第1回日本Osteotomy学会にて共同演者として発表しました

~「Osteotomy(オステオトミー)って?」~
2026年3月20日から21日、京都市内で第1回日本Osteotomy(オステオトミー)学会が開催されました。オステオトミーは直訳すると「骨切り術」となり、一般の方は恐怖感を感じてしまうのではないでしょうか。簡単に言えば「変形矯正手術」というものになります。
例えば、年齢があがると二本足の我々は膝の痛みを感じることが多くなります。いわゆる『変形性膝関節症』です。変形が進んで病院を受診すると「人工関節にしましょう」と言われることがあります。日本人はO脚が多く、このとき、膝の症状次第ではO脚変形を矯正することで痛みを解消し、関節機能を改善することが出来るのです。「オステオトミー」は自分の関節を器械に取り換えることなく温存することができる治療なのです。
~ライフワーク=Osteotomy~
私自身20数年にわたり膝のオステオトミーに携わり、オステオトミーの手術指導、教育、普及に従事してきたことから、今回は記念すべき第1回でしたが、前身の日本Knee Osteotomyフォーラム、日本Knee osteotomy and Joint preservation研究会の時代から10数年にわたり評議員として携わっております。現在も保険診療の病院で膝オステオトミー手術を行っていることから共同発表演者としても参加して参りました。会期中は神戸で開催されていた日本再生医療学会総会と日程が見事に重なり、京都と神戸を頻繁に往復する三昧でした。
理想の関節の再建には、変形矯正手術と組織再建(傷んだ部分を修復・再生させる)を併せて行うことが望まれます。しかし、現在の日本では再生医療を併せた手術を同時に行うことが出来ませんが、近未来の治療として一部の大学では再生医療技術を併用した手術治験が行われております。組織再建において再生医療は重要な位置づけにあります。手術も行う再生医療医として、引き続き患者さんにマッチした治療法の開発に邁進したいと思います。
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