• 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
  • 脊髄損傷の症例
  • 幹細胞治療の症例

投与直後から歩容改善 頚椎症性脊髄症 70代男性

公開日:2025.09.26
頚髄症性脊髄症

5年前の温泉での転倒事故による脊髄損傷で、杖歩行を余儀なくされていた患者様。国内ではほとんど行われていない脊髄内直接投与により、投与直後から歩容の改善を確認された症例です。

いったいどのような治療で、このような回復を実現できたのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 5年前に温泉で転倒し第3.4.5頚椎損傷に伴う頚髄損傷と診断
  • 当直の脊椎専門医によりすぐに手術を実施
  • 5年経過した現在も杖歩行が必要で左足が上がりにくい
  • 指先の感覚が鈍くボタンをつけるのも困難な状況

こちらの患者様は、5年前に温泉で転倒し歩けなくなり救急搬送され、MRI検査で医学用語で第3.4.5頚椎損傷に伴う頚髄損傷と呼ばれる、脊髄の損傷と診断されました。当直医がたまたま脊椎専門医であり、すぐに手術をしてもらえたそうですが、5年たった今も歩行には杖が必要で、昔のようにもう一度ゴルフを楽しみたいと、再生医療を頼って受診していただきました。

現在の保険診療内では、神経機能回復を狙って手術を行った後に、回復が止まってしまった・回復しなかった神経機能の回復を促す根本的な治療法はありません。脊髄損傷後の機能回復には限界があり、リハビリテーションによる機能維持が中心となります。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
一般的な点滴投与では、血管に入った幹細胞が全身に広がるから、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は、限られてしまうんだ。
『脊髄腔内ダイレクト注射』なら、幹細胞を必要な場所に直接届けることができるんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り!脊髄の損傷部に直接注射するから、神経の再生や修復の効果が高くなるんだよ。

 

当院の豊富な治療経験から、脊髄・神経系の疾患に対しては脊髄腔内ダイレクト注射が、特に良い効果を示すことがわかっています。

脊髄腔内ダイレクト注射

 

また、点滴治療においては、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果が向上していることが明らかになっています。

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

 

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

 

リペアセルクリニックは「頚・腰椎ヘルニア」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。痺れ・痛み・後遺症 頚・腰椎ヘルニアの再生医療

 

 MRI所見

頚髄症性脊髄症

MRIにて頚椎症性脊髄症を認めます。
 

<治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計3回投与

この患者様には、脊髄腔内に直接2,500万個の幹細胞を計3回投与しました。

 

 治療経過と変化

  • 投与直後から歩容の明らかな改善を確認
  • ビデオカメラによる客観的な歩行状態の記録
  • 脊髄腔内ダイレクト注射により損傷部位に確実に到達
  • 投与した幹細胞は約1年にわたって効果を継続

投与前と投与直後の歩容をビデオカメラで撮影したところ、投与直後から歩容が良くなっていることが確認できました。残り1回の投与があり、投与した幹細胞は約1年にわたって効果を発揮し続けてくれます。

現在の保険診療では、機能回復に限界がある脊髄損傷後遺症でも、再生医療により新たな改善の可能性があります。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

 

<治療費>  
幹細胞 投与回数(1回)
242万円(税込) 
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

ヘルニアの再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。

ヘルニアのお悩みに対する新しい治療法があります。

 

再生医療医師監修:黄金勲矢