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熱中症からカラダを守りましょう✨
皆様、こんにちは🍀 30℃以上になる日が続き本格的な夏が近づいてきましたね🌞 これから夏休みシーズンになり、お出かけする機会が増えるのではないでしょうか? そんな時に注意が必要なのが、『熱中症』です❗ 最近、熱中症で救急搬送されるNEWSを多く見聞きするようになったかと思います。 7月~8月の日中、最高気温が高くなった日に発症しやすいです。また、梅雨の晴れ間や梅雨明けの急に暑くなったときにも数多く見られます。この時期は身体がまだ暑さに慣れていないため発汗量は十分でなく、上手に汗をかくことができず、体温調節ができないからです。 【熱中症の種類】 ◆熱失神 発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全によって、一過性に血圧低下が起こり脳への血流が悪くなることです。めまいや一時的な失神が起こることがあります。 ◆熱けいれん 大量の汗をかいた際に生じる体内の水や塩分喪失によっておこりやすいです。特に、十分な塩分補給がない状態で水分補給をした際に、体内の塩分(ナトリウム)濃度が低下し、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんを伴います。 ◆熱疲労 発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全により、脱力感や倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが起こる場合があります。 ◆熱射病 体温上昇が継続したために生じる多臓器に障害をきたした状態のことです。40度を超えるような高体温では、脳機能の障害によって意識障害(反応が遅い、言動がおかしい、意識がない)など、生命維持に関わる危険な状態となります。 【熱中症になった場合の対処方法】 ◆涼しい場所へ移動する ◆氷やアイスパックなどで、首 腋の下、脚の付け根などを冷やす ◆意識が正常な場合には、スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給する ◆呼び掛けに対しての反応がおかしい場合は、医療機関での処置が必要となる状態の可能性が高いため、早急に救急要請しましょう 【熱中症を予防しましょう】 • 熱中症警戒アラートが発表されたときは、外出を控えましょう • 室内ではエアコンや扇風機を使用し室温を調節しましょう • こまめに水分·塩分補給をしましょう • 外出時は日傘や帽子で直射日光を避け、通気性の良い服を着ましょう • 急に暑くなった日や、風が弱い日、活動の初日などは特に注意しましょう 暑くなってきたこれからの時期、熱中症にならないようにきをつけて過ごしてくださいね🎶
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ネバネバで暑さを乗り切る
皆様こんにちは。 これから夏本番に向けてますます暑くなってまいりますが、栄養満点なオクラを食べて乗り切りましょう☀️ 1年を通してスーパーで見られるオクラですが、旬は6月〜9月です。 オクラといえば…ネバネバした食感が特徴ですが、あのネバネバは水溶性食物繊維の「ペクチン」で、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます! また「ペクチン」には、糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロール値を低下させる効果もあります。 その他にもオクラはβ-カロテン・葉酸・ミネラルが豊富で、小さいのに凄い野菜なのです✨ 暑くなってくると食欲が落ちてしまいがちですが、オクラは素麺や冷奴にトッピングしても美味しいのでおすすめです😋
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水分補給が大事!水を飲むことによる健康効果🍵
皆さんは1日にどのくらいお水を飲みますか? 最近よく1日に2L飲むとよいという話を耳にします。 私も毎日最低でも1リットル以上は必ず水を飲むように心がけています☀️ 水を飲むことのメリットは❓ ①血行を促進して、デトックス効果がある🌱 老廃物がたまっているドロドロした血液はスムーズに流れません。血液は老廃物を運んでくれる重要な役割があり血行が悪いと老廃物が体の中に蓄積されてしまいます💦 水をたくさん飲むと代謝が整い、血行が促進され老廃物が排出されやすくなります! その結果、便秘解消やむくみの改善につながります。 ②食べ過ぎ防止🍙 空腹時や食前に水を飲むことで胃が膨れ満足感が得られやすくなります! 水を飲んだ後に食事をすることで自然と食べる量が減り食べ過ぎ防止に繋がります。 ③肌の調子を整える💡 水分不足が続くと肌の1番表面にある角質層の水分が減り柔軟性が失われて肌荒れ、シワ、シミの原因となります… 水分補給を行なうことで肌が潤いターンオーバーを促進することができます👌 1日に必要な水分量の目安は体重1kgにつき約35mlと言われています🥤 運動量や代謝によって異なりますが体重が50kgだとすると1.7Lが適量となります! 1.7Lと聞くとそんなに飲めないよ!と思うかもしれませんが自分の生活の中で飲むタイミングを決めて数回に分けてこまめに飲んでいくと意外と飲めてしまいます⭐️ これから夏本番🌻 暑い日が続く時こそ体の水分が失われやすくなるのでこまめに水分補給をして綺麗に健康になりましょう!
