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- スポーツ医療
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歩行や運動時に感じる足の甲の痛みは、日常生活に支障をきたすだけでなく、「もしかして骨折?」という大きな不安材料となるでしょう。 特にスポーツをされている方や、立ち仕事が多い方にとって、足の甲の痛みは見過ごせないサインです。 本記事では、足の甲が疲労骨折してしまう原因や、見逃してはいけない症状の特徴について詳しく解説します。 足の甲の痛みを正しく理解し、適切な処置への第一歩を踏み出しましょう。 また、保存療法で改善が見られない疲労骨折では、再生医療が選択肢となる場合があります 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す医療技術です。 当院リペアセルクリニックでは、具体的な治療について無料カウンセリングを実施しておりますので、ぜひご相談ください。 足の甲が疲労骨折する原因 足の甲に疲労骨折が生じる大きな原因は、骨の強度を超える負荷が、繰り返し同じ場所に加わり続けることです。 足の甲に過度なストレスがかかる主な要因は、以下のとおりです。 オーバーユース(使いすぎ) 急激なトレーニング量の増加 下半身の筋力不足と柔軟性の低下 足に合っていないシューズの着用 コンクリートなどの硬い路面での運動 フォームや身体の使い方の癖 偏平足・ハイアーチなどの骨格的な問題 骨密度の低下 ランニングやジャンプを繰り返すスポーツなど、足への衝撃を伴う動作の繰り返しによって骨への負担が蓄積されます。 急激にトレーニング量を増やした時期などは、特に疲労骨折のリスクが高まります。 また、下半身の筋力・柔軟性不足やクッション性のないシューズの着用、コンクリートなどの硬い路面での運動も、足の甲への負担を増大させる要因です。 骨への負荷を減らすには、運動量の調整だけでなく、シューズの見直しやストレッチによる柔軟性の確保など、多角的なアプローチが有効です。 足の甲が疲労骨折したときの症状 足の甲が疲労骨折している場合、痛みは突然激しくなるのではなく、徐々に強まっていくことが多いため、初期段階での発見と対処が重要です。 本章では、足の甲が疲労骨折したときの具体的な症状や見分け方について解説します。 疲労骨折の主な症状 疲労骨折の症状の見分け方 ご自分の足の状態と照らし合わせながら、疲労骨折かどうか判断するための参考にしてください。 疲労骨折の主な症状 足の甲の疲労骨折は、特に第2・第3中足骨(足部の中央に位置し、体重負荷を最も受けやすい部位)に好発します。 第2・第3中足骨が疲労骨折した場合、以下のような症状が現れます。 歩行時・運動時の足の甲に鈍い痛みがある 安静にしていても足の甲が痛い 患部を指で押すと特定の一点に圧痛を感じる 患部に腫れや熱感がある 上記のような症状を無視して生活や運動を続けると、完全な骨折に至り、長期の安静期間が必要になる可能性があります。 疲労骨折が疑われる症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な対処を心がけましょう。 また、小指側にある第5中足骨を疲労骨折した状態を「ジョーンズ骨折」と呼び、通常の疲労骨折とは予後が異なるため、注意が必要です。 疲労骨折の症状の見分け方 足の甲の痛みは、疲労骨折以外にも「腱炎」や「捻挫」などの可能性があります。 これらを見分けるためには、以下のチェックリストを参考に、痛みの広がり方や、特定の動作による反応などを確認しましょう。 チェック項目 疲労骨折の疑い 腱炎や捻挫の疑い 痛みの範囲 ピンポイントの痛み ぼんやりとした広範囲の痛み 圧痛部位 骨の上を押すと痛む 筋(スジ)や関節を押すと痛む 腫れ方 患部周辺の全体的な腫れ 筋に沿った腫れ、または関節周辺の腫れ 発症パターン 数日~数週間かけて徐々に悪化 急性発症、運動後すぐ 安静時の痛み 症状悪化によって痛む 軽度、またはなし ただし、上記のチェック項目はあくまで目安程度に捉えましょう。 自己判断で処置を遅らせるリスクを避けるため、疑わしい場合は整形外科でのレントゲンやMRI検査を受けることが、確実な回復への近道です。 また、初期段階の疲労骨折ではレントゲンに写らないこともあるため、他の検査を受けることも検討する必要があります。 足の甲の疲労骨折はどのくらいで治る?主な治し方 足の甲の疲労骨折は、多くの場合、手術を行わずに「保存療法」と呼ばれる治療法で自然治癒を目指すことができます。 ただし、これは「何もしないで放置すれば治る」という意味ではなく、骨が修復される環境を整え、適切な管理を行うことが前提です。 疲労骨折の治療プロセスは、主に以下の2つの段階に分けて進められます。 安静と固定 リハビリテーション 骨折の程度や場所によっては手術が検討されるケースもありますが、基本的には患部への負担を取り除くことから治療が始まります。 早期復帰を目指すためにも、各段階でどのような処置が行われるのかを理解しておきましょう。 安静と固定 疲労骨折の治療で優先すべきことは、骨の修復を妨げないよう患部を固定して安静にすることです。 固定期間は重症度によって異なりますが、一般的には以下のとおりです。 軽度:4~8週間 中等度:8~12週間 重度:12週間以上 完全に骨が治っていない状態で固定を外したり、運動を再開したりすると、再骨折や難治化(骨がつかなくなること)を招く恐れがあります。 骨の癒合が確認されるまでは、焦らず安静を保つことが、早期改善の近道です。 リハビリテーション 骨の癒合が確認され、医師の許可が出た後は、少しずつ元の生活やスポーツ活動に戻るためのリハビリテーションを開始します。 リハビリテーションは、以下のようなメニューを段階的に実施します。 荷重訓練 可動域訓練 ストレッチ 筋力トレーニング 動作やフォーム改善 安静期間中に低下してしまった筋力や柔軟性を取り戻し、再発を防ぐ身体作りが目的となります。 無理に頻度や負荷を上げてしまうと再骨折や難治化につながるため、注意が必要です。 「痛みが出ないか」を常に確認しながら、医師や理学療法士の指導のもと、慎重にステップアップしていきましょう。 足の甲の疲労骨折を予防する方法 疲労骨折は、日々のトレーニング習慣や生活環境を見直すことで予防できる怪我です。 「一度治ったから安心」と考えるのではなく、骨への負担をコントロールし続ける意識を持つことが、長くスポーツや歩行を楽しむための鍵となります。 疲労骨折で実践したい具体的な予防法は、以下の5つです。 運動量は段階的に増やす 運動前後のセルフケア 下半身の筋力トレーニング 体重管理や食生活の改善 適切なシューズを着用する 以下では、それぞれの予防法とポイントについて、詳しく見ていきましょう。 運動量は段階的に増やす 疲労骨折の主なリスク要因は、オーバーユース(使いすぎ)や急激なトレーニング量の増加のため、運動量は段階的に増やすことが重要です。 運動時間や走行距離を増やす際は、前週比で1.1倍以内に抑える「10%ルール」を意識しましょう。 また、週に1〜2日は完全休養日を設け、骨の微細な損傷を修復させるための休息時間を確保することも不可欠です。 「もう少しやりたい」と思う段階で止める勇気が怪我を防ぎ、結果として長期的なパフォーマンス向上につながります。 運動前後のセルフケア ふくらはぎや足裏が硬くなると、その衝撃が骨に直接伝わりやすくなるため、運動前後のセルフケアが欠かせません。 筋肉の柔軟性は、地面からの衝撃を和らげる重要な「クッション機能」を果たします。 