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脳出血後には、後遺症によって全身や手足のしびれ・麻痺に悩まされるケースも少なくありません。 身体のしびれは日常生活にも大きな影響を及ぼすため、どの程度回復するのか不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、脳出血の後遺症で見られる「しびれ・麻痺」の回復見込み、回復期間について詳しく解説します。 脳出血の後遺症にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 また、近年の治療では、脳出血後のしびれ・麻痺に対して、「再生医療」による治療が注目されています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した細胞や組織の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症に対する再生医療について無料相談を実施しております。ぜひご相談ください。 脳出血後のしびれ・麻痺は回復するのか 脳出血後のしびれや麻痺は、早期からの適切なリハビリテーションによって回復する見込みがあります。 今後の見通しを立てるために知っておくべきポイントについて解説します。 回復過程・メカニズム 回復するかどうかは個人差がある 完全に元の状態に戻ることは難しいですが、日常生活に支障がないレベルまで機能を改善する可能性はゼロではありません。 以下で、しびれや麻痺がどのような仕組みで回復していくのか詳しく見ていきましょう。 回復過程・メカニズム 人間の脳には「脳の可塑性(かそせい)」と呼ばれる、損傷した神経細胞の働きを補う仕組みが備わっています。 生き残っている正常な脳細胞が新しい神経回路を形成し、ダメージを受けた部分の役割を担うことで、しびれ・麻痺などの後遺症改善が期待できます。 発症直後からリハビリを開始し、脳に適切な刺激を与え続けることで、新しい脳内のネットワークの構築が促されます。 回復するかどうかは個人差がある しびれや麻痺が回復するかどうかは、出血が起きた脳の場所やダメージの程度によって大きく異なります。 また、数カ月で改善する方もいれば、年単位で少しずつ機能を取り戻していく方もいるため、回復のペースは一律ではありません。 特に発症から半年間は「回復期」と呼ばれ、脳のネットワークが再構築されやすい重要な期間として、早期のリハビリ開始が推奨されます。 まずはご自身の状態と向き合い、適切なリハビリを継続することが重要です。 脳出血後のしびれ・麻痺の回復を目指す治療法 脳出血後のしびれや麻痺の回復には、リハビリテーションと並行して医学的なアプローチを組み合わせることがあります。 主な治療法は、以下のとおりです。 薬物療法 電気刺激療法 再生医療 以下でそれぞれの治療法について解説します。 薬物療法 薬物療法では、脳出血による神経のダメージからくるしびれや、筋肉が突っ張る痙縮(けいしゅく)を和らげるために、内服薬や注射が用いられます。 薬の力で体を動かしやすい状態を整え、機能回復に向けた訓練をよりスムーズに進めるための大切なサポートとなります。 主な治療薬は、以下のとおりです。 神経障害性疼痛治療薬 抗うつ薬 ビタミンB12製剤 など 薬物療法は痛みなどを抑えることが目的となり、しびれそのものを根本的に治療することはできない点に注意しましょう。 電気刺激療法 電気刺激療法は、麻痺した筋肉や神経に微弱な電流を流すことで、脳からの指令がなくても筋肉を動かし、機能の回復を促す治療法です。 動かし方を忘れてしまった筋肉に直接刺激を与えて収縮させることで、感覚の再教育をサポートします。 通常のリハビリテーションと組み合わせることで、より早い段階での機能改善も期待できます。 再生医療 再生医療は、患者さまの細胞や血液を利用し、損傷した細胞や組織の再生・修復を促す治療法です。 