【脊髄損傷 再生医療】『目標は温泉旅行!!』幹細胞治療により身体の状態が向上して、前向きな目標を立てておられます

公開日:2025.11.08

2020年に交通事故で頚椎損傷を負い、重度の麻痺と歩行困難に苦しんでいた患者様が、幹細胞治療によって驚異的な回復を遂げた実際の症例。保険診療では治療が困難とされる脊髄神経のダメージに対して、再生医療がどのような効果をもたらすのか、患者様ご本人の体験談を通じて詳しく解説!

重篤な頚椎損傷からの壮絶な闘い

2020年5月、交通事故により第5・第7頚椎を骨折し、頚椎損傷と診断された患者様。
事故直後の3ヶ月間は、バルーンカテーテルとおむつを使用し、車椅子での生活を余儀なくされました。
その後半年間の入院生活で毎日リハビリテーションを続け、なんとか立って動ける程度まで回復しましたが、それ以上の改善は見られませんでした。

体幹の麻痺により長時間座ることもできず、全身に激しい痛みが続いていました。
保険診療での治療には限界があり
、新たな治療法を模索していた時に出会ったのが再生医療でした。

なぜ再生医療を選択したのか

MRI画像では、脊髄の色が変わっている部分が確認でき、これは脊髄がダメージを受けている証拠でした。
保険診療では、脊柱管を広げたり、圧迫を取り除く手術は可能ですが、神経が受けてしまったダメージ自体は治すことができません
脊髄は脳と同じく非常に繊細な組織であり、一度傷ついた神経を修復することは従来の医療では困難でした。

そこで、損傷した神経を直接治療できる可能性があるダイレクト注射(幹細胞の直接投与)という再生医療の技術に希望を見出したのです。

幹細胞治療による劇的な変化

第1回投与後の即効性

最も印象的だったのは、1回目の投与直後から効果を実感できたことです。最もしびれがひどかった右足全体が温かくなり、背中も温かくなって、まるで何かが抜けていくような感覚があったといいます。
常時続いていたビリビリとした神経痛が軽減し、骨と骨が当たることによる激痛も和らぎました。

第2回投与と長期的な改善

2回目の投与時は1回目ほどの劇的な変化は感じられませんでしたが、半年後から徐々に体の硬さが緩んできたことを実感しました。
特に顕著だったのは、全く上がらなかった腕が顔の高さまで上がるようになり、頭の後ろまで手が届くようになったことです。

第3回・第4回投与による更なる改善

3回目の投与後には、自力で開けなかった股関節が開くようになり足を横に振り上げることも可能になりました。
麻痺でカチカチになっていた筋肉が柔らかくなり、握力も回復。
以前は自分の肩を揉むことすらできなかったのが、1ヶ月後には可能になりました。

日常生活への復帰

治療開始から約1年が経過し、患者様の生活は大きく改善されました

  • 家の中では杖なしで歩行可能
  • 公共交通機関を利用して通院(電車での移動が可能に)
  • 駅の階段の昇降(エレベーターやエスカレーターを使わずに)
  • 自宅でのトレーニング(ボディビルの器具を使用した筋力維持)

当初の2年間は全く移動できなかった状態から、現在は温泉旅行を目標にできるまでに回復しています。

再生医療がもたらす希望

この症例は、従来の医療では改善が困難とされていた脊髄損傷による神経障害に対して、再生医療が新たな可能性を示した貴重な事例です。幹細胞の持つ自己修復能力を活用することで、損傷した神経組織の再生を促し、失われた機能の回復が期待できることが実証されました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「できなくなったことを再びできるように」

笑顔を取り戻していただくために、 今後もみなさんの健康につながる情報を発信していきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※お困りなら

  • お電話やメールなら無料で事前にご相談頂けます。
  • カウンセリングにお越しいただければ親切丁寧にご説明させて頂きます。

★★★お電話でのお問い合わせ・ご相談(無料)
0120-706-313(9:00~18:00)

★★★WEBお問い合わせ・ご相談(無料)
https://fuelcells.org/mail/