運動前には関節を温める動的ストレッチを、運動後にはアイシングや静的ストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。 また、入浴やマッサージで血流を促すことも有効です。 自分の身体の状態を確認する習慣が、疲労の蓄積や異変の早期発見につながります。 下半身の筋力トレーニング 足の甲への負担を物理的に軽減するためには、衝撃を受け止めるための筋力強化が重要です。 特に、足のアーチ(土踏まず)を支える足裏や、着地を安定させるふくらはぎの筋肉を鍛えることで、衝撃分散能力が高まります。 自宅でも手軽にできる「タオルギャザー(足指でタオルを寄せる運動)」や「カーフレイズ(つま先立ち)」がおすすめです。 地道なトレーニングを継続して足の筋力を強化することが、疲労骨折を再発しにくい「強い足」を作る土台となります。 体重管理や食生活の改善 骨の健康を守り、疲労骨折を予防するためには、適正体重の維持と栄養バランスの取れた食事が不可欠です。 急激な体重増加は足への物理的負荷を増大させ、過度な減量による栄養不足は骨の修復を妨げます。 骨の主成分となるカルシウムに加え、吸収を助けるビタミンD、定着を促すビタミンK、骨の基礎を作るタンパク質を積極的に摂取しましょう。 身体の内側から骨折しにくい丈夫な骨を作っていく意識が大切です。 適切なシューズを着用する 疲労骨折の予防のためには、衝撃吸収性と安定性に優れ、サイズ感が適切なシューズを選ぶことが重要です。 サイズの合わないシューズや、クッション性が低下したシューズでの運動は、骨への負担を増大させる大きな要因となります。 また、靴底がすり減っていたり、クッション部分にシワが寄っていたりする場合は機能が低下しているサインなので、早めの交換を検討しましょう。 路面や体重、走行フォームにより劣化速度は異なりますが、一般的なランニングシューズの場合、500km程度使用した時点で交換することが推奨されています。 扁平足などの特徴がある場合は、インソールを活用して足のアーチ機能をサポートすることも有効な手段です。 足の甲が疲労骨折したら安静にして早期改善を目指そう 足の甲の疲労骨折は、繰り返す負荷によって徐々に進行するため、初期段階での発見と適切な対処を行うことが重要です。 痛みや違和感を「ただの疲れ」と放置せず、足からのサインに耳を傾けることが、重症化を防ぐ第一歩となります。 足の甲(第2・第3中足骨)を疲労骨折した場合、以下のような症状が現れます。 歩行時・運動時の足の甲に鈍い痛みがある 安静にしていても足の甲が痛い 患部を指で押すと特定の一点に圧痛を感じる 患部に腫れや熱感がある 上記のような症状を無視して生活や運動を続けると症状悪化につながったり、完治が遅れたりする可能性があるため、早期に医療機関を受診しましょう。 早期に適切な診断と治療を受けることが、スポーツや快適な日常生活への一番の近道となります。
2025.11.28 -
- スポーツ医療
「膝が痛くてジャンプがつらい」 「練習を休んでいるのに、膝の痛みが治らない」 部活動や競技スポーツに打ち込む中で、なかなか引かない膝の痛みに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 膝の痛みを放置するとパフォーマンスが落ちるだけでなく、痛みが長引いて競技復帰に影響が出る可能性もあります。 この記事では、膝のお皿の上に痛みが生じる「大腿四頭筋腱付着部炎(だいたいしとうきんけんふちゃくぶえん)」の原因や症状、早く復帰するための治療法について解説します。 痛みの原因や特徴を知り、適切な対応ができるように、ぜひ参考にしてください。 また手術をできるだけ避けてスポーツに復帰したい方には、再生医療という選択肢もあります。 当院(リペアセルクリニック)では、自己由来の幹細胞やPRP(多血小板血漿)を用いて、損傷した腱の修復・再生を内側から促す治療をご提供しています。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 慢性化してしまった症状を完治させたい 薬剤アレルギーが心配で治療ができていない ステロイド治療を続けているが、症状が改善しない スポーツをしていて早期治療を希望したい 怪我の後遺症は、アスリートにとって競技人生を左右する重大な問題です。 早期の競技復帰を目指し、最高のパフォーマンスを発揮するためにも、ぜひご相談ください。 大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)の症状とは|膝のお皿の上に痛みが出るスポーツ障害 大腿四頭筋腱付着部炎とは太ももの前側にある筋肉(大腿四頭筋)が、膝のお皿(膝蓋骨)にくっつくつなぎ目の部分で炎症を起こしている状態です。 スポーツ障害の一つでバレーボールやバスケットボールなど、ジャンプや着地を繰り返す競技のアスリートに多く見られます。 この障害の主な特徴や症状は、以下のとおりです。 項目 詳細 痛む場所 膝のお皿の上側の縁 痛みが出る動作 ジャンプの着地、スクワット、ダッシュ、ストップ動作など 特徴的な症状 患部を押すと痛み、膝に力が入らなくなる感覚がある 初期段階ではアップ後に痛みが引くこともありますが、無理を続けると日常生活に支障が出る恐れがあります。 痛みを我慢せずに早めに休む、もしくは病院の受診を検討しましょう。 大腿四頭筋腱炎との違い 勘違いしやすいですが、「大腿四頭筋腱付着部炎」と似た名前に「大腿四頭筋腱炎」があります。 どちらも太ももの筋肉に関わる炎症ですが、以下のように炎症が起きている場所が異なります。 診断名 状態 大腿四頭筋腱炎 筋肉と骨をつなぐ「腱(すじ)」そのものが炎症を起こしている状態 大腿四頭筋腱付着部炎 腱が骨にくっつく「つなぎ目(付着部)」が炎症を起こしている状態 本記事で解説している「付着部」は、構造的に力学的な負担がかかりやすいため、一般的な腱炎よりも治りにくい傾向があります。 大腿四頭筋腱付着部炎が起こる原因 大腿四頭筋腱付着部炎が起こる原因は、以下のとおりです。 大腿四頭筋腱付着部炎が起こる主な原因 膝を酷使するスポーツによるオーバーユース(使いすぎ) 柔軟性の低下した状態で急に運動した場合 筋力バランスの乱れ・急激な運動負荷の増加 大腿四頭筋腱付着部炎の発症には練習量の多さだけでなく体の使い方や柔軟性などが複雑に関係しています。 ぜひ参考にして、原因を把握しましょう。 膝を酷使するスポーツによるオーバーユース(使いすぎ) よくある原因として挙げられるのが、膝関節の曲げ伸ばしを頻繁に行うことによる「オーバーユース(使いすぎ)」です。 ジャンプや急な方向転換、ダッシュなどを繰り返すスポーツでは、着地のたびに体重の数倍もの衝撃が膝にかかります。 リスクが高いとされる競技には、以下のようなものがあります。 バレーボール バスケットボール ハンドボール サッカー 陸上競技 特にジャンプの繰り返しや硬い地面での練習は、膝への負担を大きくするため注意が必要です。 柔軟性の低下した状態で急に運動した場合 体が硬い状態で運動をすると、腱が常に強く引っ張られる状態となり、炎症を起こすリスクが高まります。 柔軟性が低下することで生じる悪影響は、以下のとおりです。 硬くなっている筋肉 膝への影響 太もも前側(大腿四頭筋) 膝を曲げるだけで腱が強く引っ張られ、付着部に常にストレスがかかる 太もも裏側(ハムストリングス) 膝を伸ばす動作にブレーキがかかり、前側の筋肉に余計な負担がかかる 思わぬ怪我を防ぐためにも、毎日お風呂上がりなどにストレッチをして、体を柔らかくしておきましょう。 