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広範囲断裂から回復! 右肩腱板損傷 70代女性

目次
痛み10段階中8が0に完全消失!人工関節宣告から回復
9年前から右肩痛に悩まされ、リハビリで一時改善したものの、最近再発し、断裂部が広がって、縫合不可能な広範囲断裂となり、リバース型人工関節を勧められていた70代女性の患者様。幹細胞治療により痛みが10段階中8から0に完全消失し、腕の可動域も満足のいくまでに回復されました。人工関節には抵抗があり、手術をせずに痛みを取りたいという希望を叶え、日常生活を快適に送れるようになったのです。
いったいどのような治療で、このような広範囲断裂からの顕著な回復が可能になったのでしょうか。
治療前の状態
- 9年前から右肩痛、当初は腱板断裂と診断しリハビリで改善
- 最近洗濯物を干す時などに再度痛みが出現、痛み10段階中8
- MRI再検査で断裂部が広がり広範囲断裂で縫合不可能
- リバース型人工関節を勧められるも手術に抵抗
患者様は9年前に右肩の痛みが出現し、整形外科でMRI撮影により腱板断裂と診断されました。自宅でリハビリを続けて肩の挙上が可能となり、痛みもなくなっていました。しかし最近、洗濯物を干す時などに再度痛みが出現するようになったため、整形外科を再診し、MRIの再検査で断裂部が広がっていることがわかりました。MRIでは棘上筋腱が断裂し、断端が関節窩まで引き込まれており、断裂部が広範囲で縫合は難しいため、人工関節を勧められました。
腱板損傷は最初は小さな断裂から始まりますが、放置すると徐々に断裂部位は大きくなり、縫合が不可能になってしまいます。縫合不可能な大断裂・広範囲断裂になると、大腿部から筋膜を採取して移植する手術や人工関節置換術が必要になります。リバース型人工関節は画期的ですが、まだ膝や股関節の人工関節ほど一般的ではなく、手術に抵抗がある方も多くいらっしゃいます。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




リペアセルクリニックは「肩の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>右肩に5000万個細胞を計3回投与+PRP
右肩に5000万個の幹細胞を計3回投与いたしました。
治療後の変化
- 初回投与1か月後:痛みが10段階中8から5に軽減
- 2回目投与1か月後:痛みが3まで改善
- 3回目投与1年後:痛みが0に完全消失
患者様からは「痛みはほぼありません。腕の可動域もかなり広く使えています。服を脱ぐ動作などで右肩を捻って痛みが再発しないように気をつけています。幹細胞注射を受けて良かったと思っています」とお話しいただけました。人工関節を勧められるほどの広範囲な断裂にも関わらず、最終的に痛みは消失し、腕の可動域も満足されており、この結果は人工関節と同等かそれ以上と言えます。
従来の手術治療が対症的なアプローチであるのに対し、幹細胞治療は肩腱板組織の再生による根本的な治療となります。この治療法の最大の魅力は、患者様の社会生活を中断させないことです。入院が不要で固定期間もないため、家事や育児、仕事を休むことなく根本治療を目指すことができ、普段通りの生活をしつつ改善を図れます。なお、冷凍せず培養された生き生きした幹細胞でなければ、このような良い成績はみられないでしょう。
腱板損傷で人工関節を勧められているが手術に抵抗がある方にも、広範囲断裂であっても幹細胞治療により痛みの完全消失と可動域の回復が期待できます。入院・外固定・リハビリ不要で日常生活の質を大幅に向上させることが可能です。腱板損傷でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
腱板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
肩の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範