- 足底腱膜炎
足の裏が歩くと痛い!歩けないときの対処法は?考えられる原因・疾患について解説

「足の裏が痛くて歩けないときの原因は?」
「足裏の痛みの治し方は?」
足裏の痛みによって歩行が難しい場合、どのような原因があるのか、早く治す方法はないか、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
足底腱膜炎をはじめとする複数の原因が考えられ、原因に応じて対処法や治療方法が異なります。
本記事では、足の裏が痛くて歩けない原因として考えられる疾患や、主な治療法についてわかりやすく解説します。
足の裏の痛みにお悩みの方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
「足裏の痛みを早く治したい」「手術は避けたい」という方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。
\足裏の痛みに有効な再生医療とは/
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足裏の炎症や痛みの原因となっている腱や靭帯の修復が期待できます。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 足の裏が痛くて日常生活に支障が出ている
- 足裏の痛みを早く治したい
- 現在の治療では目立った効果が出ていない
症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。
目次
足の裏が痛くて歩けないときの対処法【今すぐできる】
足の裏に強い痛みが出て歩けないときは、まずは患部への負担を減らすことを優先しましょう。
本章では、今すぐ実践できる具体的な対処法について詳しく解説します。
以下でそれぞれの対処法について見ていきましょう。
歩くのを控えて安静にする
足裏に歩けないほどの痛みがある場合、足の裏の筋肉や腱が強く炎症を起こしている可能性が高いです。
まずは歩行や運動を直ちに中止し、足を休ませて安静に過ごしてください。
立ち仕事などでどうしても休めない場合は、こまめに座って休憩をとるように心がけましょう。
足裏にかかる体重(負荷)を物理的に減らすことが、痛みを和らげるための第一歩となります。
患部をアイシング(冷却)する
初期段階のズキズキとした強い痛みや、患部に熱を持っているような感覚があるときは、炎症を抑えて痛みを軽減するために患部をアイシングするのも効果的です。
氷嚢(ひょうのう)や保冷剤をタオルで包み、痛む部分を15〜20分程度を目安に冷やしましょう。
冷やすことで血管が収縮し、炎症や腫れを抑える効果が期待できます。ただし、冷やしすぎは凍傷の原因になるため注意してください。
また、痛みが落ち着いて慢性化した後は、逆に温めて血行を良くするケアに切り替えましょう。
靴やインソールを見直す
足に合わない靴や、靴底がすり減った靴を履き続けることは、足裏の痛みを引き起こす大きな原因となる場合があります。
クッション性が高く、足のアーチ(土踏まず)をしっかり支えてくれる靴を選び直しましょう。
また、市販のインソール(中敷き)を活用して、足裏への衝撃を吸収させるのも効果的です。
それでも痛みが改善しない場合は、自分の足の形に合ったオーダーメイドのインソール作成も検討してください。
足の裏が痛くて歩けないときに医療機関を受診すべきサイン
安静にしても足裏の痛みが引かない場合や、しびれ・強い腫れを伴う場合は、できるだけ早めに医療機関の受診をおすすめします。
医療機関の受診を検討すべき具体的な危険サインは、以下のとおりです。
- 安静時にもズキズキとした強い痛みがある
- 足の裏だけでなく、足の指先にしびれや感覚の鈍さを感じる
- 患部が大きく腫れていたり、熱や赤みを持っていたりする
- セルフケアをしても痛みが1週間以上続いている
足の裏の激しい痛みには、「足底腱膜炎」や「モートン病」など、専門的な治療が必要な疾患が隠れている可能性があります。
特に歩けないほどの激痛やしびれがある状態は、神経の圧迫や強い炎症が起きているサインです。
上記のようなケースでは、まず医療機関を受診し、正しい診断を受けましょう。
症状に合った適切な治療やリハビリテーションを始めることが、早期回復への第一歩となります。
足の裏が歩くと痛い!考えられる主な原因
同じ「足の裏の痛み」であっても、原因によって痛む場所や症状の出方に異なる特徴があります。
足の裏が痛くて歩けない場合、主に以下の原因・病気が考えられます。
