Dr.サカモトの再生医療チャンネルdr.sakamoto's channel

【脊髄梗塞再生医療】こんなに良くなるとは思っていなかった!!再生医療を受けて良かったと実感されていました。

公開日:2025.07.26

2013年8月に脳梗塞を発症した患者様は、点滴治療とリハビリを続けていましたが、車椅子でしか移動できない状態でした。立ち上がることはできても、歩行時には介助が必要。さらに、排尿障害細かい運動機能の障害も見られ、日常生活に大きな支障をきたしていました。

幹細胞治療による驚異的な改善

患者様は背中への幹細胞投与を10回、点滴投与を6回受けました。すると、治療開始直後から劇的な変化が現れ始めました。

第1回治療後の変化

治療翌日から、それまで後ろ重心だった骨盤がまっすぐに安定するようになりました。入院中の理学療法士も、この急激な変化に驚きを隠せなかったといいます。さらに、しびれが半分に軽減し、右足の指のグーパー運動も可能になりました。

第2回・第3回治療後の進展

治療を重ねるごとに、足やお尻の筋力が着実に向上していきました。第3回治療後には、支えなしでの動作が可能になり、体幹の安定性が大幅に改善されました。

第5回治療以降の継続的な改善

5回目以降は劇的な変化こそ緩やかになったものの、筋肉量の増加が確認され日常生活動作がさらに楽になっていきました。

現在の回復状況

治療を継続した結果、患者様は以下のような改善を達成しました。

  • 家の中では杖なしで歩行可能
  • 平らな場所では杖なしでも安全に歩ける
  • 長時間の座位保持が可能になり、疲労感が軽減
  • 腹筋力の向上により、起き上がり動作が楽に
  • 階段昇降も手すりがあれば可能

再生医療がもたらした人生の変化

この患者様にとって最も大きな変化は、仕事復帰が可能になったことです。車椅子生活では仕事に行くことすら困難でしたが、歩行能力の回復により、社会復帰を果たすことができました。

「できなくなったことを再びできるように」

笑顔を取り戻していただくために、 今後もみなさんの健康につながる情報を発信していきます。