、リペアセルクリニックでの、1億個と2億個の両方の投与経験に基づくと、2億個の一括投与が、より効果的であることがわかってきました。当院では、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。
長年の神経障害でお悩みの方、「もう回復は望めない」と諦めていた方も、希望の光はあります。あなたも、新しい可能性に向けて、一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。
<治療費>
幹細胞 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
脊椎損傷のお悩みに対する新しい治療法があります。
再生医療医師監修:坂本貞範