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再生医療の現状と課題Q&A!リスクや安心できるクリニックとは?!

公開日:2020.06.22

再生医療の現状と課題Q&A!リスクや安心できるクリニックとは?!

解説/リペアセルクリニック大阪院長:坂本貞範

 

はい、みなさんこんにちは。Dr.サカモトです。

本日は、再生医療の課題についてお話ししていきたいと思います。

Q再生医療にリスクはありますか?

再生医療のリスクというものをテレビでよく耳にするのですけれども、再生医療というものは本来自分の血液や、自分の細胞を使って行う治療なので、一般の薬剤を使った治療よりも副作用の可能性がとても低いと言えます。

ただ一つリスクがあるといえば、現時点で保険適用外の治療なので、とても医療費が高額になるということですね。このような高額治療をご理解した上で治療を受けていただいております。

 

Q将来的に保険が適用され治療費も安くなりますか?

将来的に金額が安くなるのか?保険適用になるのか?という質問がよくあるのですけども、これについては今の所、まだはっきりとわかっていません。

 

Q治療内容によって価格の違いはありますか?

治療内容によって再生医療の価格の違いがあるかということですけども、これも再生医療の治療によって価格に差はあります。

再生医療は第1種・第2種・第3種というものがあるんですけども、第2種の幹細胞治療、第3種のPRP治療、これらの価格の差は、第3種の PRP治療は1回当たり数万円から数十万円します。

第2種の幹細胞治療においては、数十万から数百万円するものもあります。

 

Q再生医療は倫理的な問題がありますか?

続いて倫理的な課題についてなんですけども、特に倫理的な課題については再生医療において制限はありません。

 

Q再生医療はどんな疾患でも治療できますか?

再生医療でどんな怪我でも治るのかっていう質問はよくあるのですけども、再生医療することによって、今までの一般的な治療では治らなかったものであったり、治りが遅いものに関して治りが早くなったり、もしくは修復されないもの・再生されないものが再生することができて機能がよくなるっていうことはよくあります。

しかし治るスピードやどこまで治るかというものは、もちろん個人差はあります。

 

Q再生医療はウイルスに対して効果がありますか?

ウイルスには効きますか?という質問をよく受けますが、ウイルスにも効きます。幹細胞を投与することによって免疫力が上がって、ウイルスに対抗できます。

 

Q再生医療を施して逮捕された事例があるのはどうしてですか?

再生医療で逮捕者が出たというニュースが先日流れましたけれども、再生医療を行うお医者さんと行う場所、病院だったりクリニックだったりそういうところには厚生労働省の認可が必要となります。

この逮捕された方は厚生労働省に認可されていない場所で治療を行ったということで逮捕されました。

当院では当然、厚生労働省のホームページに許可証が載っている通り、認可を受けて治療を行っております。厚生労働省のホームページに再生療法を行ってもいい医療機関の一覧が載っております。ご不安に思われた方はそちらをご覧下さい。

 

本日は再生医療の課題についてお話をさせていただきました。テレビなどを見て何かご不安な点があれば下のコメント欄にご記入ください。

本日はありがとうございました。

 

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