筋力バランスの乱れ・急激な運動負荷の増加 太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)と、後ろ側の筋肉(ハムストリングス)の筋力バランスが崩れていることも原因となります。 大腿四頭筋ばかりが強く、ハムストリングスが弱い場合、着地時に膝にかかる負担をうまくコントロールできず、炎症のリスクが高まると考えられています。 また、以下のような練習環境の変化も、体に急激な負荷をかける要因です。 オフシーズン明けで体が慣れていない時期 新しいトレーニングメニューを導入した直後 合宿などで急激に練習量が増えた時 体が慣れていない状態で急に練習量を増やしたり、膝が内側に入るフォーム(ニーイン)の癖があったりすると組織への負担を増してしまうため、注意しましょう。 大腿四頭筋腱付着部炎の治療法 大腿四頭筋腱付着部炎の治療法は、主に以下のとおりです。 保存療法 手術療法 再生医療という新たな選択肢 大腿四頭筋腱付着部炎を治して競技に復帰するためには、膝の状態をよく見て、自分に合った方法で治していく必要があります。 無理をして練習を続けると最悪の場合、腱が断裂してしまい、長期離脱を余儀なくされる可能性があります。 保存療法 治療法の基本となるのは、手術を行わずに回復を目指す保存療法です。 痛みの程度や時期に合わせて、炎症を抑える処置やリハビリテーションを行います。 具体的な治療内容は、以下のとおりです。 治療法 内容 目的・効果 安静・アイシング ジャンプ等の動作を休止し、患部を冷やす 急性期の炎症や腫れ、痛みを最小限に抑える 物理療法 超音波、レーザー、体外衝撃波など 血流を改善し、組織の修復を促す 運動療法(リハビリ) ストレッチ、筋力トレーニング、フォーム改善 柔軟性の向上、患部外の機能強化、再発予防 ※出典:膝蓋腱炎(ジャンパー膝)|一般社団法人 日本スポーツ整形外科学会 痛みが引いても機能は回復していない場合があるため、再発を防ぐためにリハビリを途中で諦めず、最後までやり通しましょう。 手術療法 保存療法を6ヶ月以上続けても症状が改善せず、日常生活や競技生活に大きな支障がある場合や、腱が断裂してしまった場合には手術療法が検討されます。 手術では、以下のような処置が行われます。 変性してしまった腱組織の切除 腱と擦れて痛みの原因となる骨棘(こつきょく)の切除 断裂した腱の縫合 近年では、関節鏡を使った体への負担が少ない手術も行われています。 しかし、手術を行うと競技復帰までに通常3〜6ヶ月程度の期間が必要となるため、医師とよく話し合った上で決める必要があります。 再生医療という新たな選択肢 「保存療法では痛みが引かないけど、手術は避けたい」という方にとって、再生医療も新たな選択肢になります。 従来の治療で改善しない痛みに対し、ご自身の細胞を使って組織の修復を促す効果が期待できます。 当院(リペアセルクリニック)では、スポーツ障害に対して、再生医療による治療を提供しています。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs 「早く練習に戻りたいけど手術は避けたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 大腿四頭筋腱付着部炎の根本的な改善には治療が必要! この記事では、大腿四頭筋腱付着部炎の原因や症状、治療法について解説しました。 大腿四頭筋腱付着部炎は、ジャンプなどの使いすぎや柔軟性不足によって、膝のお皿の上の腱が炎症を起こす障害です。 初期であれば安静やリハビリで改善が見込めますが、「アップ後に痛みが消える」状態は治っていないため、早めのケアが必要です。 もし、リハビリを続けても痛みが引かない場合や、手術なしで早めに復帰したいと思う場合は、「再生医療」を検討しましょう。 当院(リペアセルクリニック)では、トップアスリートも利用する再生医療を用いて、痛みの根本的な改善をサポートしています。 「今の治療で本当に良くなるのか不安」「できるだけ早く、万全の状態でコートに戻りたい」という悩みをお持ちの方は、一人で抱え込まず、ぜひ当院の公式LINEからご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.11.28 -
- 靭帯損傷
- アキレス腱
- スポーツ医療
アキレス腱断裂の予防を意識していても、スポーツや日常動作のちょっとした瞬間に、アキレス腱へ不安を感じることは少なくありません。 とくに、以前に痛みや炎症を経験したことがある方ほど、「また痛むのでは?」「このまま切れてしまわないか」と、不安が頭をよぎることもあるでしょう。 この記事では、アキレス腱断裂を防ぐために効果的なストレッチやトレーニング方法を詳しく解説します。 さらに、断裂の主な原因や、早めに気づきたい前兆サインについても紹介しています。 スポーツや日常生活でアキレス腱に不安がある方、再発や断裂をできるだけ避けたい方は、ぜひ参考にしてください。 またアキレス腱断裂の治療法の一つとして、再生医療もご検討ください。 再生医療は、患者様自身の細胞や血液を活用して自然治癒力を高め、損傷したアキレス腱の修復・再生を促す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 慢性化してしまった症状を完治させたい 手術を避けたい スポーツをしていて早期治療を希望したい >>スポーツ医療の症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは、再生医療の治療法や症例について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 アキレス腱断裂を予防するポイント アキレス腱の断裂を予防するポイントは以下のとおりです。 適度な運動習慣でアキレス腱・ふくらはぎを強くする 負担を軽減する靴・インソールを選ぶ 運動後はアキレス腱ケアを徹底する ポイントを外したまま予防をしても、十分な効果が得られないかもしれません。 一つずつ見ていきましょう。 適度な運動習慣でアキレス腱・ふくらはぎを強くする 適度な運動習慣はアキレス腱断裂の予防に効果的です。 運動不足の状態だとアキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬くなり、急な負荷に耐えられなくなるため、断裂するリスクが高まります。 日頃から、以下のような少ない負荷でふくらはぎを鍛えられる運動を習慣にしましょう。 ウォーキング 軽いジョギング また、運動前にアキレス腱やふくらはぎを丁寧に伸ばすなど、急な動きによる負荷を軽減するためにも入念に準備運動を行うことが大切です。 アキレス腱やふくらはぎを強くする適度な運動習慣を身につけ、アキレス腱の断裂を防ぎましょう。 負担を軽減する靴・インソールを選ぶ アキレス腱断裂を予防するうえでは、靴選びも重要なポイントです。 足に合わない靴を履き続けるとアキレス腱に過度な負担がかかり、痛みや炎症だけでなく、断裂につながることがあります。 とくに、かかとが硬い靴やサイズが合わない靴、クッション性の低い靴は、アキレス腱断裂のリスクを高めます。 以下のポイントを参考にして、足への負担を軽減する靴を選びましょう。 かかとが安定している 自分の足に合うサイズで締め付けがない クッション性が高く衝撃を吸収できる 通気性が良く蒸れにくい 足の負担を軽減するには競技に適したシューズ選びも重要で、競技に適していない靴を使うと負荷が大きくなり、アキレス腱断裂の原因になります。 あわせて、必要に応じてインソールを活用するのも有効です。 