右変形性股関節症(臼蓋形成不全) 幹細胞治療 50代女性
公開日:2025.04.26痛みがレベルが大幅に改善― 人工関節手術を回避できる可能性
「将来、私も人工関節になるのかしら…」そんな不安を胸に来院された、50代女性の症例をご紹介します。
治療前の状態
- 10年以上続く右股関節の痛み(痛みレベル:10段階中4)
- 臼蓋形成不全(股関節の受け皿が浅い状態)による変形性股関節症と診断
- 痛み止めによる対症療法のみ
- 複数の家族が同様の症状で人工股関節手術を受けている
MRI所見
この患者様のMRIを拝見すると、右股関節に軽度の臼蓋形成不全があり、関節の隙間が狭くなっていました。ご家族にも同じ症状の方がいることから、遺伝的な要素も関係しているかもしれません。変形性関節症は、炎症と軟骨のすり減りによって、少しずつ進行していきます。早いうちに炎症を抑え、軟骨を修復できれば、人工関節手術を先延ばしにしたり、場合によっては、回避できる可能性も広がります。
リペアセルクリニックの特徴
- 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上)
- 10,000例以上の豊富な実績
- 独自の股関節専用「ピンポイント注射」
- 患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
当院では幹細胞を冷凍せずに培養することで、96%以上という高い生存率を維持しています。これが治療効果を高める秘訣です。
また、股関節は膝と違って隙間が狭いため、細胞をピンポイントで届けるには、特別な技術が必要です。当院独自の股関節専用『ピンポイント注射』では、エコーや特殊なレントゲン装置を使って、確実に関節内へ幹細胞を届けるよう、心がけています。関節の隙間が狭い股関節でも、この特殊な技術のおかげで、しっかりと必要な場所に、幹細胞を届けることができます。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
<治療内容>右股関節に1億個細胞を4回投与+PRP
この患者様には、1億個の幹細胞を4回に分けて投与させていただきました。幹細胞治療の魅力は、炎症を抑える作用と軟骨を再生する力を両方持ち合わせている点にあります。
治療後の変化
- 痛みレベルが10段階中4から1へと大幅に改善
- 日常生活がずっと楽に
- 人工関節手術を回避できる可能性が高まる
- 治療1年後も効果が持続
治療から1年後、嬉しいことに痛みが大幅に軽減し、日常生活もずっと快適になったようです。「このまま人工関節を受けずに済めば」という患者様の願いが叶う可能性も高まってきました。診察時には表情も明るく、前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。
まとめ
変形性股関節症、特に家族歴のある臼蓋形成不全の方は、早めの治療がとても大切です。この患者様のように、適切なタイミングで、幹細胞治療を始めることで、人工関節手術を避けたり、先送りにしたりできる可能性があります。これは、毎日の生活の質を保つ上で、とても重要なことです。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。国内で唯一の最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
・PRP治療 16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範