以下でそれぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
足底腱膜炎
足底腱膜炎とは、かかとから足指の付け根をつなぐ足底腱膜が炎症を起こし、痛みが生じる疾患です。
中高年に多い疾患といわれており、以下のような原因が考えられます。
- 激しいスポーツを長期的に続けている場合
- 長時間の立ち仕事をしている場合
- 足裏のアーチ形状の異常(扁平足やハイアーチ)
- 加齢や運動不足
- 足と靴のサイズが合っていない
マラソンなどのスポーツは足の裏に負荷がかかりやすいため、足底腱膜炎になる可能性があります。
また、加齢や運動不足は足底腱膜を硬くするため、足の裏にかかる体重の負荷を逃しにくくなるのも特徴です。
足の裏はアーチ状になっており、体重の負荷を分散させていますが、扁平足やハイアーチ(土踏まずが高い状態)は足底腱膜にかかる負担が大きくなります。
足底腱膜炎は適切な治療を受けることで改善するため、足の裏に違和感や痛みがある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
疲労骨折
疲労骨折は、1回の大きな衝撃で骨が折れる通常の骨折とは異なり、同じ部位に繰り返し負荷がかかり続けることで骨に小さなひびが入った状態です。
足裏が痛い場合、足の裏や甲に近い「中足骨(ちゅうそっこつ)」が疲労骨折を起こしている可能性があります。
疲労骨折に至る原因として、主に以下のようなものが考えられます。
- ジャンプやダッシュを繰り返す激しいスポーツ
- 硬いアスファルトの上での長時間のランニング
- 急激な運動量の増加(オーバートレーニング)
- 筋力不足や足に合わない靴での運動
歩行時や体重をかけたときに、足の甲や足の裏の特定の場所がピンポイントで痛むのが特徴です。
初期の段階では運動中や運動後にだけ痛みを感じますが、悪化すると安静にしていてもズキズキとした痛みが続くようになり、患部に腫れが生じることもあります。
鶏眼(魚の目)
鶏眼(魚の目)とは、足の裏の一部に刺激が加わり、皮膚の角質が厚くなる症状です。
芯の部分を踏み込むと針が刺さったように痛むため、歩けなくなる場合があります。
たこも皮膚のトラブルですが、角質が外側(表面側)に向かって厚くなり、芯がないので基本的に痛みはありません。
ただし、放置すると症状が悪化し、痛みを伴うケースがあります。
市販薬で改善する場合もありますが、早く治したい方は皮膚科で切除してもらうなどの治療を受けましょう。
モートン病
モートン病は、第3・4指の足裏の付け根の神経が圧迫され、炎症や腫れの症状により足の裏に痛みが出る疾患です。
ハイヒールや先の細い靴、長時間立ち続ける仕事などが原因となりますが、主な症状は以下のとおりです。
- 足裏に小石を踏んでいるような感覚
- 足指の付け根の鋭い痛み
- 焼けるようなしびれ
- 指先に力が入りにくい
- 靴を履いていると圧迫感がある
モートン病の予防では、足に合う靴を履きインソールを見直すことが重要です。
主な治療法として、薬物療法などが行われますが、症状が悪化している場合は神経を切除する手術なども行われるケースもあります。
足根管症候群
足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)は、内くるぶしの下にある「足根管」という狭いトンネルを通る神経が、何らかの原因で圧迫されることで発症する疾患です。
主な発症原因は、以下のとおりです。
- ガングリオン(良性のゼリー状のしこり)による圧迫
- 足首の捻挫や骨折などの過去の外傷
- 加齢や扁平足による足のアーチの崩れ
- サイズの合わない靴やきつい靴紐による締め付け
足の裏から足の指先にかけて、ピリピリ・ジンジンとした「しびれ」や「痛み」を感じるのが大きな特徴です。
歩行時だけでなく、夜間や安静時にもしびれが強くなる傾向があります。
母趾種子骨障害
母趾種子骨障害は、足底面にある2つの種子骨が骨折や関節症などにより炎症が起こることの総称です。
陸上競技やサッカー、バスケットボールなど走ることが多いスポーツでよく見られ、主な症状は以下のようなものがあります。
- 親指の付け根(母趾球部)の裏側の痛み
- 歩行時やランニング時の強い痛み
- 炎症が悪化した場合腫れや圧痛がある
母趾種子骨障害の治療では、安静や固定、消炎剤の投与などを行いますが、症状が悪化した場合は種子骨の摘出手術を行う場合があります。
足の裏が痛くて歩けない症状の特徴【部位別】
足の裏が痛くて歩けない症状の特徴には、以下のようなものがあります。
足の裏の痛みには特徴があるため、どの部分が痛いのか判別しておくと、原因を特定しやすくなります。