土踏まずを支えるインソールはクッション性を高め、アキレス腱への負荷を軽減します。 自分の足に合った靴とインソールを選び、足元から断裂予防に取り組みましょう。 運動後はアキレス腱ケアを徹底する 運動後のアキレス腱は、疲労や炎症が起こりやすくなっているため、以下の方法で必ずケアしましょう。 冷却(アイシング)やストレッチで、クールダウンする アキレス腱周囲の筋肉をマッサージし、血行を促進する 痛みが強いときは、湿布や消炎鎮痛薬(ロキソニン)を使用する 必要に応じて、マッサージや鍼灸の治療を受ける 運動後に丁寧なケアをすると、アキレス腱の状態が整い、断裂リスクが軽減されます。 アキレス腱が切れないためのストレッチ・トレーニング方法 以下ではアキレス腱の断裂を予防する、下腿三頭筋のストレッチとトレーニング方法を紹介します。 ストレッチ トレーニング アキレス腱の断裂を防ぐには、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)のストレッチやトレーニングが欠かせません。 とくにアキレス腱が断裂しそうなスポーツをしている方や、アキレス腱に痛みがあり断裂が心配な方は、参考にしてください。 ストレッチ 下腿三頭筋はふくらはぎにある、アキレス腱とつながった筋肉です。 腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋から構成され、足を地面から押し上げるために使われます。 下表は、腓腹筋とヒラメ筋それぞれのストレッチ方法です。 ストレッチ方法 詳細 腓腹筋のストレッチ 1.立った状態で左足を後ろに引く 2.右足の膝を曲げながら体重を前にかけていく 3.左足の膝は伸ばし、かかとを地面から離さないようにする 4.左足のふくらはぎが伸びているのを感じながら30秒キープ 5.右足も同様にストレッチ ヒラメ筋のストレッチ 1.しゃがんだ状態で左足を立てて片膝立ちになる 2.左足に体重をかけるように前に重心を移動 3.左足のかかとが地面から離れないようにする 4.左足のふくらはぎが伸びているのを感じながら30秒キープ 5.右足も同様にストレッチ これらの方法でアキレス腱にかかる負荷が和らぐため、意識してほぐしましょう。 トレーニング アキレス腱断裂の予防には、下腿三頭筋のトレーニングも欠かせません。 代表的なトレーニングは、以下の方法で行うカーフレイズです。 やり方 まっすぐ立った状態で、ゆっくりかかとの上げ下ろしをする ポイント ・膝を伸ばした状態と曲げた状態それぞれで行うと、腓腹筋とヒラメ筋を両方鍛えられる ・バランスが取りづらい場合は、椅子やテーブルを持って行う カーフレイズは、すき間時間でもできるトレーニングです。 筋肉を柔らかく保ちアキレス腱の断裂を防ぐために、日常生活の中に組み込んでいきましょう。 アキレス腱断裂を防ぐためにも、日頃から予防を心がけよう! アキレス腱断裂を防ぐためには、日頃からの運動習慣に加え、自分の足に合ったシューズ選びや運動後の適切なアフターケアが欠かせません。 ウォーキングやジョギングに加えて、本記事で紹介したストレッチ・トレーニングを日常に取り入れることで、アキレス腱への負担を軽減し、断裂のリスクを下げることができます。 さらに、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは、アキレス腱断裂をはじめとするスポーツ外傷に対する再生医療の最新情報を発信しています。 再生医療の症例紹介や無料ガイドブックを配布しているので、スポーツをしていてアキレス腱断裂が心配な方や、一度断裂を経験して気になる症状がある方は、この機会にご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ アキレス腱断裂の予防に関するよくある質問と回答 以下では、アキレス腱断裂の予防に関するよくある質問に回答しています。 アキレス腱が切れやすいスポーツはある? アキレス腱が切れる前兆はある? アキレス腱断裂のリスク理解や予防対策を深めるためにも、参考にしてください。 アキレス腱が切れやすいスポーツはある? 以下のようなスポーツは、アキレス腱が切れやすいとされています。 競技 理由 ・バレーボール ・バドミントン ・サッカー ・テニス ・体操 ・ジャンプから着地するときに、アキレス腱に負担がかかる ・ダッシュやストップ、切り返しの際に、アキレス腱を引っ張られる力が強くかかる ・つま先立ちから踏み込むときに力がかかる しかし、これらのスポーツ以外でも、アキレス腱を断裂する可能性があります。 スポーツによるアキレス腱断裂を防ぐために、準備運動をしっかり行い、事前に筋肉を温めておくことが大切です。 また、運動後はストレッチをして、筋肉や腱の疲れを残さないようにしましょう。 アキレス腱が切れる前兆はある? アキレス腱が切れる前兆として、以下の症状が挙げられます。 アキレス腱周辺の痛みや違和感 アキレス腱周辺の腫れや熱感 ふくらはぎや足のむくみ かかとを持ち上げる動作が困難 これらの症状が出たときは、無理に運動せず、アキレス腱を休めてください。 症状が出ているにもかかわらず運動するのは、アキレス腱断裂の原因です。 アキレス腱を休めても痛みが引かない、もしくは悪化する場合は、医療機関を受診しましょう。
2025.11.28 -
- 肩
- スポーツ医療
- 再生治療
野球肩のストレッチは「痛みのない範囲でゆっくり、反動を使わず、投球後は静的にほぐす」が基本です。 痛みが強いならまず炎症を抑え、落ち着いてから可動域と筋のしなやかさを少しずつ取り戻す順番が、安全かつ改善への近道となります。 しかし「肩が重いけど練習は休めない」「ストレッチで何とかなるはず」そんな焦りに不安を感じている方も多くいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では、今日から実践できる正しい野球肩のストレッチや、ストレッチで対応できる状態・できない状態の見分け方を詳しく紹介していきます。 正しい野球肩のストレッチのやり方 正しい野球肩のストレッチのやり方は、以下の通りです。 ゆっくり動き可動域を広げる 投球後は静的ストレッチで筋肉と関節をケア ストレッチの目的は「筋肉と関節包の緊張をゆるめ、投球で固まりやすい方向の可動域を回復させる」ことです。 痛みを伴う強い伸張や、反動をつける伸ばし方は、腱板や滑液包に負担をかけやすく、かえって回復を遅らせます。 下記では正しいストレッチについて、詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 ゆっくり動き可動域を広げる 最初は痛みのない範囲で、「左右差を埋めるイメージ」でゆっくり可動域を広げます。 肩甲骨の動きから始め、肩だけを無理に回さないのがコツです。 ポイントは「伸び感はあるが痛くはない」ラインで止めることです。 しびれや鋭い痛みが出たら中止します。 可動域は日々の積み重ねで広がるため、1回で大きく伸ばす行為は避けましょう。 投球後は静的ストレッチで筋肉と関節をケア 投球直後は心拍と体温が高く、筋が伸びやすい時間帯です。 静的ストレッチで前後・内外回しのバランスを整えると、翌日の張りが軽くなります。 静的ストレッチは可動域の維持・遅発性筋痛の軽減に役立ちます。 一方、パフォーマンス直前は静的より動的(ダイナミック)ウォームアップが適しています。 野球肩とは?ストレッチで改善できるのはどんな状態? 野球肩は投球の繰り返しで起きる「筋・腱・関節包・滑液包」のトラブルの総称です。 筋緊張や軽い可動域制限はストレッチで改善が期待できますが、はっきりした炎症・損傷はストレッチだけでは治りません。 