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痛み10段階中7が1に改善! 右肩腱板損傷 50代女性

公開日:2025.11.04
肩腱板損傷

五十肩と思っていた腱板断裂と拘縮の痛みが大幅改善!

1年前から右肩痛に悩まされ五十肩と自己判断していたところ、実は腱板断裂で拘縮も合併していた50代の患者様。マニピュレーションと幹細胞治療により痛みが10段階中7から1に改善し、手術や長期リハビリなしで肩の動きを取り戻されました。放置していたことで断裂部位が広がり、拘縮も出現していましたが、外固定なしで早期にリハビリを開始でき、拘縮の再発も防げたのです。

いったいどのような治療で、このような腱板断裂と拘縮の同時改善が可能になったのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 1年前から右肩痛、五十肩と自己判断し整形外科未受診
  • MRIで腱板断裂と診断、痛み10段階中7
  • 痛みのため肩を動かさず拘縮も合併
  • 棘上筋の表層に損傷を確認

患者様は、1年ほど前から右肩痛が出現していましたが、五十肩とご自分で判断し、整形外科へは受診していませんでした。1年たっても痛みが続いているため、整形外科を受診し、MRI撮影を行ったところ、腱板断裂と診断されました。さらに、痛みのため肩を動かしていなかったので、拘縮も合併していました。MRIでは棘上筋の表層の損傷が認められました。

腱板損傷は、最初は小さな断裂から始まりますが、放置すると徐々に断裂部位は大きくなり、縫合が不可能になってしまいます。さらに、痛みのため動かさないでいると拘縮も出現します。一旦拘縮が出現すると、リハビリのみでは改善しない場合や、可動域改善に1年以上かかる場合もあります。関節鏡手術は低侵襲ですが、術後は数週間の装具固定が必要で、マニピュレーションで可動域が広がっても、拘縮が再発したり縫合した腱板が再断裂するリスクもあります。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
肩腱板損傷の手術をすると、長い期間、装具で固定するので関節が固まって拘縮をおこしてしまうんだ。それが、後遺症で痛みが取れない事例は意外と多いんだよ。
せっかく手術したのに、後遺症でさらに悪くなるなら、手術するの迷っちゃうよ。
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
でも、幹細胞治療なら、肩の固定は必要ないから拘縮なら心配はいらないんだよ。そして、手術の場合、腱板の再断裂の割合が多いんだけど、幹細胞治療ではその心配がほとんどないんだよ。
再断裂が少ないのはすごいね。リペアセルクリニックでは、長い期間にわたって多くの症例と経験があるからこそ言えることだね。
幹細胞くん

 

リペアセルクリニックは「肩の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。手術しない新しい治療 肩関節の再生医療

 

MRI所見

肩腱板損傷

MRIにて腱板断裂を認めます。
 

治療内容>右肩に5000万個細胞を計3回投与+PRP

まず拘縮に対してマニピュレーション(麻酔下で可動域を広げる処置)を行い、その後右肩に5000万個の幹細胞を計3回投与いたしました。

 

治療後の変化

  • 初回投与1か月後:痛みが10段階中7から4に改善
  • 2回目投与後:痛みが3まで順調に軽減
  • 最終投与1年後:痛みが1まで改善
  • 拘縮の再発なく早期にリハビリ開始

初回投与1ヶ月後には痛みは投与前10段階中7であったのが4になり、2回目投与後には3と順調に痛みがとれました。最終投与後1年で痛みは1となっています。なお、冷凍せず培養された生き生きした幹細胞でなければ、このような良い成績はみられないでしょう。

腱板損傷と診断され、手術を回避したい希望がある患者様には、外固定不要で拘縮の再発リスクも低い幹細胞治療という選択肢があります。従来の手術による対症的治療に対して、幹細胞治療は肩腱板組織そのものの再生を図る根本治療として位置づけられます。腱板損傷でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

 

<治療費>

  • 関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 
    投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
  • 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
  • PRP治療  16.5万円( 税込 )

<起こりうる副作用>

  • 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
  • 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

腱板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています

肩の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

 

再生医療医師監修:坂本貞範