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ひどい肩こりの原因とは?考えられる病気やセルフケア、受診の目安を解説

ひどい肩こりの多くは、姿勢の崩れや長時間同じ姿勢を続けることなど、日常生活の習慣が原因です。
一方で、頸椎(首の骨)の異常や肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)など、病気が関係しているケースもまれにあります。
強い痛みやしびれが続くと、「何か重い病気ではないか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ひどい肩こりの原因や自宅でできるセルフケア、病院を受診すべき目安について解説します。
セルフケアで様子をみてよいケースと、医療機関に相談すべきケースを見分けるためにも参考にしてみてください。
目次
ひどい肩こりが起こる主な原因
ひどい肩こりが起こる主な原因は、同じ姿勢を続けることによる血行不良と、ストレスや目の疲れによる筋肉の緊張です。
とくに、パソコンやスマートフォンを長時間使う機会が多い方は、これらの原因が重なりやすい傾向があります。
ここでは、それぞれの原因について解説します。
姿勢の乱れ・同じ姿勢の継続
デスクワークやスマートフォンの長時間使用など、同じ姿勢を長く続けることが、ひどい肩こりの主な原因の一つです。
同じ姿勢を続けると血の巡りが悪くなり、肩まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
猫背のように背中が丸まった姿勢や、あごが前に突き出した姿勢は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。
パソコン作業の際は、画面の高さやいすの座り方を見直すことも、肩こりの予防につながります。
とくに前かがみの姿勢は首や肩への負担が大きいため、こまめに姿勢を変えることを意識しましょう。
ストレス・自律神経の乱れ・眼精疲労
精神的なストレスや自律神経の乱れ・眼精疲労も、ひどい肩こりの原因になります。
ストレスがかかると無意識に体に力が入りやすくなり、筋肉の緊張が続きやすくなります。
とくに緊張状態が続くと、無意識に肩をすくめるような姿勢になりやすく、筋肉の緊張がさらに強まる場合があります。
パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ることによる目の疲れも、首や肩の筋肉の緊張につながります。
目の疲れが強いときは、こまめに画面から目を離して遠くを見る、意識的にまばたきをするなどの工夫も効果的です。
ひどい肩こりに病気が関係している場合もある
ひどい肩こりの多くは生活習慣が原因ですが、まれに頸椎の異常や肩関節周囲炎、内臓の不調が関係している場合もあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 頸椎の異常 | 首の骨や神経に問題があり、肩こりに加えて腕のしびれなどを伴うことがある |
| 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) | 肩関節まわりの炎症により、肩の痛みとともに腕が上がりにくくなることがある |
| 内臓の不調 | 心臓や消化器などの不調が、肩こりのような症状として現れることがある |
頸椎の異常が疑われる場合は、肩こりに加えて腕や手にしびれを感じることが特徴です。
肩関節周囲炎は、40代以降に起こりやすいとされ、肩の痛みだけでなく可動域の制限を伴うことがあります。
内臓の不調による肩こりは、姿勢を変えても改善しにくい、左右どちらか一方に強く出るといった特徴がみられることもあります。
すべてのひどい肩こりが病気によるものではありませんが、心当たりがある場合は自己判断せず医療機関に相談しましょう。
自宅でできるセルフケア・解消法
ひどい肩こりのセルフケアには、以下のストレッチや温めるケア、姿勢を見直すことなどが効果的です。
- 肩や首まわりを動かすストレッチをする
- 深呼吸をしながら肩を上下に動かす
- 入浴や蒸しタオルで肩まわりを温める
- 長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに体を動かす
- マッサージやツボ押しで筋肉の緊張を和らげる
マッサージやツボ押しは一時的な緩和にとどまる場合があるため、根本的な改善には姿勢や生活習慣の見直しも合わせて行いましょう。
デスクワークの場合は、1時間に1回程度を目安に、立ち上がって軽く体を動かす時間をつくることもおすすめです。
枕の高さが合っていないと就寝中に首や肩へ負担がかかるため、自分に合った寝具を選ぶことも意識しましょう。
水分をこまめにとり、体を冷やしすぎないことも、血流を保つうえで大切です。
吐き気・頭痛・しびれを伴う場合は注意
ひどい肩こりに吐き気、頭痛、腕や手のしびれ、脱力感を伴う場合は、単純な肩こり以外の要因が関係している可能性があるため注意が必要です。
- 強い吐き気や嘔吐を伴う
- 突然の激しい頭痛がある
- 片方の腕や手にしびれ、力の入りにくさがある
- ろれつが回らない、うまく話せない
上記の症状がみられたからといって、必ずしも重い病気であるとは限りませんが、判断に迷う場合は医療機関を受診しましょう。
とくに片側のしびれや言葉のもつれは、脳の血管に関わる症状のサインである場合があるため注意が必要です。
病院を受診する目安・何科を受診すべきか
セルフケアを続けても改善しない場合や、強い痛み・しびれを伴う場合は、早めに医療機関を受診することが望ましいです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 受診の目安 | セルフケアを2〜3週間続けても改善しない 痛みやしびれが強い、日常生活に支障が出ている |
| 受診先 | 骨・関節・筋肉の症状を診る整形外科が基本 痛みが長引く場合は、痛みの治療を専門に行うペインクリニックも選択肢 |
受診の際は、いつから症状があるか、どのような動作で悪化するかなど、経過をメモしておくと診察がスムーズに進みやすくなります。
整形外科ではレントゲンやMRIなどの検査を通じて原因を明らかにしたうえで、治療方針を決めることが一般的です。
迷った場合は、まず整形外科を受診し、必要に応じて他の診療科を案内してもらうとよいでしょう。
ひどい肩こりは原因を見極めて早めにケアしよう
ひどい肩こりの多くは、姿勢の崩れや長時間同じ姿勢を続けることなど、日常生活の習慣が原因です。
一方で、頸椎の異常や肩関節周囲炎など、病気が関係しているケースもまれにあります。
ストレッチや温めるケアなどのセルフケアで様子をみつつ、吐き気やしびれなど気になる症状を伴う場合は自己判断で様子を見ないことが大切です。
セルフケアを続けても改善しない、あるいは強い痛みやしびれがある場合は、整形外科などの受診を検討しましょう。
とくに、しびれや吐き気などの症状を伴う場合は、我慢せず早めに専門家に相談することが安心につながります。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設
























