花火の歴史
公開日:2023.07.25 スタッフ ブログ 豆知識皆様こんにちは😀
暑い日が続いていて、「夏」を感じますね🔥🏖️
さて、夏と言えば花火を連想される方も多いのではないでしょうか?
本日、7月25日は日本三大祭りの一つである大阪・天神祭の奉納花火が開催されます。
そこで今回は、花火の歴史について紹介しようと思います🎆
花火は、現在の中国である秦の時代ののろしが始まりと言われています。
その後、中国の練丹術師が偶然火薬を発明し、武器として使われるようになりました。
その後中国では火薬を武器として使うだけでなく、花火としても使われました。
やがて火薬はヨーロッパへと伝わり、銃などの武器に活用されると同時に花火の研究も進められました。
当時、ヨーロッパの花火は主に王の権力を誇示するために用いられていました。花火はイングランドを中心に大きく発展し、誕生日や結婚式、戴冠式などの王室に関する特別な日を祝うために打ち上げられ、より華やかで派手な姿へと進化していきました。
日本では戦国時代に火縄銃と共に火薬が広まり、合戦の合図である狼煙にも使われていました。
その火薬が戦のためだけでなく鑑賞用として使われるようになったのは江戸時代に入ってからで、徳川家康がイギリス国王から贈られた花火を見たことによって花火が広まっていったと言われています。
そして、享保18年に起こった大飢饉をきっかけに、悪疫退散祈願と飢饉の犠牲者の供養のために行った水神祭で花火が打ち上げられました。
その後、花火師たちが多数出現し、競うように花火を打ち上げ出しました。
それが華やかなものを好む江戸の庶民にも受け入れられ、花火の打ち上げが川開きの定番の行事として広まっていき、現在の花火大会となりました。
花火の歴史は諸説ありますが、今年花火大会に行かれる方は、歴史を辿りながら見るのも一興かもしれません🎆
夏の風物詩の花火も、歴史を知ればいっそう風情を感じられるのではないでしょうか✨