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女性に多い変形性股関節症

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股関節症

女性に多い変形性股関節症
妊娠中に痛みが強くなることも‥

股関節の痛みの原因の多くは「変形性股関節症」によるもので、圧倒的に女性に多い病気です。
原因のほとんどが生まれつき臼蓋の部分が小さすぎてかぶりが浅い「臼蓋形成不全」と言われています。臼蓋形成不全はとりわけ日本人に多く、変形性股関節症の原因の約8割を占めていると考えられています。残りの要因としては、リウマチによるものやアルコールやステロイドの多量内服等による大腿骨頭壊死症や外傷、感染など様々なものがあります。

変形性股関節症は何かをきっかけに急に発症するわけではなく、少しずつ症状が進行して発症することが多いです。痛みの度合いも人それぞれで、気づいた時には末期だったということも少なくありません。また、中には「急速破壊型変形性股関節症」といって半年から1年で一気に症状が進行してしまうものもあります。

また、妊娠中に股関節痛に悩まされることもあります。妊娠中は母体の体重が増加して胎児の体重もかかることになります。その結果、股関節への負担が増して痛みが出ることがあります。多くは妊娠中期〜後期に現れます。

股関節痛の原因にもよりますが、日頃から適正な体重を維持し、股関節にかかる負担を軽減しましょう。中臀筋や大腿四頭筋などの股関節周囲の筋肉を鍛え、動きをスムーズにすることで股関節痛を軽減することができます。

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