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雨にも負けず「6月の代表あじさい」
皆様こんにちは😄 どんよりなお天気が続く「梅雨」いかがお過ごしでしょうか。☔️ 外出も控え気味になってしまう今日この頃、気分も少し下がってしまいますよね。 ですが!そんな気持ちを和らげる事ができる素敵ものがあるんです! 大粒の雨にも負けず、鮮やかな色・素敵な香り・華やかな見た目・・・ そう「お花」です🌼 本日は「6月のお花代表あじさい」について少しお話しようかと思います。 全国各地どこでも見ることが出来るあじさいは形も色も様々で3000種類あると言われています。 皆様のあじさいのイメージはきっと「小さいお花が集まっていて、丸い形のお花。色は青、紫、ピンク」ではないでしょうか。 漢字では「紫陽花」「集真藍」と書きます。語源は諸説ありますが、藍色の集まり「あ・づ・さ・い」がなまって「あじさい」となったとも言われています。 そんなあじさいを何種かご紹介させていただきます。✨ 「ガクアジサイ」は小さいお花が中心に集合し、その周りに大きいお花がまるで額のように囲っています。🖼️ この囲っているお花たち、実は装飾花と言われる部分なんです。本当のお花は小さくつぼみのようなお花を指すそうなんです。 そして、あじさいはヨーロッパなどで品種改良されたものが多くありますが、あじさいの原種は日本に自生している「ガクアジサイ」だそうです。そう!この種類は正真正銘日本産なのです。 「カシワバアジサイ」は葉の形が柏の葉に似ています。お花の色は葉の色より薄い黄緑色のものもあれば、白もあります。このあじさいの特徴は葉がとても大きく大人の手がすっぽり隠れます!🖐️そしてお花の形は丸い毬の形ではなくピラミッド型なのです。あじさいのイメージとは一風変わった種類ですね😳 「ホンアジサイ」こちらも日本産のあじさいです。皆様のあじさいのイメージはホンアジサイのことを指します。そのため大変メジャーな種類です。 お花のほとんどが装飾花で手毬のように丸くボリュームがあるのが特徴的です。お花の色は土壌の酸性度合いで変わります。深い緑色の葉と鮮やかな紫、青、ピンクのお花がマッチしています☺️ 「雨は花の父母」ということわざもある通り、お花たちには恵みの雨です。たくさん育って私たちに素敵な姿を見せてもらいましょう。🐌☘️
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手作り味噌オススメです♪
こんにちは。 春になり、気温も高くなってきましたが 皆様いかがお過ごしでしょうか🌸 本日は「手作り味噌」についてお話ししたいと思います。私は4年程前から、毎年味噌を手作りで仕込んでおります✨ 手作り味噌の美味しさにビックリし、もう市販にはもどれません! 市販のお味噌との違いは「熟成の仕方が全く違う」ところです。 💡市販の味噌 量産するために、人工的に温度を加えて微生物たちを 強制的に働かせ熟成期間を短くします。 💡手作り味噌 味噌の中で生きている微生物の働きに委ねて、 自然の気候変動に任せてゆっくり発酵させる本来の製法です。 味噌は日本の誇るスーパーフードと言われています。 ☑老化防止 ☑疲労回復 ☑コレステロール抑制 ☑脳卒中の予防 ☑整腸作用 ☑美肌維持 その他にも沢山の栄養と効能があります。 発酵食品は免疫力が高まり、健康維持にもつながります。また無添加でとっても美味しいです♪ 手作り味噌は少し体力が必要ですが、キットや体験も多いので是非作ってみて下さい😌
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深呼吸でリラックス