一方、腱板炎・関節唇の損傷、強い滑液包炎などは、まず炎症を抑える医療的対応が優先です。 ストレッチの前に痛みの正体を確認することが、遠回りに見えて改善への近道となります。 「炎症」や「損傷」はストレッチで治らない肩痛のサイン 夜間痛や安静時痛・挙上時の鋭い痛み、力が入らない・抜ける感覚は、炎症や損傷のサインです。 この段階は安静+医療的評価→段階的リハビリが優先で、ストレッチを強めるほど悪化しやすくなります。 医療機関では問診・触診に加え、超音波(エコー)で腱と滑液包、X線で骨形状、MRIで軟部組織を確認します。 診断がつけば、炎症期は安静と投薬・注射、落ち着いてから理学療法という筋道が明確になります。 リペアセルクリニック大阪院の「再生医療」で根本治療を目指す 再生医療は、炎症を抑えつつ損傷組織の修復を後押しする治療です。 手術を避けたい、保存療法で停滞している、早く実戦に戻りたいそんな方の選択肢になり得ます。 リペアセルクリニック大阪院では、症状・画像・既往歴を踏まえ、一人一人に適した再生医療を提案します。 痛みの山を越え、ストレッチとトレーニングに集中できる状態を作ることが、結果として最短復帰につながります。 下記ではスポーツ医療に関する、リペアセルクリニック大阪院の症例紹介を行っているので、ぜひ参考にしてみてください。 ストレッチで改善しない野球肩は放置せず、早めの受診を ストレッチを正しく続けても痛みが引かない、夜間にうずく、力が入りにくいときは自己流を中断して受診することが重要です。 原因がはっきりすれば、回復までの道のりは短くなります。 ストレッチは大切ですが、すべてを解決する魔法ではありません。 炎症期は安静を優先し、回復期は動かして取り戻す順序を守ることが、故障をくり返さない近道です リペアセルクリニック大阪院は、再生医療とリハビリを軸に、あなたの肩に合った復帰への最短ルートを一緒に設計します。 肩関節の根本的な回復のために、一人で悩まずに、ぜひ無料カウンセリングを活用してみてください。
2025.10.31 -
- 肩
- スポーツ医療
- 再生治療
野球肩が痛いときは、投球を中止し、炎症を抑える応急処置を行うことが重要です。 無理に投げ続けると、腱や軟骨の損傷が進み、長期離脱を招くおそれがあります。 正しい初期対応と、原因に合った治療を選ぶことが、再発を防ぐ最短ルートです。 しかし「少しの痛みなら我慢できる」「大会が近いから休めない」といったお悩みを抱えている方も多くいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では、痛みを悪化させないための応急処置や原因別の治療法を、わかりやすく解説します。 従来の治療法に加えて、近年注目されている再生医療はスポーツによる痛みの抜本治療に適しています。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞を活用して、損傷を受けた脊髄の機能改善を目指す治療法で痛みを早期に改善できる特徴を持ちます。 症例や治療法について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで紹介しているので、ぜひご登録ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 野球肩が痛いときにやってはいけないこと・今すぐできる応急処置 野球肩が痛いときにやってはいけないこと・今すぐできる応急処置は、以下の通りです。 下記では、肩が痛い場合におすすめの対応を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 投球・筋トレの継続はNG 肩に痛みがある状態で投球や筋トレを続けると、腱板(けんばん:肩の深い筋肉群)や上腕二頭筋腱の炎症が悪化します。 痛みを我慢して投げ続けると、損傷部が修復されずに線維化(しなやかさを失うこと)を起こし、慢性的な痛みへ移行することがあります。 特に成長期の選手は、骨端線(骨の成長部分)が弱く、剥離損傷を起こす危険があります。 アイシング・サポートテーピングの正しい方法 アイシングは15〜20分を目安に1日3〜4回、テーピングは痛みの軽減と可動域制限を目的に行うのが正しい方法です。 痛みが強いときは、冷却後に鎮痛剤を使用する場合もありますが、医師の指示に従うことが原則です。 温めるのは炎症が治まってから行いましょう。。 間違ったストレッチが悪化を招く理由 痛みがあるうちは、肩を無理に回す・後ろに引くストレッチは避けるべきです。 無理なストレッチは損傷組織に負担がかかり、修復が遅れる原因となります。 リハビリ期には、理学療法士の指導のもとでストレッチを行います。 可動域を広げる動作は、炎症が落ち着いてからでも遅くないため、焦りは禁物です。 野球肩とは?痛みの正体を知ることが回復への第一歩 野球肩は、投球時の反復動作によって肩関節周囲の筋肉・腱・関節唇(かんせつしん)などが損傷するスポーツ障害の総称です。 痛みの原因を見極めることで、適切な治療を選べます。 痛みの場所・出る動作・経過時間を記録しておくと、診察時に原因を特定しやすくなります。 症状の「タイプ」がわかれば、治療やリハビリの方向性も明確になります。 原因別に見る治療の進め方|保存療法・手術・再生医療の比較 原因別に見る治療の進め方は、以下の通りです。 保存療法(安静・理学療法・注射)の特徴 手術が必要なケースとリハビリ期間の目安 再生医療という選択肢 下記では、それぞれの治療方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 保存療法(安静・理学療法・注射)の特徴 野球肩の多くは、保存療法で改善が期待できます。 まずは安静とリハビリで炎症を抑え、筋力と柔軟性を回復を優先します。 痛みが落ち着いた後は、投球フォームの修正も再発防止に欠かせません。 リハビリとフォーム改善を並行することで、肘や腰など他部位への負担も減らせます。 手術が必要なケースとリハビリ期間の目安 保存療法で改善しない場合や、腱板断裂・関節唇損傷などの明確な損傷がある場合は、手術を検討します。 手術の種類 概要 リハビリ期間の目安 関節鏡手術 小さな切開で関節内部を確認・修復 約3〜6か月 腱板修復術 切れた腱を縫い合わせて再生を促す 約6〜9か月 関節唇再建 損傷部を縫合し安定性を回復 約6か月以上 手術後はリハビリが非常に重要です。 焦って投球を再開すると再断裂のリスクが上がるため、医師と理学療法士の指導のもと段階的に復帰することが求められます。 再生医療という選択肢 再生医療は、自分の血液や脂肪由来幹細胞を利用して損傷組織の修復を促す治療です。 手術を避けたい方、長引く炎症で悩む方に有効な選択肢です。 これらの治療は、炎症を抑えながら自然治癒力を高めることで、回復スピードを上げ、再発を防ぐ効果が期待されています。 副作用が少なく、入院を必要としない点もメリットです。 リペアセルクリニック大阪院では、PRP・脂肪由来幹細胞を用いた再生医療で、組織修復と再発予防を目指します。 下記ではスポーツ医療の症例紹介も行っているので、ぜひ参考にしてみてくだい。 野球肩はまず「痛みの正体を知ること」が重要 野球肩を早く治すためには、痛みを無視せず、原因を特定して段階的に治療することが最も大切です 投球を休む勇気が、最短復帰への第一歩となります。 肩の痛みを「疲労の一部」と捉えず、早期に対処することが再発を防ぐ鍵です。 リペアセルクリニック大阪院では、再生医療による根本治療と、医師・理学療法士によるリハビリを組み合わせ、競技への早期復帰をサポートしています。 肩の痛みを理由にスポーツ復帰を諦める前に、まずはメール相談・オンライン診療にてご相談ください。
