脳出血(右視床下部) 幹細胞治療 70代男性
公開日:2025.04.09すべての筋力が正常まで回復し、歩行や立ち上がりが安定!
突然倒れて救急搬送され、右視床下部出血と診断されてから3年。急性期治療とリハビリを経て退院されたものの、左半身の麻痺が日常生活に大きな支障をきたしていました。歩行時には装具が必要な状態で、左半身のしびれに対して、内服薬を継続されていました。
治療前の状態
- 3年前に右視床下部脳出血を発症
- 左半身麻痺が後遺症として残存
- 歩行時には左足に装具が必要
- 左足と左顔面にしびれがあり、内服薬が手放せない状態
- リハビリ5ヶ月後も後遺症の改善が完全に停滞
後遺症の改善は完全に停滞し、少しでも回復させたいという思いから、再生医療による治療法を探されていました。
リペアセルクリニックの特徴
- 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上)
- 10,000例以上の豊富な実績
- 独自の分離シートによる高品質な幹細胞の提供(化学薬品、添加物不使用)
- 患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
- 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化(1億個から2億個へ進化)
近年、幹細胞を使った再生医療により、脳卒中の後遺症が改善した症例報告が増えています。リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症改善だけでなく、弱くなって再出血を起こす危険のある血管を修復し、再発を予防する効果も重視しています。脳出血の再発率は、1年以内に25%、5年以内に50%と高確率であるため、後遺症回復と再発予防の両面からアプローチしています。
当院では、神経再生のために、脂肪由来の幹細胞を使用しています。脂肪由来幹細胞は、大量培養が可能で、神経だけでなく血管などの組織も再生し、再発リスクを低減します。また、患者様の体への負担が少ないことも利点です。当院の幹細胞は、冷凍保存せずに培養するため、投与時の生存率が96%以上と高く、化学薬品を使用しない無添加の状態で提供しています。
当院では、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果を最大化へと導きます。
当院では、1億個投与と2億個投与の両方の経験を有しており、その治療経験から得られた知見として、2億個の一括投与により、体内での幹細胞の働きが高まり、治療効果の向上につながっていることがわかりました。
リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
MRIで、右視床の出血後変化を認めます。
<治療内容>2億個細胞を計3回投与
こちらの患者様には、2億個の細胞を3回点滴投与しました。
治療後の変化
- 左上肢・下肢の筋力がMMT4からMMT5(正常)まで回復
- 歩行や立ち上がりが安定
- 寒い時期に強く感じていたしびれが軽減
治療前は、左上下肢の筋力がMMT4と弱かったのですが、3回目投与終了後には、全ての筋力がMMT5、つまり正常レベルまで回復しました。歩行や立ち上がりが安定し、診察時には表情も明るく、前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。寒い時期に特に強く感じていたしびれも軽減し、日常生活がずっと快適になったようです。
発症後3年経過して、後遺症の回復が完全に停滞していた状態からの改善であり、幹細胞治療の効果を実感していただくことができました。幹細胞治療は、脳卒中発症後、早期に実施するほど効果が高いですが、発症から時間が経過した場合でも、改善が期待できます。
脳卒中後の後遺症でお悩みの方も、まだ改善の可能性があります。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。
<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
脳卒中のお悩みに対する新しい治療法があります。
再生医療医師監修:坂本貞範