やわらかな春風に心華やぐ季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか♪ 春といえば、出会いと別れが多くある季節ですね。 新しい環境への期待、対して緊張や不安もたくさん感じる機会があるのではないでしょうか? 不安をともなう緊張や強いプレッシャーは、続くと心の不調に繋がりやすくなります💦 そんな時は、焦らず一度立ち止まってゆっくり深呼吸してみませんか?? 💡効果的な深呼吸法 呼吸の中でも腹式呼吸が効果的です。 お腹が膨らむまで鼻から大きく息を吸い 口から吸った時の倍くらい時間をかけて息をはき出す。 これを1日数回から初めてみましょう☀️ 深呼吸は、誰でも気軽にできるリラックス方法です! 忙しく過ごす毎日の中で中々意識することは難しいかもしれませんが、少しだけでも深呼吸する時間を作ってみてはいかがでしょうか? 新生活を迎える皆様にとって素敵なスタートとなりますよう祈っております🌸
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長寿国日本🇯🇵 気をつけていきたい”ロコモ”について🤔💭
皆様、こんにちは💚 いきなりですが、日本の平均寿命をご存知でしょうか? 厚生労働省によると2022年(令和4年)日本人平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳で 世界平均寿命ランキングでも日本が1位にランクインしています🏆 長寿国の日本ですが健康に過ごせる期間の健康寿命では、男女共に70代と平均寿命よりも短く、病に悩まされている方が多くいることがわかります。 超高齢化社会の日本では、いかに健康寿命を延ばすかを考えた取り組みが重要視されています。 そこで、一つ注目したいワードが ”ロコモ” についてです🏃♀️💨 🤔💭ロコモとは? タイトルにもあるロコモは、正式名称でロコモティブシンドローム(運動器症候群)と言います。日本整形外科学会が提唱した言葉で、健康寿命に大きく関わりがあります。 ロコモとは、加齢に伴う筋力低下や関節・脊椎の病気などの運動器障害により、歩いたり立ったりするための移動機能が低下した状態のことを言います。 ロコモを未然に予防し進行を防ぐことで、寝たきりや介護が必要になるリスクが低くなります。 🏃♀️💨ロコモ予防 ロコモと生活習慣病は、密接な関係にあり併発しているケースも多くあります。 運動やバランスの良い食事を摂取することで骨や筋肉は強くなり、このような健康的な身体づくりが、今後起こり得る運動機能障害の予防に繋がります。 ロコモの3大原因疾患として骨粗鬆症・変形性膝関節症・脊柱管狭窄症が挙げられていますが、変形性膝関節症にも筋トレなどの運動は効果的です。筋肉をつけることで関節への負担が軽減され、軟骨のすり減りの予防や滑りを良くする効果もあります。 自分自身で運動機能の低下に気が付くのも難しい場合があると思いますが、ロコモチェックと検索すると簡単に確かめることも出来ますので是非利用してみてください。 🌱最後に 病気により足が痛く思うように動けない、運動量が少なくなり筋力が低下したり骨が弱くなることでさらに歩けなくなてしまう。このような悪循環が起きる前に、予防と治療を早い段階で行っていくことが健康寿命を延すためにも必要となります。 その中で近年、新たな治療法の選択肢として注目されているのが再生医療です。 「痛みがあり治療はしたいが手術は不安。」「今後も自分の足で元気に歩きたい。」などお悩みがある方も少なくありません。 当院では再生医療により変形性関節症や脊柱管狭窄症の他にも、様々な病気や症状に対し治療を行なっております。 少しでも再生医療に興味がございましたら、お気軽にご相談ください✨
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脳が痛みを記憶する前に🖐️
皆様、痛みがあると生活するのが苦痛になりますよね?🤔 痛みがあることでストレスを感じたり、生活に支障が出てしまうことが多いのではないかと思います。 痛みが慢性化してしまう前に、早期治療を開始した方が良い理由について詳しくお話しできたらと思います😌 痛みが発生することで血管と筋肉が収縮し血流が悪くなり、痛みを引き起こす物質が発生します⚡️ 痛みが慢性化する原因は、主に2つ挙げられます。 ①脳が痛みを記憶すること 痛みは体のどこかに衝撃があった際に、その刺激を脳に伝達することで脳が『痛い』と感じ、脳はその痛みを忘れないように記憶します。 痛みが反復したり長引いてしまうと脳が敏感になり、痛みを起こすような刺激や異常ではなくても『痛い』と認識してしまいます💦 そのため、脳が痛みを記憶してしまう前に痛みを取り除くことが大切になります🍀 ②心の状態 悲観的な感情(不安など)のときに痛みのセンサーを脳は多く感じとってしまいます💦 心と体はお互いに影響し合っているため、不安や怒りをできるだけ持たない・感じないような生活をすることで、痛みは和らいでいきます🕊️ 脳が痛みを記憶してしまう前に、痛みを取り除きましょう🌱
