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手術前に考えたい幹細胞治療の可能性:脊椎疾患への新たな光明

公開日:2025.03.09
脊椎疾患への新たな光明:手術前に考えたい幹細胞治療の可能性

手術なしで回復した患者様の声から見える希望 

「階段の上り下りが楽になった」「日常生活の動作がスムーズになった」

これは、当院で幹細胞治療を受けられた患者様から寄せられた声です。1年前から足と手のしびれ、下肢の筋力低下に悩まされていた60代の女性患者様。他院で腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性脊髄症と診断され、「神経の圧迫は強くないので、手術はまだ早い」と言われながらも、日常生活の不便さに悩まされていました。

「手術以外に何か方法はないのだろうか」

そんな思いから、当院の幹細胞治療を選択された患者様は、治療後わずか1ヶ月で、変化を実感されました。脊髄腔内に2500万細胞ずつ、計2回の幹細胞投与を行った結果、下肢に力が入るようになり、以前は苦痛だった階段の上り下りも、スムーズになったのです。

 

当院の幹細胞治療の特徴

当院の幹細胞治療が効果的である理由は:

  • 冷凍せずに培養した高活性の幹細胞:生存率96%以上の生き生きとした脂肪由来の幹細胞を使用
  • 独自の分離シート:高品質な幹細胞を厳選するための独自技術を採用
  • 脊髄腔内ダイレクト注射:脊髄腔内に直接幹細胞を届ける独自の投与法
  • 無添加培養:牛の血液を使わない安全性の高い培養方法

損傷した神経の回復を促す方法の一つに「幹細胞治療」があります。当院ではこういった脊椎の手術後の合併症に苦しむ多くの患者様に幹細胞投与を行い、満足のいく成果を上げてきた数百以上の実績があります。そして、当院では生きた細胞を無添加で培養することで、他よりも強く安全な幹細胞を作ることにこだわっていま す。

 

 MRI所見

脊椎疾患への新たな光明:手術前に考えたい幹細胞治療の可能性

脊椎疾患への新たな光明:手術前に考えたい幹細胞治療の可能性

MRI検査で 脊髄の狭窄・圧迫を確認しました。

 

なぜ手術前の幹細胞治療が注目されているのか

脊椎疾患の標準治療として、長く位置づけられてきた手術療法。しかし、手術には感染、麻酔、出血、術中の神経損傷の合併症など、一定のリスクが伴い、入院期間、リハビリ、回復期間も必要となります。神経の圧迫が重度の場合には、これらのリスクを負って、手術を選択せざるを得ないと考えます。しかし、神経の圧迫が軽度の場合には、これらのリスクを負っての手術は、ためらわれると思います。一方、幹細胞治療には、以下のような魅力があります:

  • 低侵襲性: 手術と比べて、体への負担が少ない
  • 神経の自然再生を促進: 損傷した神経細胞の修復を体内から促す
  • 回復期間の短縮: 多くの患者様が、早期に効果を実感
  • 将来の選択肢を残す: 後に必要であれば、手術療法も選択可能

 

当院の幹細胞治療が選ばれる理由

1. フレッシュな細胞の力

多くの医療機関では、冷凍保存された幹細胞を使用しますが、当院では冷凍保存を行っていない「生きた」フレッシュな細胞を使用。冷凍・解凍過程で失われがちな細胞の活性を最大限に保ち、治療効果を高めています。

2. 革新的な投与方法

国内でもほとんど実施されていない「脊髄くも膜下腔内への直接投与」(脊髄腔内ダイレクト注射法)を行っています。通常の治療法である静脈注射では、投与された幹細胞が全身を巡るため、脊髄に到達する細胞数は限られます。当院の方法では、幹細胞を直接脊髄くも膜下腔に投与することで、髄液の流れに乗って損傷した神経に、ピンポイントで届けることが可能になります。これにより、高い効果が期待できるのです。

脊髄腔内ダイレクト注射療法

3. 点滴での2億個投与による高い治療効果

また、独自の高度培養技術と、適切な手続きにより、点滴での2億個投与も提供しています。臨床経験から、より多くの幹細胞数での投与が効果的であることが確認されており、1億個を2回に分けて投与するより、2億個を一度に投与する方が効果的であることが明らかになっています

2億個 幹細胞治療

2億個 幹細胞治療

 

4. 厚生労働省への届出が受理されている

当院の治療法は、厚生労働省への届出が受理されています。脊髄くも膜下腔内への、幹細胞直接投与が可能な施設は、国内でもごくわずかであり、当院はその先駆的存在です。

どんな方に適しているのか

以下のような方々に、特におすすめしています:

  • 脊柱管狭窄症や頚椎症性脊髄症などの、脊椎疾患と診断された方
  • 手術を勧められたが、手術に踏み切れずに、様子をみている方
  • 手術以外の選択肢を探している方
  • 治療期間を長く確保できず、早期に改善したい方

 

リペアセルクリニックは「頚・腰椎ヘルニア」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。痺れ・痛み・後遺症 頚・腰椎ヘルニアの再生医療

 

未来の医療を今、手に入れる

脊椎疾患の治療は、手術だけではありません。再生医療の進歩により、体の自然治癒力を最大限に引き出す幹細胞治療が、新たな選択肢として、確立されつつあります。当院では、患者様の状態に合わせたカウンセリングを行い、最適な治療計画をご提案しています。手術を急ぐ前に、ぜひ一度幹細胞治療の可能性についてご検討ください。体が本来持っている回復力を引き出し、より自然な形で健康を取り戻す—それが当院の幹細胞治療が目指す未来です。

当院では、高い技術力と豊富な経験を持つ再生医療のエキスパートたちが、12,000症例以上の実績に基づく独自の培養技術で、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案しております。

 

<治療費>  
幹細胞 投与回数(1回)
242万円(税込) 
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

ヘルニア・脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

ヘルニアのお悩みに対する新しい治療法があります。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

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