頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法|自宅でできるケアと治療法について解説

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公開日: 2025.09.30 更新日: 2026.05.29

「頚椎椎間板ヘルニア」は首の骨(頚椎)の間にある椎間板というクッションが変形し、首の後ろの神経を圧迫してしまう疾患です。

首周辺の痛みやしびれによって、眠れなかったり仕事に集中できなかったりすることも珍しくありません。

そのため痛みなどで日常生活に支障が出ると、すぐにでも痛みを和らげる方法を知りたいと考える方も多いでしょう。

この記事では、頸椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法や、近年注目されている再生医療について解説します。

頚椎椎間板ヘルニアのつらい痛みを和らげるために、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

なお、頚椎椎間板ヘルニアを少しでも早く治したい場合は、「再生医療」による治療をご検討ください。

再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を活用して、損傷した神経の再生・修復を促し、痛みの早期改善が期待できる場合があります。

症例や治療法について詳しくは、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。

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頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法|主な治療法

頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるための主な治療法は、大きく「保存療法」と「外科的治療」の2つに分けられます。

まずは身体への負担が少ない保存療法から始め、それでも改善しない場合に外科的治療を検討するのが一般的な流れです。

それぞれの具体的な治療内容について、詳しく解説します。

保存療法(薬物療法・リハビリテーション)

頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるには、薬やリハビリなどで痛みの軽減を目指す「保存療法」から始めるのが基本です。

主な保存療法の種類とアプローチは、以下のとおりです。

  • 薬物療法:消炎鎮痛剤や神経の痛みを抑える薬の服用
  • リハビリテーション:正しい姿勢の習得、首や肩甲骨周辺のストレッチ

これらの治療を症状に合わせて組み合わせることで、痛みをコントロールしながら自然な回復を目指します。

外科的治療(椎間板摘出術・脊椎固定術)

数カ月間の保存療法を継続しても痛みが改善しない場合や、手足に力が入らないなどの重い麻痺症状がある場合は「外科的治療」を検討します。

代表的な手術法と特徴は、以下のとおりです。

  • 椎間板摘出術:神経を圧迫している飛び出した椎間板を直接取り除く手術
  • 脊椎固定術:首の骨に強いぐらつきや不安定さがある場合に、専用の金具や骨を移植して首の骨を固定する

近年は内視鏡を使った体への負担が少ない手法も普及しています。

手術は痛みの根本的な原因を取り除ける有効な手段ですが、リスクも伴うため、主治医と慎重に相談して治療方針を決定することが重要です。

頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法【自宅でできる】

頚椎椎間板ヘルニアのつらい痛みを和らげるために、自宅でできるセルフケアを紹介します。

頚椎椎間板ヘルニアのセルフケア

以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

楽な体位・姿勢のとり方

頚椎椎間板ヘルニアと診断されたら、まず楽な体位と姿勢を覚えましょう。

具体的には、以下の方法をお試しください。

  • 横向きで枕を高めに調整する
  • 仰向け+膝下にクッション
  • デスクワーク中の首を支える工夫

上記のような姿勢・工夫では首が安定しやすくなります。

頚椎椎間板ヘルニアは、首が前に倒れる(前屈み)と症状が強まる傾向がある疾患です。

これは椎間板が前屈みになることで首後方の神経を圧迫するためですが、首が安定すれば神経の圧迫が軽減されます。

そのため、上記のような方法で症状緩和が期待できるでしょう。

温める・冷やすの判断基準

温めたり、冷やしたりするケアは、頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる効果が期待できます。

ただし、発症からの期間によって使い分ける必要があるため、以下の表をご参照ください。

発症からの期間 取るべき行動 理由
発症〜1週間程度 冷やす 炎症により痛みが強く出る時期であるため、冷やすことで炎症を抑える効果が期待できる
1週間以降 温める 首周囲を温めることで血流が良くなり、筋肉の凝り緩和や痛みの軽減効果が期待できる