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カラダに良い!!もずくを食べよう😋
皆様こんにちは🌱 本格的に寒さが厳しくなって、 全国でも、雪の降る日が増えてきましたが、 皆様はいかがお過ごしでしょうか。 本日は、『もずく』についてお話ししたいと思います。 もずくは、つるつるとしたぬめりとシャキッとした食感が特徴的な食べ物で、 スープや天ぷらにするなど、様々な調理法で美味しく食べれる食材の一つです。 そんなもずくですが、美味しいだけではなく栄養素にも魅力がたくさんあります。 ①フコイダン →もずくの特徴でもあるぬめりの素となる栄養素で、水溶性食物繊維の一種です。 悪玉コレステロールの排出を促す働きや糖質の吸収を抑えてくれる作用がある為、 生活習慣病の予防に期待ができます。 ②カルシウム →カルシウムは皆様ご存知の通り、骨や歯の生成に欠かせない栄養素です。 ③マグネシウム →マグネシウムはカルシウムなどと共に歯や骨を作る為に働くミネラルです。 また、筋肉の収縮や神経の伝達などにも関係のある栄養素となります。 ④βカロテン →βカロテンは体内でビタミンAに変換され、目の機能や皮膚や粘膜の健康を保持する為に活躍します。 また、肌荒れや老化防止などの効果も期待されています。 また、もずくといえば酢と一緒に食べる"もずく酢"が一番ポピュラーな食べ方ですが、 酢と一緒に摂取することで、酢が代謝を活発にし脂肪や糖の燃焼を促してくれる作用に加え、 もずくの栄養素が合いまって、美容効果が増加するとされています。 もずくは低カロリーなので、ダイエットを効果も期待できそうですね。 是非、皆様もずくを食べて健康な身体を手に入れましょう♪
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寒い日に起こりやすい体調不良
皆様こんにちは😊 楽しかった年末年始も過ぎ、お仕事などの日常生活がもどってきた方がほとんどかと思います。 そんな1月は体調を崩してしまう人も少なくありません。その理由として、年末年始の食生活の乱れや睡眠時間の乱れ、アルコールの飲み過ぎ等が挙げられます。 また、1月は寒さが厳しく体温調節が難しくなります。これが自律神経の乱れにつながり、免疫力が低下します。 冬は日照時間が短いため、日光に当たることで合成されるビタミンDが不足することも免疫力低下につながるので風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症に注意が必要です⚠️ 基本的なことではありますが、小まめな手洗いやうがい等の感染対策、十分な睡眠をとる、身体を冷やさない、栄養バランスの良い食事を摂ることが体調を崩さない対策になります! 皆様が健やかな身体で1年のスタートを切れますように🌼 ところで、免疫力といえば当院では免疫力を高める免疫細胞療法も行っております。気になった方はぜひ一度お問い合わせください✨ 本年もリペアセルクリニックをよろしくお願いいたします🌱
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寒い時期、腰椎椎間板ヘルニアに注意⚠️