2025.10.31 -
- 肘
- スポーツ医療
- 再生治療
野球肘が痛い場合は「痛みが出たら投球を中止し、炎症期は安静と冷却、落ち着いたら段階的リハビリ」を守ることが最短復帰への近道です。 無理なストレッチや早すぎる復帰は再発の原因になります。 いつまで休むか・何をして良いかを明確にし、必要に応じて再生医療も選択肢に加えることで、痛みを繰り返さない肘を目指せます。 しかし「大会が近い」「チームに迷惑をかけたくない」と思うほど、つい投げ続けてしまう方も多くいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では、いまの痛みを悪化させない初期対応、病院での治療の流れ、そして根本回復を後押しする再生医療まで、わかりやすく解説します。 野球肘の治し方|自宅でできる応急処置と初期対応 野球肘の治し方として、投球や捕球のあとに肘が痛んだら、まずは48〜72時間の炎症コントロールが基本です。 最初にやるべきことと、やってはいけないことを整理しておきましょう。 初期の対応 痛みが出たらまず投球を中止し、冷却・安静・圧迫・挙上を徹底しましょう。 薬の自己判断は避け、早めに整形外科で評価を受けましょう。 いつ・どの動作で・どれくらい痛むかをメモしておくと診察の時に役立つので、痛みの記録もとっておきましょう。 まずは痛みゼロでの日常動作→軽い可動域運動→フォーム確認→キャッチボールへと段階的に、改善していくことが重要です。 やってはいけないこと 痛みを我慢しての投球・関節を強く押し込むストレッチ、温め直後の全力投球は悪化しやすくなるので避けましょう。 強いマッサージも初期段階では逆効果となるので、まずは腫れと痛みを引かせることを意識しましょう。 温めてすぐ全力投球も、一時的に楽になっても再発リスクが上がるため、避ける必要があります。 野球肘とは?痛みが起こる原因について解説 野球肘は、投球のくり返しで肘の内側・外側・後方(肘頭)に負担が集中して起こる障害の総称です 成長期では骨のはし(骨端線)が未完成なため、剥離(はくり)や炎症が起こりやすく、無理をすると長引くリスクも。 原因は、投球フォームの乱れ・体幹や股関節の柔軟性不足・登板過多・休養不足などが組み合わさることです。 小中高生では、成長のタイミングと練習量のバランスが重要となります。 病院で行われる治療法の流れ 診察では痛む場所と動きでタイプを見極め、必要に応じてエコー(超音波)やレントゲン、MRIで状態を確認します。 多くはまず保存療法(手術をしない治療)から始め、痛みが引いたら段階的に運動を再開します。 検査と診断 検査と診断では「どこが、どの動きで、どの程度痛むか」を丁寧に確認し、画像検査で重症の有無をチェックすることが再発予防につながります。 画像検査を行う場合は、エコーで靱帯や腱の状態を確認し、必要に応じてX線で骨・MRIで軟骨・骨内の変化を診察します。 保存療法の内容 保存療法の内容は炎症期は休む、回復期は可動域→筋力→投球動作の順で戻すことが基本です。 復帰の合図は、ノースロー48〜72時間で日常痛がない、軽い可動域運動で痛みが出ない、翌日に痛みが残らないの3条件が目安です。 焦らなければ、結果的に早く試合に戻ることが可能です。 再生医療という治療の選択肢 再生医療は、炎症を抑えつつ損傷組織の修復を後押しすることが期待できる治療です。 手術を避けたい方、保存療法で停滞している方の選択肢になります。 症例や調製法によりばらつきがあるため、医師と相談のうえ対応を検討することが重要です。 リペアセルクリニック大阪院の再生医療は、炎症期の痛みを抑え、回復期のリハビリを前へ進める治療計画をご提案します。 下記では肘関節に関する、症例紹介をしているので、ぜひ参考にしてみてください。 野球肘は痛みを我慢せず、早期に専門医の診断を受けることが最短復帰への第一歩 最短で復帰するには、「痛みが出たら休む→炎症を抑える→段階的に戻す」というシンプルな流れを崩さないことです。 痛みを抱えたままの投球は、遠回りになります。 ストレッチは大切ですが、炎症期のやり過ぎは逆効果です。 可動域は痛くない範囲で少しずつ、筋力は正しいフォームで低負荷から行いましょう。 再生医療を組み合わせれば、痛みの山を越えてリハビリに集中しやすくなります。 リペアセルクリニック大阪院では、一人一人に適した再生医療で、再発しにくい肘づくりを支援します。 肘関節の根本的な回復のために、ぜひ無料カウンセリングを活用してみてください。
2025.10.31 -
- 肘
- スポーツ医療
- 再生治療
野球肘におけるストレッチは、「痛みを我慢して伸ばす」ことが悪化の原因になるため注意が必要です。 特に、投球による炎症や筋腱損傷を抱えた状態では、間違ったストレッチが組織をさらに傷つけることがあります。 本記事では、野球肘を悪化させない安全なストレッチ方法と、ストレッチだけでは回復しない場合の治療選択肢について解説します。 安全に行う野球肘ストレッチのポイント 野球肘のストレッチで最も大切なのは、「炎症の時期を見極めて無理をしない」ことです。 炎症が強い時期にストレッチを行うと、靭帯や腱への微細損傷が広がり、回復が遅れてしまいます。 症状の進行段階に合わせて、段階的にストレッチの強度を変えることが重要です。 下記では症状の進行段階に合わせたストレッチのポイントを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。 急性期は無理に伸ばさない 結論として、痛みや腫れがある急性期にはストレッチをしてはいけません。 この時期は上腕骨内側上顆(ないそくじょうか)付近の筋肉や靱帯に炎症が起こり、組織が非常に脆い状態です。 無理に動かすと再損傷のリスクが高まります。 炎症が治まるまでは、肘関節を動かすよりも「安静+冷却+圧迫+挙上(RICE処置)」を優先します。 再発を防ぐ第一歩は、焦らないことです。 急性期に無理なストレッチを行うと、骨端線損傷(こったんせんそんしょう)や靱帯断裂など、重症化する例もあります。 亜急性期は軽いストレッチを行う 急性期を過ぎて痛みや腫れが落ち着いた、亜急性期(2〜4週)では軽いストレッチを再開できます。 ただし「気持ちいい程度」で止めるのが原則です。 肘の柔軟性を少しずつ取り戻すためには、周囲筋(前腕屈筋群・伸筋群)のストレッチを中心に行います。 ストレッチの際は、「痛みが出る一歩手前」で止めることが大切です。 可動域を広げる目的で勢いをつけたり、長時間続けたりすると、治りかけの腱に再び炎症が起きる場合があります。 特に成長期の選手は骨端線が閉じていないため、慎重に進めましょう。 危険なストレッチの例 野球肘の改善目的で行われがちなストレッチの中には、実際には症状を悪化させるものもあります。 特に、肘の過伸展や強制的な回内・回外運動は靭帯や骨を痛める原因になります。 一見「柔軟性を高める」ように見えるこれらの動作は、実際には損傷部位に負担をかけます。 ストレッチは筋肉に対して行うものであり、関節や靭帯を無理に動かすものではないことを理解しましょう。 痛みを感じる動作を繰り返す場合、軽度の炎症が慢性化し、最終的には投球障害へ発展することもあります。 ストレッチで改善しない場合のサインと治療の選択肢 ストレッチを数週間続けても改善しない場合、単なる筋緊張ではなく腱・軟骨・骨端への損傷が関与している可能性があります。 そのまま放置すると変形性肘関節症などの慢性障害に移行するため、早期の診断が重要です。 