症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

左変形性股関節症 幹細胞治療 60代男性

公開日:2024.10.08
変形性股関節症

幹細胞治療後3か月で、左股関節の痛みが10分の1に!

こちらの患者様は1年前から出現した左股関節痛のため受診していただきました。

近くの整形外科では変形性関節症と診断されましたが、まだレントゲンでは関節軟骨はある程度は残っているため、人工関節をするにはもったいない、しかし近い将来には人工関節が必要になるだろうと言われ、内服薬による対処療法を行っていました。しかし疼痛は10段階中10と非常に強く、内服薬では十分に除痛ができていませんでした。

「今ある痛みをどうにかしたい、このまま漫然と内服薬を飲み続け人工関節を受けるのを待つという消極的な治療ではなく、軟骨のすり減りの進行を止めたい、すり減った軟骨を再生させたい」との思いから、再生医療を頼って当院を受診していただきました。

数ある再生医療クリニックの中から当院を選んでいただいた理由は、当院の細胞へのこだわりをホームページで知っていただけたからです。

当院の冷凍せず培養された細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。さらに、生存率を高めるため色々な工夫をして細胞を培養しています。また、化学薬品を使わず無添加で培養できる技術があるのも当院の特徴となります。

細胞の生存率は生成される軟骨の量に密接に関係しており、60%の生存率の細胞で生成される軟骨の量は、90%のものと比べ3分の2を大幅に下回ってしまうと言われています。生存率の高い生き生きとした幹細胞をピンポイントで傷んだ関節に投与することで、軟骨の生成を期待できます。

当院では変形性股関節症への幹細胞医療の症例数も数千例を数えており、こういった軽度から中等度の関節症の場合には軟骨のすり減りの進行を予防できることはもちろん、軟骨が生成されたことを示唆するレントゲンで関節裂隙が開大した症例を数多く経験してきました。そういった経験から将来的な人工関節を回避できると考え、積極的に幹細胞治療を行っております。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
末期の変形性関節症は、軟骨だけでなく、その土台となる軟骨下骨まで損傷しているから、一般的な幹細胞治療では、効果を感じにくいと言われているんだ。
だから軟骨の再生だけでは不十分で、軟骨下骨の修復も同時に行う必要があるんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り。分化誘導を用いた治療だと、従来の幹細胞治療よりも、軟骨下骨を効率的に再生できるんだよ。

 

幹細胞とは、神経や筋肉、骨など様々な組織に変化できる、特別な細胞のことです。当院では、幹細胞を培養する際に、骨になるよう導く誘導因子を加えることで、骨に分化した幹細胞を作り出します。この、骨に分化誘導された幹細胞を、傷んだ関節に投与することで、軟骨の土台となる軟骨下骨を、効率よく再生させることができるのです

さらに、当院独自の「ピンポイント注射」により、確実に関節内へ幹細胞を届けることができます。エコーや特殊なレントゲン装置、針先が細くしなる特殊な注射針を使用して、生き生きとした大量の細胞を股関節内の軟骨損傷部位へ的確に届けています。

関節内ピンポイント注射療法

 

リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。手術しない新しい治療 股関節の再生医療

 

レントゲン所見

変形性股関節症

レントゲンでは関節裂隙は比較的保たれており、中等度の変形性股関節症を認めました。

 

<治療効果>左股関節に1憶個の幹細胞を計3回投与+PRP

左股関節に1億個細胞を計3回投与しました。

左股関節の痛みは投与前10段階中10であった痛みが3か月後には1となり、その後1年間、疼痛レベルは1のまま過ごしていただけます。

嬉しいことに、こういった良好な治療経過を辿った方は、その後何年も痛みの再発がなく過ごされている場合がほとんどです。

最終診察時に痛みの再発を心配されていましたが、この旨をお話すると安心して帰っていただけました。

 

<治療費>

  • 関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 
    投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
  • PRP治療  16.5万円(税込)

<起こりうる副作用>

  • 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
  • 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

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