従来の治療では、死んでしまった脳細胞は戻らないとされていましたが、人間の細胞が持つ再生力を活用する再生医療によって、損傷した脳細胞の改善も期待されています。 効果に個人差はありますが、しびれや麻痺をはじめとする脳出血の後遺症の改善やリハビリ効果を高めることにつながります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳出血の後遺症が改善された患者さまの症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=KNMHlQW8Ndc 再生医療による脳出血後の後遺症治療は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。 脳出血後のしびれ・麻痺の回復に不可欠なリハビリテーション 脳出血後のしびれや麻痺を改善し、再び自分らしい生活を送るためには、継続的なリハビリテーションが欠かせません。 本章では、リハビリテーションが果たす役割と回復に向けて行われる具体的な内容について解説します。 リハビリテーションの目的はADLの向上 主なリハビリテーションプログラム 以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 リハビリテーションの目的はADLの向上 脳出血後のリハビリテーションは、失われた機能の回復だけでなく、ADL(日常生活動作)を向上させる目的もあります。 ADLとは、食事や着替え、排泄や入浴など、人が独立して生活するために必要な基本的な動作全般のことです。 日々の訓練を通じてADLを向上させるメリットは、以下のとおりです。 自分の力で身の回りのことができるようになる達成感と自信の回復 介助する家族の身体的・精神的な負担の大幅な軽減 寝たきりを防ぎ、社会復帰や趣味の再開に向けた意欲の向上 失われた機能にとらわれず、残された能力を最大限に引き出して「できること」を増やしていくことが重要です。 主なリハビリテーションプログラム 脳出血後のリハビリテーションは、主に3つの専門的なプログラムによって構成されています。 理学療法(PT):歩行や立ち座りなど、日常生活の土台となる基本的な運動機能の回復を目指す訓練 作業療法(OT):食事や着替え、家事など、指先を使った細かな動作や応用的な生活スキルの習得 言語聴覚療法(ST):麻痺による発声の障害や、食べ物をうまく飲み込めない嚥下障害に対する専門的な機能訓練 患者さまの症状や回復の段階に合わせて、適切なリハビリテーションプログラムを実施し、機能回復を目指します。 これらのプログラムを根気強く継続することで、日常生活へのスムーズな復帰につながります。 脳出血のしびれ・麻痺と回復に関してよくある質問 脳出血の後遺症で見られる「しびれ・麻痺」に関するよくある質問に回答します。 脳出血によるしびれはいつ回復する? 脳出血後のしびれからの回復率は? 以下でそれぞれの疑問について解消していきましょう。 脳出血によるしびれはいつ回復する? 脳出血によるしびれ(感覚障害)は、発症してから3〜6カ月の「回復期」に最も改善しやすいといわれています。 これは、脳の神経回路を新しく構築する「可塑性」と呼ばれる仕組みが最も働く時期のためです。 また、症状の程度やリハビリテーションの取り組み方によって、回復期間は大きく異なります。 回復期以降でも継続的にリハビリテーションを行うことで徐々に改善していくケースもゼロではありません。 脳出血後のしびれからの回復率は? 後遺症で見られるしびれの回復率の目安として、脳出血後に自宅に戻れた人は約26%、リハビリ目的の施設へ移行した人は約68%というデータあります。 しかし、脳出血後のしびれの回復率は、症状の重さやリハビリの開始時期によって個人差があるため、必ず上記の割合になるとは限りません。 発症直後から早期にリハビリテーションを開始し、根気強く継続していくことが重要です。 脳出血後のしびれ・麻痺の回復には早期のリハビリが重要 脳出血後のしびれ・麻痺の回復の程度や期間には個人差はありますが、発症後からできるだけ早期のリハビリテーション開始が重要です。 