冬が近づくと、多くの人が腰痛に悩まされます。特に、「腰椎椎間板ヘルニア」は冬の寒さと密接な関係があります。今回は、寒さが腰痛にどう影響するのか、予防策について簡単に説明します‼️ 腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨の間にあるクッションのような椎間板が飛び出し、神経を圧迫する病気です🦴寒い時期には体が筋肉を縮めて体温を保とうとします。その結果、腰周りの筋肉が硬くなり、椎間板への圧力が増してしまうため、椎間板ヘルニアが起こりやすくなってしまいます。 腰椎椎間板ヘルニアを予防するには、まずは体を温かく保つことが大切です🔥マフラーや腹巻を使って腰を温め、冷えを防ぎましょう🧣 また、ストレッチや軽い運動で筋肉を柔らかく保つことも重要です。 冬の寒さは、腰椎椎間板ヘルニアを悪化させる可能性があります。腰を温かく保ち、適度な運動で筋肉を柔らかくすることで、寒い季節の腰痛を予防しましょう✨
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冬に増加する?寒い日に起こりやすい脳卒中とは⛄️
こんにちは😃 師走に入り、寒さも本格的になってきましたね🍃 今回は、冬に増加しやすい『脳卒中』についてです。 脳卒中は大きく、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の3種類に分けられます。 ▼脳梗塞 生活習慣病や老化が原因で、血管が細くなったり血栓の詰まりにより脳への血流がなくなり、脳血管が詰まり脳が壊死した状態。 手足や顔の半身麻痺や言語障害、意識障害などの症状が現れます。 ▼脳出血 脳を養う小さな血管が、加齢や高血圧などによってもろくなり、破れて出血した状態。発症時に激しい頭痛を伴う場合が殆どで、流れた血液は「血腫」を作り、脳梗塞と同じく周囲を圧迫し、脳細胞を破壊して様々な症状を引き起こします。 ▼くも膜下出血 脳の動脈が破裂し、脳を包む3膜(硬膜・くも膜・軟膜)の内、くも膜と軟膜の間にある「くも膜下腔」という隙間に血液が急激に流れ込む。 突然の頭痛や意識障害などの症状が現れ、死亡率が高く、後遺症を残す場合もあります。 これら脳卒中の中でも特に、脳出血やくも膜下出血は一年を通して、特に冬の時期に起こりやすいと言われています。 その理由は、ズバリ『寒さ』です。 冬場で気温が低くなり、冷たい空気に交感神経が刺激されると、体から熱を逃さないように体内の血管が収縮して血圧が上昇し、血管が破れやすくなります。 冬場の脳卒中の予防法 ●防寒対策を行う 肌着を重ねて着たり、マフラーをしたりと、防寒対策を怠らないようにしましょう。 ●温度差のある環境を減らす ・冬場は脱衣所やトイレに暖房器具を置く ・入浴前に熱いシャワーで浴室の床や壁を暖めておく など、室内や脱衣所の温度管理を行いましょう。 ●お風呂の温度を上げすぎない いきなり熱いお風呂に入ると、急激な血圧の上昇によって脳卒中を誘発します。いきなり熱いお湯につかるのは避け、お湯の温度は38〜40℃ほどに保ちましょう。また、長湯での水分不足は血流が悪くなる原因となるため、お風呂から出た後の水分補給は欠かさないように行いましょう。 脳卒中から大切な人を守る『FAST』 みなさんは『FAST』をご存知ですか? FASTとは、脳卒中によくある3つの症状と発症時刻の頭文字をとった合言葉です。 周囲にいる人に「何だかいつもとちがう、もしかして脳卒中?」と感じる異変があったら下の3つのチェックポイント(顔の麻痺・腕の麻痺・言葉の障害)を確認しましょう。 どれか1つでも当てはまったら、発症時刻を確認して、すぐに119番に電話しましよう。 ①FACE・・・顔の麻痺 「イー」と言った時に、顔の片側が下がったり、ゆがみがあります。 ②ARM・・・腕の麻痺 両腕を持ち上げたままキープしてみましょう。脳卒中だった場合、どちらか一方の腕が下がってきてしまうことがあります。 ③SPEECH・・・言葉の障害 「今日は良い天気です。」などの短い文章を言ってみましょう。 脳卒中の兆候がある場合、短い文章でもうまく話せないことがあります。 ④TIME・・・発症時刻 発症時間を確認して迷わず119番に連絡してください。 特に発症してから限られた時間内にしかできない治療があります。 発症してから治療を受けるまでの時間が短いほど、後遺症が軽減される可能性が高くなります。 大切な家族や自分自身を守る為に、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください🌱