有名Youtuber「チンさん」の脊髄損傷に対する幹細胞治療 直接脊髄腔内に注射
公開日:2021.06.01有名Youtuber・suisui-Projectのチンさんの再生医療
車椅子ユーチューバー「チンさん」が脊髄損傷の幹細胞治療を受けることになりました。チンさんはyoutubeで車椅子になった経緯、そして車椅子生活の上で実際自分が感じたことをまっすぐに伝えられていることに私はとても感銘いたしました。
同じ境遇の方々に少しでも心の支えになり、また車椅子でも生活しやすい環境や街づくりにも大きな後押しになると思います。チンさんは今後も色々な取り組みをチャレンジしており、もしご興味があれば一度「チンさんのチャンネル」を尋ねてみてくださいね。
チンさはアメリカンフットボールの怪我で脊髄損傷となりました。頸椎の神経に損傷を受け完全麻痺となり、下肢は全く自分で動かすことができません。
上肢に関しては肘を曲げる動作はしっかりとできますが、伸ばす方の力はかろうじて動く程度となります。手首の力も曲げる方向は全くありません。もちろん尿意や便意もなく自己導尿をされています。
脊髄損傷の合併症の一つで褥瘡があります。これは、車椅子生活が長くなると殿部に床ずれができることを言います。そこから細菌が入って身体中に細菌が回ると敗血症となり命に関わります。麻痺があると筋肉は痩せていき床ずれを起こしやすくなります。
再生医療により筋力や感覚の回復はもちろんのことですが、少しでも殿部あたりに筋肉がつきそしてその上に脂肪が乗ることで床ずれを起こさない環境を作ることも大切です。
リペアセルクリニックの特徴
- 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上)
- 10,000例以上の豊富な実績
- 独自の分離シートによる高品質な幹細胞の提供(化学薬品、添加物不使用)
- 患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
- 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化
- 脊髄腔内ダイレクト注射: 幹細胞を脊髄腔内に直接投与する、独自の方法で効果を最大化
当院では、国内でもほとんど行われていない、脊髄腔内ダイレクト注射という、特別な投与方法を提供しています。脊髄損傷治療においては、損傷部位に、直接幹細胞を届けることのできるこの方法が、特に良い効果を示すことが、経験から分かっています。
また、脂肪由来の幹細胞を用いることで、骨髄由来の幹細胞と比較して患者様の身体的負担を軽減しながら、生存率の高い、活性の高い細胞を大量に培養することが可能になりました。幹細胞は、冷凍せずに使用するため、投与時の細胞の状態が最良に保たれています。
リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
<治療内容>1億個の幹細胞の点滴3回と脊髄内幹細胞投与3回を行う
当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより、国内でほとんど行われていない脊髄内への幹細胞の直接投与が可能になりました。ダイレクトに脊髄損傷の箇所に幹細胞が届くので点滴での静脈注射よりも期待されています。
現時点で点滴2回と脊髄内幹細胞投与1回を行いました。その効果として殿部に感覚が戻ってきたのと、腰回りの振動の感覚が出てきました。さらに左大腿部の筋肉の収縮する信号が出てきました。
一般的に完全麻痺になって何年も経つとほとんど機能回復は望めません。それが、脊髄の再生医療という先進医療が始まり国内ではまだまだ症例は少ないですが、脊髄損傷の方にとっては希望の光となる治療だと思います。まだ。幹細胞投与を開始したばかりなので今後の回復を追っていきたいと思います。
点滴治療においては、リペアセルクリニックでの、1億個と2億個の両方の投与経験に基づくと、2億個の一括投与が、より効果的であることがわかってきました。当院では、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。
長年の神経障害でお悩みの方、「もう回復は望めない」と諦めていた方も、希望の光はあります。あなたも、新しい可能性に向けて、一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
<治療費>
幹細胞 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
脊椎損傷のお悩みに対する新しい治療法があります。
監修:院長 坂本貞範