【半月板損傷の再生医療】関節鏡手術をしなくても完治!痛みがきれいに取れ、動きも正常に!実際の症状をレントゲン、MRIを使って解説!
半月板損傷の再生医療/関節鏡手術をしなくても完治!痛みがきれいに取れ、動きも正常に!実際の症状をレントゲン、MRIを使って解説!
監修:リペアセルクリニック大阪院長:坂本貞範医師
はい、みなさんこんにちは。Drサカモトです。
今日はですね、「半月板損傷」について実際の症例を交えてお話したいと思います。
まず、半月板の解剖のほうからお話したいと思います。こちらのイラストのように、膝の大腿骨、そして脛骨とありますが、半月板というものはこの大腿骨と脛骨の間の脛骨側についている円形の形をしたものをいいます。
半月板は主に膝の衝撃を和らげるクッションのような役割を果たします。半月板の損傷といえば、よくスポーツで怪我をされた方に多く見られます。
特にジョギング、サッカー、テニス、ゴルフなど色んな競技で半月板損傷は起こりえます。おそらく、プロのスポーツ選手には少なからず半月板損傷は見られます。
ただ、半月板が損傷しているからといって必ず痛みが出るものではありません。始めは痛みがなくても使っているうちに少し損傷した部分がだんだんと大きくちぎれてきて、いよいよ大きく裂けてしまうと痛みが生じます。
その頃になると、膝を伸ばしたり曲げたりする時に引っかかったり、膝を伸ばすときに音が鳴ったり、しゃがみ込むときに膝の痛みが出てきたり、そういった症状が現れます。
そうなると、一般的に関節鏡手術などをしなければなりません。
関節鏡の手術をしますと、半月板を取ることが多くなるので、クッションの役割をする半月板がなくなると、その後は徐々に軟骨が擦り減っていきます。軟骨が擦り減っていきますと、いわゆる変形性膝関節症へ移行します。
そして膝の変形が強くなり、どんどん痛くなると次に人工関節をしなければなりません。特に私の経験上では、半月板の幹細胞治療はとてもよく効きます。
当院でも半月板損傷に対する幹細胞治療を多く行ってきましたが、関節鏡の手術をしなくてもほぼ膝の痛みは取れています。それでは、実際の症例を説明していきたいと思います。
この方は、50代の男性で約1年前からジョギングを始められたのですが、やはり徐々に膝が痛くなり当院に来られました。レントゲンとMRI所見を診てみますと、まずレントゲンで関節の隙間が正常よりも狭くなっており、変形性膝関節症の初期と診断しました。
そして、膝のMRIはこちらのように三角になっている半月板のところに亀裂が生じていまして、少し関節の外に飛び出している症状が見られました。この方に幹細胞治療を行いまして、約半年後のMRI所見がこちらです。
以前は関節の外にはみ出していた半月板が、再生されて関節の中に戻っていきました。そして、半月板自体も少し太くなっております。
幹細胞治療を終えて2~3ヶ月経つと痛みが半分になり、半年くらいになるとほぼ痛みが0に近づいております。もう少し経過をみて、好きなジョギングを再開してもらおうと思っております。
本日は半月板損傷の幹細胞治療についてお話しましたが、やはりそこには細胞の「量」と「質」がとても大切になってきます。本日は半月板損傷の幹細胞治療についてお話させていただきました。
ありがとうございました。
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