下記では受診の必要な症状について詳しく解説しているので、治療の選択肢を把握するためにもぜひ参考にしてみてください。 要受診のサイン 結論として、次のような症状がある場合は自己判断でストレッチを続けず整形外科を受診しましょう。 これらの症状が続く場合、靱帯損傷や剥離骨折、軟骨障害などが潜んでいることがあります。 早期にMRIや超音波検査を受けることで、再発や重症化を防ぐことができます。 治療の選択肢 野球肘の治療には、保存療法・注射・再生医療など複数の選択肢があります。 症状の程度や競技レベルに応じて、段階的に治療を組み合わせることが推奨されます。 治療法 概要 期待できる効果 保存療法 安静・冷却・ストレッチ制限・リハビリ 炎症軽減、痛みの抑制 注射治療 ヒアルロン酸やステロイドの局所注射 短期的な疼痛緩和 再生医療 自分の血液や幹細胞を利用して修復を促進 組織の再生、再発予防 特に再生医療は、損傷した腱や靭帯の修復を促すことが報告されており、手術に抵抗のある方にも有効な選択肢となります。 リペアセルクリニック大阪院の再生医療で、肘の根本回復を目指す リペアセルクリニック大阪院では、野球肘のような投球障害に対して、脂肪由来幹細胞(ADRCs)やPRP(多血小板血漿)を用いた再生医療を行っています。 自分自身の細胞を利用して炎症を鎮め、損傷した組織の修復を促すため、副作用リスクが少なく安全性が高いのが特徴です。 スポーツ選手のように肘を酷使する方にとって、再生医療は「早く・安全に回復したい」という要望に応える新しい選択肢です。 炎症の抑制と組織再生を同時に進めることで、再発しにくい肘を目指せます。 以下では、肘関節に関するリペアセルクリニック大阪院の症例紹介を行っているので、ぜひ参考にしてみてください。 野球肘はストレッチだけに頼らず、根本的なケアが重要 野球肘の回復には、ストレッチだけでなく、炎症のコントロールと組織修復の両立が不可欠です。 急性期は安静を守り、亜急性期以降は軽いストレッチで柔軟性を戻ことを意識しましょう。 さらに、再生医療などの治療を取り入れることで、痛みを抑えながら根本改善を図ることができます。 痛みを我慢してストレッチを続けることは、治療を遠ざける原因になりかねません。 専門医の診断と正しいケアで、肘の機能を取り戻しましょう。 リペアセルクリニック大阪院では丁寧なカウンセリングを行い、一人一人の症状に合わせた、治療が可能です。 スポーツ復帰を目指す方に、最適な治療プランをご提案し、回復まで寄り添います。 肘関節の根本的な回復のために、ぜひ無料カウンセリングを活用してみてください。
2025.10.31 -
- 肩
- スポーツ医療
投球障害肩(野球肩)とは、野球の投球動作によって肩に痛みが生じる状態の総称で、成長期の小中学生から成人まで幅広い年代で発症します。 適切な治療を行わずに放置すると、慢性化して競技復帰が困難になる場合があります。 この記事では、野球肩が治るまでの期間目安や治らない場合の原因、正しい治療法について解説します。 投球時の肩の痛みで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術を伴わない治療法の再生医療について公式LINEで発信しております。 野球肩などのスポーツ障害に対する治療選択肢として、肩の痛みに関する改善症例も紹介しておりますので、ぜひ登録してください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 野球肩が治るまでの期間は数週間から1~2カ月が目安|ノースロー期間が重要 野球肩とは、投球動作によって肩に痛みが生じる状態の総称で、腱板損傷やインピンジメント症候群など、さまざまな疾患が含まれます。 野球肩が治るまでの期間は、症状の程度や原因によって異なりますが、一般的には数週間から1~2カ月程度が目安です。 軽度の炎症であれば数週間で改善することもありますが、重症の場合は数カ月以上かかることもあります。 治療において重要なのが、投球動作を完全に休止する期間であるノースロー期間で、痛みの回復や炎症を鎮めるために欠かせません。 ノースロー期間は通常3~4週間程度必要とされ、この間にストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリテーションを行います。 ノースロー期間を守らずに投球を続けると、症状が悪化して慢性化する可能性があります。 焦らずにしっかりと休養を取ることが、早期復帰への近道です。 なお、野球肩が治らない原因については、以下で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。 野球肩が治らない原因|投球フォームや身体の使い方に注意 野球肩が治らない原因として、以下の4つが考えられます。 投球動作によるオーバーユース 不適切なフォームでの投球 筋力や柔軟性が不足している 成長期に見られる骨の脆弱性 これらの原因を理解して、適切な対処法を実践しましょう。 投球動作によるオーバーユース 投球動作を繰り返すことで肩に過度な負担がかかり、組織が損傷することをオーバーユースと呼びます。 とくに成長期の選手や投手は、連続した投球により肩の筋肉や腱に疲労が蓄積しやすい状態です。 オーバーユースが原因の野球肩では、まず投球動作を3~4週間完全に休止することが必要です。 この期間に炎症を鎮め、その後リハビリテーションを開始します。 休養期間を守らずに投球を続けると、症状が悪化して治りにくくなるため、無理は禁物です。 不適切なフォームでの投球 投球フォームに問題があると、特定の筋肉や腱に過度な負担がかかり、炎症や損傷を引き起こす原因になります。 以下のようなフォームは野球肩のリスクを高めます。 フォームの特徴 問題点と肩への影響 肘が下がっているフォーム 投球時に肘が肩よりも下がることで、肩関節に過度なストレスが加わります 手投げのフォーム 下半身や体幹を使わず腕だけで投げるため、リリース時に肩関節へ瞬間的な高負荷がかかります 体の開きが早いフォーム 上半身が先に開くことでリリースが不安定になり、肩関節に過度なストレスがかかります ステップが不足しているフォーム ステップが小さい、前足が早く着地するなどで上半身主導になり、肩への負担が増えます これらの不適切なフォームは、長年積み重なることで損傷が蓄積し、肩の違和感や痛みとして現れます。 予防には、指導者による適切なフォーム指導や、自身のフォームを見直すことが大切です。 筋力や柔軟性が不足している 肩周辺の筋力や柔軟性が不足していると、投球動作で肩関節が不安定になり、特定の組織に負担が集中します。 とくに肩甲骨周辺の筋力や、肩関節の柔軟性が低下していると、正常な投球動作ができずに野球肩を引き起こしやすくなります。 予防と改善には、肩甲骨周辺の筋力トレーニングや、肩関節のストレッチを日常的に行うことが重要です。 投球前後のウォーミングアップとクールダウンも欠かさず実施しましょう。 成長期に見られる骨の脆弱性 成長期の骨には特有の弱さがあり、スポーツ障害を引き起こしやすい状態です。 成長期の骨は以下のような特徴を持っています。 骨が柔らかく、折れ方が大人と異なる 自然治癒力が高いが、変形したまま治ることもある 骨端線(成長線)が存在し、力学的負荷に弱い 野球肩はこれらの特徴を持つ小中学生の野球選手、とくに投手に多くみられます。 野球肩(投球障害肩)の原因となる疾患 野球肩の原因となる疾患としては、以下の6つがあります。 インピンジメント症候群 ベネット損傷 腱板損傷・腱板炎 SLAP損傷(関節唇損傷) 上腕二頭筋長頭腱炎 上腕骨近位骨端線離開(リトルリーガーズ・ショルダー) 野球肩は単一の疾患ではなく、さまざまな疾患の総称です。 