痛みを感じる部分や、痛みの種類は以下を参考にしてください。
足指の付け根・土踏まず
足の裏の上側(足指の付け根)や土踏まず・足のアーチ部分が痛む場合、以下の原因が考えられます。
| 痛みがある部分 | 痛みの特徴 | 考えられる原因 |
|---|---|---|
| 足の裏の前方(指の付け根付近) | ・足指の付け根や親指 ・小指の側面が痛む ・骨の出っ張りがある部分が痛む |
・外反母趾 ・種子骨の骨折や炎症 ・痛風 ・魚の目やたこ |
| 土踏まず | ・土踏まずに力が加わると痛む ・土踏まずが常に痛む |
・扁平足 ・足底腱膜炎 |
| 足のアーチ部分 | ・足指を反らせると足裏全体が痛む | ・足底腱膜炎 |
親指が人差し指に向けて曲がっている場合、外反母趾の可能性があります。また、親指の付け根が痛むときは、種子骨の骨折や炎症、痛風などが原因です。
足の裏の特定部分だけに刺激が加わると、魚の目やたこができるケースもあり、魚の目は硬くなった皮膚が内部に食い込むため、体重をかけると刺すように痛む場合があります。
土踏まずやアーチ部分が痛い場合は、扁平足や足底腱膜炎になっている可能性があります。
足に合った靴を履く・インソールを活用するなど、症状に合った対策をしましょう。
足の外側・かかと
足の裏の外側・かかとに痛みがある場合は、以下の原因が考えられます。
| 痛みがある部分 | 痛みの特徴 | 考えられる原因 |
|---|---|---|
| 足の裏の外側 | ・歩くと足裏の外側が激しく痛む ・安静時にも足裏の外側がズキズキと痛む |
・疲労骨折 ・踵骨骨折 ・関節炎や神経障害 |
| かかと | ・かかとの内側で前方の部分を押すと痛む | ・足底腱膜炎 |
足の外側やかかとに痛みが生じる場合、過度な運動による負荷や足裏の組織への繰り返しの衝撃が関係していると考えられます。
足の外側の痛みは、疲労骨折によって引き起こされている可能性を視野に入れると良いでしょう。
また、足底腱膜炎は足裏全体に痛みが広がる可能性があるので、かかとの痛みや違和感には注意が必要です。
足の裏が痛くて歩けない症状に関するよくある質問
最後に、足の裏が痛くて歩けない症状に関するよくある質問に回答します。
それぞれの疑問について詳しく見ていきましょう。
足底腱膜炎かどうか確かめる方法は?
足底腱膜炎かどうかセルフチェックするときは、朝起きてベッドから歩き出す「最初の一歩」に激しい痛みがあるかを確認してみましょう。
また、足の裏のかかとの内側を指で強く押したときに、鋭い痛みを感じる場合も足底腱膜炎が疑われます。
しばらく歩いていると徐々に痛みが和らいでくる傾向があるのも、足底腱膜炎によく見られる特徴的なサインです。
ただし、これらはあくまでセルフチェックの目安であり、自己判断だけで原因を決めつけるのは危険です。
痛みが長期間続く場合や歩けないほど痛む場合は、医療機関を受診し、正確な確定診断を受けてください。
足裏の痛みの治し方は?
足の裏が痛いときは、まず運動や長時間の歩行を控えて足を休ませて、患部を安静に保つことが重要です。
ズキズキとした強い痛みや熱感があるうちは、患部をアイシングして炎症をしっかりと抑えましょう。
痛みが少し落ち着いてきたら、足裏やふくらはぎのストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めることで痛みの緩和・再発予防につながります。
また、クッション性の高い靴や足のアーチを支えるインソールに変更し、足裏への負担を減らす対策をすることも欠かせません。
これらのセルフケアを続けても改善しない場合は、医療機関を受診し、専門的な治療を検討しましょう。
足の裏が痛くて歩けないときは「再生医療」による治療も選択肢の一つ
足の裏が痛くて歩けないときは、原因に応じて適切な治療を受けることで、症状悪化を回避できる可能性があります。
痛みを放置すると気づかないうちに症状が悪化し、日常生活に影響が出たり手術が必要になったりするケースもあるため、初期段階での治療開始が重要です。
手術に抵抗がある方や、長期入院を避けたい方は、再生医療も選択肢の一つです。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足裏の炎症抑制や痛みの原因となっている腱や靭帯の改善が期待できます。
以下の動画では、実際に再生医療の治療によって、足底腱膜炎が改善した患者さまの症例を紹介しています。
「足裏の痛みを早く治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設


