専門家の指示に従い、無理のない範囲でリハビリテーションを継続することが回復の第一歩といえるでしょう。 また、脳出血後のしびれ・麻痺の早期改善を目指す場合、リハビリと併用して「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した細胞や組織の再生・修復を促すことで、後遺症によるしびれの改善が目指せます。 >>再生医療によって脳出血が改善した症例(80代女性)はこちら 「脳出血の後遺症をなんとか治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2021.08.06 -
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くも膜下出血は後遺症が出ることが多く、本人はもとより、家族もつらい思いをすることが少なくありません。 家族(患者)の幸せを願い懸命に看病することはとても素晴らしいことです。そのため、「家族である自分たちができることは何か」と考えをめぐらせる方もいらっしゃるでしょう。 そこで本記事では、くも膜下出血になってしまった家族に対して、残された家族ができることについて紹介します。 お悩みの方はぜひ最後までご覧ください。 くも膜下出血になった家族に対してできること くも膜下出血を発症した家族のためにできることはいくつかあります。 家族にできることまとめ 再発した場合の早期発見 介護保険など支援サービスの申請 転倒防止のための工夫 食事や喫煙・飲酒などの管理 定期的な会話 再発防止や日常生活のサポートなど、具体的な行動について紹介していきます。 再発した場合の早期発見 くも膜下出血は、治療後も再発する可能性がある病です。そのため家族だからできる重要なことは、再発した場合の早期発見です。 くも膜下出血は早期発見が非常に大切です。そのためには本人だけでなく、周りの家族も変調にいち早く気づけるかがその後のカギを握ります。 早急に医療機関を受診すべきケース 顔や手足に麻痺がみられる 呂律が回っていない こちらが言っていることを理解できていない 日頃から再発を意識して、注意深く観察する習慣を身につけましょう。また、医療機関を受診した際に、調子の良し悪しを詳細に医師へ伝えることでその後の治療に役立ちます。 顔や手足に麻痺がみられる・呂律が回っていない・こちらが言っていることを理解できていないなどの症状が見られた場合は、早急に医療機関を受診しましょう。 介護保険など支援サービスの申請 くも膜下出血を発症した場合、働けない分の給料を保証してくれたり保険範囲内の医療費が一部払い戻されたりする制度などが使用できる場合があります。また、介護保険制度を活用すれば、必要な介護サービスを受けられます。 くも膜下出血を発症した方が利用できるサービスを下記にまとめました。 くも膜下出血を発症した方が利用できるサービス 高額療養費制度※ ※参照:全国健康保険協会「高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)」 介護保険※ ※参照:厚生労働省「介護保険制度の概要」 傷病手当金※ ※参照:全国健康保険協会「病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)」 障害年金※ ※参照:日本年金機構「障害年金」 自立支援医療制度※ ※参照:厚生労働省「自立支援医療制度の概要」 くも膜下出血を発症した本人がひとりで申請するのは難しい場合は、家族が申請をサポートしましょう。 高額療養費制度 高額療養費制度とは、1日から月末までに支払った医療費が自己負担額を超えた場合、払い戻される制度です。 医療費は保険診療の範囲内なので、くも膜下出血による診療代や検査料が対象です。一方で、差額のベッド代や先進医療の費用、食事代は対象ではありません。 自動で払い戻しはされないので、申請が必要です。国民健康保険の場合は各市区町村の窓口に問い合わせてみてください。 