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痛みが0に完全消失!腱板再生を確認 右肩腱板損傷 60代男性

目次
痛み10段階中4が0に完全消失!MRIで腱板再生を確認
4年前のゴルフ中に右肩を痛め、腱板部分損傷と診断され、関節鏡での腱板縫合術を勧められていた60代の患者様。幹細胞治療により、痛みレベルが10段階中4から0に完全消失し、治療後のMRIでは、棘上筋(腱板)が再生されていることが確認できました。入院や外固定なしで痛みなくゴルフを楽しめるようになったのです。
いったいどのような治療で、このような画像所見の改善を伴う完全回復が可能になったのでしょうか。
治療前の状態
- 4年前のゴルフ中に右肩痛が出現、痛み10段階中4
- 腱板部分損傷と診断、シャツを着る時も痛み
- 退職後ゴルフ回数が増え、痛みが悪化
- 関節鏡での腱板縫合術を勧められるが不安
患者様は4年前にゴルフをしている際に右肩の痛みを感じ、その後、シャツを着るときなどの日常生活の場面でも痛みを感じるようになりました。整形外科でMRI撮影を受け、腱板の部分損傷と診断されました。最近お仕事を退職されて、ゴルフコースを回る回数が増えたため、痛みが悪化してきました。MRIでは棘上筋腱内部に高輝度変化があり、部分断裂が示唆されました。
腱板損傷は、最初は小さな断裂から始まりますが、放置すると徐々に断裂部位は大きくなり、縫合が不可能になってしまいます。部分損傷の場合、手術では人為的にいったん腱板を完全断裂にしてから再縫合する方法がとられます。手術後は数週間の装具による患部の固定、装具を外した後は数か月のリハビリ、入院も必要になり、術後の肩関節拘縮の出現や再断裂のリスクもあります。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




リペアセルクリニックは「肩の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>右肩に5000万個細胞を計2回投与+PRP
右肩に5000万個の幹細胞を計2回投与いたしました。
治療後の変化
- 初回投与1か月後:痛みが10段階中4から2に改善
- 2回目投与1か月後:痛みが完全に0となり消失
- 治療後MRIで棘上筋(腱板)の再生を確認
- 入院・外固定なしで痛みなくゴルフを楽しめるように
初回投与後1か月後には、痛みは投与前10段階中4であったのが2になりました。2回目投与後1か月後には、痛みは0になりました。腱板とは肩甲骨と上腕骨頭をつなぐ筋肉で、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の4つがあります。治療後のMRIでは棘上筋が再生されていることを確認できました。
従来の手術は対症的な治療にとどまりますが、幹細胞治療は肩腱板組織の再生を促す根本治療として機能します。特にスポーツ愛好家の方々にとって朗報なのは、治療に伴う固定期間や入院期間が不要なため、テニスやゴルフなどへの復帰がスムーズに行えることです。ただし、冷凍せず培養された生き生きした幹細胞でなければ、このような良い成績はみられないでしょう。実際に多くの患者様が再び運動を楽しまれています。
腱板損傷で関節鏡手術の入院期間や外固定期間に抵抗があり手術に踏み切れない方にも、幹細胞治療により、入院・外固定なしで痛みの完全消失と画像所見の正常化が期待できます。早期の社会復帰とスポーツ復帰が可能です。腱板損傷でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
腱板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
肩の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範