腰椎すべり症とは?
公開日:2024.06.06 スタッフ ブログ 関節みなさま、こんにちは🍀
腰痛や足の痺れの症状でよく聞く疾患は、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアがあると思います。
今回はこの2つとは違う疾患で、似たような症状が出現する、腰椎すべり症についてお話しさせていただきます!
腰椎すべり症とは
腰椎すべり症とは、背骨の関節や椎間板の変形などにより、背骨がずれる病気です。
すべり症には二種類ございます。
一つは、主に加齢による椎間板の変化が原因の『変性すべり症』。
もう一つはスポーツなどにより、腰部に繰り返しストレスがかかることで関節突起間部の疲労骨折した部分が分離し、そこからずれが生じる『分離すべり症』です。
主な症状
腰椎がずれることで神経が通る脊柱管が狭くなり、症状が出現してきます😰
症状としては、腰痛やお尻、下肢の痛み、痺れを引き起こします💥
歩行中、足に痛みや痺れが出現し間欠性跛行(歩行中に現れる痛みで歩けなくなり、休息すると再び歩けるようになる症状)になるのも一つの症状です。
腰椎すべり症で気をつけた方が良い動作
・激しい運動
→椎間板や靭帯などの組織の変性を早めて、椎体同士が不安定となり滑ってしまいます。
・腰を反らせる動作
→腰を反らせると椎体の後方にある脊柱管がさらに狭くなり、脊柱管に通っている神経が圧迫され症状が悪化してしまいます。
・腰を捻る動作
→腰椎すべり症は椎体同士が不安定なため、腰を捻る動作は脊柱管を狭め神経を圧迫し症状を強くする可能性があります。
・重いものを持ち上げる動作
→重いものを持ち上げる動作は腰に負担がかかります。骨や関節の変形が進んでいき、症状が悪化する可能性があります。
以上の動作に気をつけていただき、すべり症の悪化を防いでいきましょう!
当院の治療
当院では、疾患による腰痛・痺れに関してや腰部の術後の後遺症について幹細胞治療を実施しております!興味のある方やお話しを聞いてみたい方は、一度カウンセリングにいらしてください🌱