介護保険 介護保険とは、介護が必要な方にサービスを提供する制度で、訪問介護や福祉用具の貸与、施設の入所などさまざまです。 くも膜下出血による後遺症で介護が必要な場合は40歳から利用できます。しかし、利用には介護保険の申請や介護度の認定が必要で、認定のないまま介護サービスを利用すると全額が自己負担となります。 介護保険の申請からサービスの開始まで時間がかかる場合があるため、早めの申請がおすすめです。 傷病手当金 病床手当金とは、くも膜下出血による入院や治療で働けない場合、月給のおよそ2/3程度の金額を保証してくれる制度です。支給には4つの条件がありすべてに当てはまっている方が対象です。 傷病手当を受けられる条件を下記にまとめました。 傷病手当を受けられる条件 業務外の病気やケガで治療を受けている 病気やケガが原因で働けない 4日以上仕事を休んでいる 休んでいる期間、給与の支払いがない 該当している方は、加入している保険組合や協会けんぽから申請書を取り寄せておきましょう。 障害年金 障害年金は、くも膜下出血による後遺症によって労働や日常の生活が制限される場合に国から支給されます。受給に障碍者手帳の有無は問いませんが、書類による審査が必要です。 障害年金は2種類あり、くも膜下出血の発症で初めて診療を受けたときに加入していた年金によって請求できる障害年金が異なります。 障害年金の種類 障害基礎年金・・・国民年金に加入していた場合 障害厚生年金・・・厚生年金に加入していた場合 申請の際は、近くの年金事務所に問い合わせてみましょう。 自立支援医療制度 くも膜下出血による後遺症で怒りっぽくなったり、ぼんやりしてしまったりする高次脳機能障害にお悩みの方は自立支援医療制度を活用してみましょう。 自立支援医療制度とは、高次機能障害を治療するための医療費が1割の負担まで軽減される制度です。通院の際の診療や薬代、往診、訪問看護などが対象です。 申請の際は、市区町村の障害福祉課に問い合わせてみましょう。 転倒防止のための工夫 くも膜下出血に関して家族ができることに転倒防止の工夫が挙げられます。くも膜下出血は麻痺などの後遺症が残り、転びやすくなるケースが多いため、なんらかの工夫を講じる必要があります。 主な転倒防止策 小さな段差をなくす 転倒しそうな場所に手すりを設置する マットを敷かない 明るさを保つ 玄関や部屋、廊下の境目に段差がある場合は、段差をなくす・手すりを設置するなど、歩くための障害を極力なくしましょう。 また、床や浴槽、マットが置いてある場所など、滑りやすくなっていないか確認することも大切です。また、床や廊下での物の置きっぱなしに気をつけましょう。 くわえて、足元が見にくい場所にライトを設置する工夫も有効です。 食事や喫煙・飲酒などの管理 くも膜下出血の危険因子(原因)を取り除くことも家族にできることのひとつです。くも膜下出血は脳動脈瘤の破裂が主な原因ですが、その危険因子となるのが高血圧や喫煙、飲酒などです。 喫煙や飲酒は自制するのが難しいため、家族のサポートを必要とします。また、高血圧の対策として脂肪や塩分を控えた食事の提供も大切です。 定期的な会話 くも膜下出血後の家族間の定期的な会話は身体的な回復だけでなく、精神的な健康を維持する上で重要です。 患者は不安や孤独感を抱きやすい状態にあるため、家族との対話が心の支えになります。日々の出来事や患者の気持ちについて、ゆっくりと話し合う時間を設けましょう。 認知機能の維持や改善にも会話は効果的です。また、会話を通じて患者の状態の変化にいち早く気づくことができます。 【ご家族向け】寝たきりのくも膜下出血患者に関する知識 寝たきりになったくも膜下出血患者の家族として、適切なケアを提供するためには、病状や回復過程に関する正しい知識が不可欠です。 寝たきりのくも膜下出血患者に関する知識 くも膜下出血の回復過程 くも膜下出血の平均入院期間 くも膜下出血になった方の平均余命 ここではくも膜下出血の回復過程や入院期間、予後について解説します。 くも膜下出血の回復過程 くも膜下出血からの回復期間は個人差が大きく、一様ではありませんが全治までに6カ月以上かかるとされています。 