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腰部脊柱管狭窄症術後と神経腫 – 歩行困難から回復! 60代女性

公開日:2025.07.03
腰部脊柱管狭窄症 幹細胞治療

手術を受けたにも関わらず、右足の下垂足が進行し、歩行が困難となっていた60代女性の患者様。当院での幹細胞治療により、6段階中3まで低下していた足関節の筋力評価(MMT)が5まで回復され、理学療法士からも歩き方の改善を評価されるまでになりました。

いったいどのような治療で、このような劇的な改善が得られたのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 2年前から両足のしびれと筋力低下が徐々に進行
  • 腰部脊柱管狭窄症および神経腫の診断で手術を実施
  • 手術後すぐに両足の筋力低下がさらに進行
  • 特に右足は下垂足となって歩行困難に

この患者様は2年前から、両足のしびれと力の入りにくさを感じ始められ、徐々に歩行が困難になっていきました。検査の結果、「腰部脊柱管狭窄症」(背骨の中の神経が通る道が狭くなる病気)と「神経腫」(神経にできたこぶ)が見つかり、3ヶ月前に手術を受けられました。神経腫を直接取り除くと、症状が悪化する危険があったため、周りの骨を削って神経への圧迫を和らげる手術が行われました。手術直後は左足のしびれは楽になったものの、その後、両足の力が更に入りにくくなってしまいました。特に右足首が上がりにくくなり(下垂足)、歩行に支障をきたすようになってしまいました。

このような状況で、新しい治療法を求めて当院を受診されました。

 

従来治療の限界

腰部脊柱管狭窄症に対する従来の外科的治療では、手術後の神経損傷による症状改善は困難です。特に、術後に生じた下垂足のような神経麻痺に対して、既存の治療法では効果が限られます。

手術によって、物理的な圧迫は除去されても、すでに損傷を受けた神経組織の修復は、従来の治療では期待できません。リハビリテーションや薬物療法も対症療法にとどまり、根本的な神経の再生は望めないのが現実でした。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
一般的な点滴投与では、血管に入った幹細胞が全身に広がるから、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は、限られてしまうんだ。
『脊髄腔内ダイレクト注射』なら、幹細胞を必要な場所に直接届けることができるんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り!脊髄の損傷部に直接注射するから、神経の再生や修復の効果が高くなるんだよ。

 

当院の豊富な治療経験から、脊髄・神経系の疾患に対しては脊髄腔内ダイレクト注射が、特に良い効果を示すことがわかっています。

脊髄腔内ダイレクト注射

 

また、点滴治療においては、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果が向上していることが明らかになっています。

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

 

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

 

リペアセルクリニックは「頚・腰椎ヘルニア」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。痺れ・痛み・後遺症 頚・腰椎ヘルニアの再生医療

 

 レントゲン所見

腰部脊柱管狭窄症 幹細胞治療

レントゲンにて、脊柱管狭窄書に対するスクリュー固定を確認しました。
 

<治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計3回、1億個細胞の点滴を1回投与

この患者様には、脊髄腔内に直接2,500万個の幹細胞を計3回投与し、1億個細胞の点滴投与を1回行いました。

 

 治療経過と変化

  • 右足関節と右母趾の背屈の筋力評価(MMT)が6段階中3から5に回復
  • 理学療法士から評価されるほど歩き方が改善
  • 血糖値や中性脂肪の数値が改善

治療開始後、患者様の筋力は段階的に改善し、リハビリ担当の理学療法士からも、歩き方の改善を評価されるようになりました。さらに、血糖値や中性脂肪の改善、髪の毛が濃くなるなどの副次的効果も現れ、患者様に大変喜んでいただけました。

術後神経症状や、脊髄損傷に対する再生医療は、従来の治療法では改善が困難とされていた症状に対しても、新たな治療可能性を提供しています。当院の脊髄腔内ダイレクト注射は、損傷した神経組織に直接アプローチすることで、より効果的な治療を実現しています。

一人でも多くの患者様が、この症例のように希望を取り戻していただけるよう、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく、確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。手術後も残る神経症状や痛み、しびれ、歩行障害でお悩みの方、あなたも新たな一歩を踏み出してみませんか。

 

<治療費>  
幹細胞 硬膜内注射と点滴1億個(1回)
462万円(税込)  
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

ヘルニアの再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。

ヘルニアのお悩みに対する新しい治療法があります。

 

再生医療医師監修:黄金勲矢

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