頚椎椎間板ヘルニアの発症直後は炎症が強いため、温めると炎症が強まってしまいますので温めてはいけません。

逆に発症から1週間以上経過すれば炎症は落ち着きますが、炎症の影響で筋肉の緊張が見られるかもしれません。

そのようなケースでは冷やすと逆に筋肉がより緊張してしまうため、温めて血流を良くしましょう。

頚椎椎間板ヘルニアの痛みに対する病期別の対処法・対策

頚椎椎間板ヘルニアは、適切なセルフケアや対策で痛みの緩和に期待できます。

ただし、時期に合わせて内容に注意する必要があるため、具体的には以下の表をご参照ください。

発症してからの時期 推奨される対処法・対策
急性期(発症〜1週間)
  • 相対的安静・痛みを避ける姿勢の工夫
  • 長時間のデスク作業は避ける
亜急性期(1〜4週間)
  • 軽いストレッチや体操で首の動きを回復
  • デスク環境の改善(モニター高さ・椅子調整)
慢性期(1ヶ月以降)
  • 首を支える筋肉や肩甲帯の安定化トレーニング
  • 有酸素運動で血流促進

発症したばかりの急性期では強い炎症によって激しい痛みを伴うケースも多いため、まずは安静にして痛みの緩和に注力してください。

亜急性期からは炎症も落ち着いてくるため、徐々に体にかける負荷を強くしていきます。

さらに、慢性期は体を動かして首を支える筋肉を鍛える時期です。

痛みの様子を見ながら、再発防止に向けたトレーニングを行いましょう。

頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法に関するよくある質問

頚椎椎間板ヘルニアのつらい痛みやしびれに悩む方から、治療期間や日常生活での注意点について多くの疑問が寄せられます。

痛みのピークや正しい対処法をあらかじめ知っておくことで、治療中の不安を少しでも軽減できます。

以下でそれぞれの疑問と回答を詳しく見ていきましょう。

頚椎椎間板ヘルニアの激痛はいつまで続く?

頚椎椎間板ヘルニアによる激しい痛みは、通常2〜3週間程度でピークを迎え、その後は時間の経過とともに徐々に和らいでいきます。

改善時期には個人差がありますが、保存療法による治療で、3〜6カ月程度で改善するケースが多いです。

一方で、痛みが強くなる、しびれが広がる、手に力が入りにくいなどの変化がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

頚椎椎間板ヘルニアの痛み止めが効かないときはどうすればいい?

飲み薬や湿布だけで痛みが抑えられない場合は、神経の周辺に直接薬を注射する「神経ブロック注射」が検討されます。

炎症を起こしている神経の近くに麻酔薬などを注入し、痛みの伝達を遮断する効果が期待できます。

また、服用している薬が合っていない可能性もあるため、まずは主治医に相談しましょう。

頚椎椎間板ヘルニアでやってはいけないことは?

症状を悪化させないために、「首を後ろに大きく反らせる動作」は避けてください。

首を後ろに反らすと神経の通り道が狭くなり、ヘルニアによる圧迫がさらに強くなって激しい痛みやしびれを引き起こすためです。

また、重い荷物を無理に持ち上げたり、高すぎる枕を使用したりするのも、首に過度な負担をかけるため避けましょう。

頚椎椎間板ヘルニアのつらい痛みには「再生医療」をご検討ください

頚椎椎間板ヘルニアのつらい痛みを少しでも早く和らげたい場合、自己細胞を用いた「再生医療」による治療も選択肢の一つです。

再生医療では、患者さまご自身の細胞や血液を利用して、損傷した神経の再生・修復を促し、頚椎椎間板ヘルニアの痛みの根本改善を目指します。

従来の治療では、傷ついた神経は元に戻らないとされていましたが、医療技術の進歩により、その前提は覆りつつあります。

以下のような方は、ぜひ再生医療をご検討ください。

以下の動画では、実際に再生医療によって頚椎椎間板ヘルニアの術後に残ったしびれが改善した症例を紹介しておりますので、併せて参考にしてください。

当院リペアセルクリニックでは、頚椎椎間板ヘルニアに対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。

ヘルニアのお悩みに対する新しい治療法があります。

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設