一般的には、急性期・回復期・生活期と3つの段階を経ていきます。 段階 発症からの期間 過程 急性期 発症後約2週間 生命の危機管理が最優先され集中的に治療 回復期 2週間〜3カ月 集中的なリハビリテーション 生活期 3カ月以降 定期的な通院によるリハビリテーション 上記の過程で、患者はさまざまな症状(頭痛・めまい・認知機能の低下など)を経験する可能性があります。家族は、医療チームと密に連携し、患者の状態に応じたケアの提供が重要です。 くも膜下出血の平均入院期間 くも膜下出血の平均入院期間は、患者の状態や治療方法によって大きく異なります。 一般的には、軽症例で1〜2カ月、中等症から重症例では3〜6カ月程度の入院が必要となることが多いです。 症状レベル 入院期間(目安) 軽症 1〜2カ月 中等症〜重症 3〜6カ月 ただし、これはあくまで平均的な目安であり、個々の患者の回復状況によって大きく変動します。 また、入院中は定期的な面会や病室の環境整備(写真や好みの物の配置など)を通じた家族間の寄り添いが大切です。患者の回復意欲を高めることにもつながります。 くも膜下出血になった方の平均余命 くも膜下出血になった方の平均余命は、年齢・合併症・治療内容などにより個人差が大きいため確実なことは一概に言えないものの、生存率に関しては以下のようになります。 くも膜下出血は特徴として発症直後は死亡のリスクが非常に高い傾向にあるだけでなく、再出血や血管攣縮といった合併症のリスクが伴うため、5年後の生存率は約55%となっています。 しかし、適切な治療と発症後のケアによって予後を改善できる可能性もあります。 とくに急性期治療はもちろんのこと、その後のリハビリテーションや生活習慣の改善は、再発予防や後遺症の軽減につながるでしょう。 くも膜下出血後の余命や生存率について不安を感じる方は多いと思いますが、医師としっかりと相談したうえで、状況に合った治療計画やケアプランを立てることが大切です。 くも膜下出血の後遺症を改善するためにできる再生医療 くも膜下出血の発症後、後遺症なく元通りの生活ができる人は約33.5%※(内訳 全く症候がない:19.8% / 症候あるが明らかな障害はない:13.7%)です。 ※出典:日本脳卒中データバンク報告書2023 後遺症を少しでも改善したいとお考えの方は、再生医療を検討してみましょう。 当院では再生医療を取り扱っていて、後遺症が改善する効果が期待できます。 実際にくも膜下出血の後遺症に対して再生医療を受けられた患者様の症例もご紹介していますので、参考にしてみてください。 https://youtu.be/5f86k9IwxBI?si=mvfPpwGLrzdFWqir 神経や血管などに変化できる性質のある幹細胞を自身の体から採取し、点滴にて体に送り込む治療方法です。 くも膜下出血の治療は早ければ早いほど良い結果が出る傾向にありますが、時間が経っている方についても効果が期待できますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。 >再生医療による脳卒中(くも膜下出血)の症例はこちら くも膜下出血患者に対して大切なのは家族の思いやり くも膜下出血になってしまった患者に対して家族にできることは、まずは思いやり、そして行動観察・生活環境の改善・飲食の管理などたくさんあります。 思いやり 行動観察 生活環境の改善 飲食の管理 精神面での支えになる 大切な家族をしっかりとサポートし、精神面でも支えになれるようにしましょう。 また、脳をはじめとするさまざまな治療で注目を集めている再生医療は、くも膜下出血の再発予防に効果的です。 家族の後遺症に悩んでいたり、再発を恐れている場合は、再生医療による治療も検討してみましょう。
2021.08.06 -
- 脳梗塞
「ラクナ梗塞にはどのような後遺症がある?」 「ラクナ梗塞の後遺症は治る?」 ラクナ梗塞を発症してしまった方や後遺症にお悩みの方の中には、上記のような疑問やお悩みがある方もいるでしょう。 本記事では、ラクナ梗塞の後遺症やリハビリについて詳しく解説します。 ラクナ梗塞の後遺症を根本的に治療するための「再生医療」についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。 ラクナ梗塞とは? 「ラクナ梗塞」とは、脳の血管が詰まる脳梗塞の病型の一つで脳の深部を流れている細い血管が詰まってしまう病気です。 脳は太い血管から細い血管へと枝分かれしており、深部を流れている穿通枝(せんつうし)と呼ばれる細い血管があります。 穿通枝が詰まると脳の深部に血液が流れなくなり、脳細胞が壊死して「ラクナ梗塞」を発症します。 細い血管が詰まるため、脳細胞が壊死する範囲も15mm以内と小さいことが特徴です。 しかし、脳細胞が壊死する範囲が小さいことで症状が出ない「無症候性脳梗塞」となっている可能性があります。 症状が進行、放置してしまうと他の場所に脳梗塞を発症したり脳出血につながるリスクが高くなるため、定期的に検査を受けることが重要です。 ラクナ梗塞の主な後遺症 ラクナ梗塞を含む脳梗塞は、脳細胞がダメージを負うことで以下のような後遺症が残ることがあります。 それぞれの後遺症について、詳しく解説していきます。 運動麻痺 ラクナ梗塞の代表的な後遺症として、全身または手足が思い通りに動かせなくなる「運動麻痺」があります。 脳の血管が詰まることで神経細胞に血液が行き渡らなくなり、以下の症状がみられます。 ラクナ梗塞発症から14日程度までの急性期では、脱力したような状態になる「弛緩性麻痺(しかんせいまひ)」の症状がみられます。 急性期を過ぎて6ヶ月目までの期間を指す回復期には、徐々に手足が動かせるようになりますが「指の細かい動きができない」など思い通り動かせないことが多いです。 また、体を動かそうとすると手足がこわばって硬くなってしまう「痙性麻痺(けいせいまひ)」の症状もみられます。 体を自由に動かせるようにするには、最も機能回復が見込まれる回復期でのリハビリが重要です。 感覚障害 ラクナ梗塞によって、しびれや感覚異常が生じる「感覚障害」の後遺症が残る場合があります。 手足の感覚を脳に伝える感覚神経の経路にダメージを負うことで、以下のような症状がみられます。 感覚障害の後遺症が残ってしまった場合、全身または身体の一部分に「しびれ」を感じることが多いです。 また、触れたり動かしている感覚が薄くなることや、逆に感覚が過敏になることもあります。 感覚の低下や感覚過敏によって運動が阻害されるため、日常生活に影響が出てしまう後遺症です。 構音障害 ラクナ梗塞の後遺症には、言葉をはっきり発音する能力が失われる「構音障害」があります。 構音障害では、以下のような症状がみられます。 構音障害では、言葉の内容や意味が理解できても「呂律が回らない」など、言葉をはっきり発音するのが困難になります。 「唇」「舌「喉」周辺の麻痺や協調運動ができないことで、言葉を発音できなくなることが多いです。 構音障害と似ている後遺症として「失語症」があります。 失語症は「言葉を理解できない」「頭の中で単語や文章を組み立てられない」などの言葉を理解する能力が失われる高次脳機能障害の一つです。 高次脳機能障害 ラクナ梗塞によって、脳細胞がダメージを負うと「高次脳機能障害」の後遺症が残る場合があります。 高次脳機能障害とは認知障害全般のことを指し、以下のような症状がみられます。 高次脳機能障害には、新しい出来事を覚えられない「記憶障害」や言葉を理解できない「失語症」など、さまざまな認知機能の低下がみられます。 また、集中力の低下や感情のコントロールやできなくなるなど、日常生活に影響を及ぼす障害が多いです。 嚥下障害 ラクナ梗塞の後遺症には、飲み込みに関する機能が低下してしまう「嚥下(えんげ)障害」があります。 嚥下障害の後遺症が残ると、以下のようなリスクが考えられます。 嚥下障害によって、誤嚥性(ごえんせい)肺炎につながるリスクがあります。 誤嚥性肺炎とは、誤嚥によって食べ物や唾液が気道に入り、口の中の細菌が肺に侵入して発症する肺炎のことです。 また、食事や水分が上手く取れずに栄養状態の低下や脱水症状になることで、リハビリの阻害にもつながってしまいます。 ラクナ梗塞の原因 ラクナ梗塞の主な原因は、動脈の壁が厚くなったり硬くなったりすることで血流が悪くなる「動脈硬化」です。 動脈硬化によって、血流スペースが少なくなることで血液が途絶えてしまいます。 また、以下のような疾患は動脈硬化の危険因子となるため、間接的にラクナ梗塞の原因となります。 上記のような生活習慣病がラクナ梗塞につながることもあるため、生活習慣の改善が重要です。 ラクナ梗塞の後遺症を改善するリハビリ方法 ラクナ梗塞の後遺症を改善するために行うリハビリを紹介します。 それぞれ後遺症の症状に合わせたリハビリ方法について、詳しく解説していきます。 運動機能に関するリハビリ 運動機能に関するリハビリでは「機能障害の程度」「筋力・関節の動かせる範囲」に応じて、以下のリハビリを行います。 主に日常生活に戻るための「自立・歩行訓練」「日常動作訓練」のリハビリを重点的に行います。 言語機能に関するリハビリ 言語機能に関するリハビリでは、言語聴覚士による機能の評価を元に以下のリハビリを行います。 構音障害により正しい発音ができない場合、上記のリハビリを重点的に行いコミュニケーションを取る練習をします。 高次脳機能障害に関するリハビリ 高次脳機能障害に関するリハビリでは、患者さまの障害や程度に応じて以下のリハビリを行います。 「記憶障害」や「遂行機能障害」などのさまざまな認知障害に対して、危険なく日常生活動作を行えるように訓練します。 ラクナ梗塞の再発を防ぐためのポイント ラクナ梗塞の再発を予防するためのポイントを3つ紹介します。 それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。 三大危険因子を予防する ラクナ梗塞の再発を予ぐためにも、以下の三大危険因子を予防しましょう。 いずれも聞いたことがある生活習慣病ですが、ラクナ梗塞の再発を防ぐために治療すべき病気といえます。 ラクナ梗塞の発症・再発原因となる「動脈硬化」につながる可能性があるためです。 細い血管が詰まることで起こるラクナ梗塞は、動脈硬化によって血流が途絶えやすくなる影響を受けやすいです。 動脈硬化の原因となる生活習慣病を予防することで、間接的にラクナ梗塞の再発予防につながります。 生活習慣を改善する 生活習慣の改善もラクナ梗塞の再発を防ぐために重要なポイントです。 以下の要点を押さえて、生活習慣を改善しましょう。 生活習慣病は、さまざまな病気の原因となることが多いです。 身体を守るためにも健康的な生活を目指して生活習慣を改善しましょう。 再生医療による治療 ラクナ梗塞の後遺症や再発を防ぐために、再生医療による幹細胞治療を検討しましょう。 再生医療では、幹細胞のさまざまな細胞へ変化する性質を利用し、損傷した機能を再生することを目的とした治療を行います。 患者さまの細胞を用いるため、アレルギーや拒絶反応などの副作用の心配が少ないのが特徴です。 また、手術や入院が不要な治療方法なので日常生活へ復帰しやすい点も再生医療の強みといえます。 「ラクナ梗塞の後遺症にお悩みの方」「ラクナ梗塞の再発を防ぎたい方」は、ぜひ当院へご相談ください。 【まとめ】ラクナ梗塞の後遺症はさまざま|再生医療による治療を検討しよう 本記事では、ラクナ梗塞の後遺症について解説しました。 ラクナ梗塞の発症後は、以下のようにさまざまな後遺症が残る可能性があります。 症状や程度は個人差がありますが、日常生活に影響する後遺症がほとんどです。 ラクナ梗塞の再発を予防するためにはリハビリだけでなく、生活習慣の改善も意識して行う必要があります。 「後遺症によってリハビリが上手くいかない」「後遺症を治したい」という方は、再生医療による治療を検討してください。 再生医療は、幹細胞のさまざまな細胞へ変化する性質を利用し、損傷した機能を再生することを目的としています。 損傷した脳細胞を再生することで「リハビリの効果を促進」や「後遺症の改善」が期待できます。 再生医療による治療を検討する方は、ぜひ当院へご相談ください。
2020.07.29