ご自身が該当する症状を確認して、適切な治療を受けましょう。 インピンジメント症候群 インピンジメント症候群とは、肩の関節を構成する骨同士が衝突したり、骨の間に筋肉が挟まれたりして痛みが生じる状態です。 インピンジメント症候群には主に2つのタイプがあります。 タイプ 症状の特徴 肩峰下インピンジメント 肩の上部にある肩峰と上腕骨の間で組織が挟まれ、腕を上げる動作で痛みが生じる インターナルインピンジメント 肩関節の内側で骨や腱が衝突し、投球動作の特定の角度で痛みが生じる 主な要因は姿勢の悪化や筋力の低下、柔軟性の低下です。 治療では、これらの要因を改善して、インピンジメントを生じさせない動きを取り戻すことが目的になります。 炎症がある場合はアイシングや安静で痛みを和らげ、その後ストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリテーションを行います。 ベネット損傷 ベネット損傷とは、野球の投球など肩の使いすぎによって肩甲骨の後下部にできる骨の突起のことです。 投球動作を繰り返すことで、肩甲骨の一部に骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨の出っ張りができます。 ベネット損傷は、投球時の肩の後ろ側に痛みや違和感を引き起こします。 治療は投球動作の休止とリハビリテーションが基本ですが、症状が改善しない場合は手術を検討することもあります。 腱板損傷・腱板炎 腱板損傷・腱板炎は、肩を動かす重要な腱が使いすぎや外傷、加齢などによって傷つき、炎症や断裂を起こす疾患です。 腱板が損傷すると肩関節が不安定になり、腕を上げる動作で痛みが生じます。 治療は保存療法が基本ですが、断裂が大きい場合や保存療法で改善しない場合は手術を検討します。 SLAP損傷(関節唇損傷) SLAP損傷とは、肩関節を構成している肩甲骨に接する関節唇が傷ついたり、裂けてしまったりすることです。 SLAP損傷の症状には、投球時の肩の痛み、肩の引っかかり感、力が入りにくいなどがあります。 診断にはMRI検査が有用で、治療は保存療法を行いますが、改善しない場合は関節鏡を使った手術を検討します。 上腕二頭筋長頭腱炎 上腕二頭筋長頭腱炎は、腕の力こぶを作る上腕二頭筋の長頭腱が、繰り返し動作による摩擦で炎症を起こし、肩の前部から二の腕にかけて痛みを生じる疾患です。 症状は肩の前面の痛みで、腕を上げる動作や物を持ち上げる動作で痛みが強くなります。 治療は投球動作の休止、アイシング、ストレッチなどの保存療法が中心です。 炎症が強い場合は消炎鎮痛薬を使用することもあります。 上腕骨近位骨端線離開(リトルリーガーズ・ショルダー) 上腕骨近位骨端線離開は、上腕骨の肩に近い部分にある骨端線(成長線)が損傷・離開する状態で、成長期の選手に発症しやすい疾患です。 投球時や投球後に肩の痛みを感じ、腕を上げる動作が困難になります。 治療は投球動作を直ちに中止することですが、早期であれば症状が改善し、スポーツに復帰できます。 復帰にあたっては投球フォームの見直しが重要で、再発予防のために過度な投球数を避けることが大切です。 野球肩に対する治療法|基本は保存療法による投球動作の休止とリハビリテーション 野球肩の治療法としては、主に以下の3つがあります。 保存療法による投球動作の休止 リハビリテーション(ストレッチ・筋トレ) 手術療法 野球肩の治療は、症状の程度や原因によって異なりますが、基本的には保存療法から開始します。 まずは、投球動作を完全に休止することが重要です。 休止期間は通常3~4週間が目安となりますが、症状の程度によって調整されます。 同時に、炎症を抑えるためのアイシングや、痛みがある場合は消炎鎮痛薬を使用することもあります。 投球動作を休止している間も、適切なストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリテーションを行うことで、早期復帰につながります。 保存療法やリハビリテーションを数カ月続けても症状が改善しない「投球肩」に対しては、関節鏡下後方関節包リリース術が有効な治療となる場合があります。 この手術では、肩の内旋制限が20度以上ある投球選手5人に対してこの手術を行った結果、以下のような成績が報告※されています。 ※※出典:J-STAGE「Arthroscopic Capsular Release for a Throwing Shoulder with Refractory Posterior Capsular Tightness」 評価項目 結果 競技復帰率 5人中4人が元の80%以上のパフォーマンスで野球に復帰 外転位での内旋制限の改善 31度から7度へ改善(腕を横に上げた状態) 屈曲位での内旋制限の改善 25度から5度へ改善(腕を前に上げた状態) これらの改善は手術の有効性を示すものです。 ただし、手術はあくまで最終手段であり、まずは保存療法とリハビリテーションで改善を目指します。 野球肩の長期化・慢性化を防ぐには、早期診断と適切な初期治療が重要 野球肩は適切な治療を行えば改善が期待できる疾患ですが、放置すると慢性化して治りにくくなります。 投球時に肩の痛みを感じたら、我慢せずに早めに整形外科を受診しましょう。 初期段階であれば、投球動作の休止とリハビリテーションで多くの場合改善します。 慢性化した野球肩に対しては、再生医療という新しい治療法があります。 再生医療の一つである幹細胞治療は、患者様自身から採取した幹細胞を培養して、損傷した組織に投与する治療法です。 再生医療の治療法については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEをご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.10.31 -
- 肩
- スポーツ医療
野球肩の痛みで思うようにプレーできず、試合や練習を休まざるを得ない状況に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、野球肩に対するテーピングの効果と具体的な巻き方を解説します。 テーピングは痛みの軽減や予防に役立ちますが、あくまで応急処置やサポート手段です。 肩の痛みで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで適切なテーピング方法を身につけましょう。 野球肩に対するテーピングの効果 野球肩に対するテーピングには、主な効果として以下の3つがあります。 痛みの軽減:関節や筋肉の負担を減らし、痛みを和らげる 怪我の予防:肩の動きを制限し、過度な負荷を防ぐ 応急処置・再発防止:怪我をした際の処置や、再発を防ぐ 痛みが続く場合や、テーピングをしても改善が見られない場合は、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けましょう。 野球肩テーピングの巻き方【症状・目的別】 野球肩テーピングの巻き方を、痛みの軽減、投球フォームの安定化、再発予防の3つの目的別に紹介します。 痛みの軽減の場合 投球フォームの安定化の場合 再発予防の場合 事前の準備として、キネシオロジーテープとはさみを用意し、テープを貼る前に肩を拭いて乾かしましょう。 痛みの軽減の場合 5cm幅のテープを3本用意し、四隅を丸くカットする 1本目は肘上部から肩の頂点を通り、首の付け根まで貼る 2本目は1本目の少し後方から開始し、肩の突出部を通って胸部まで貼る 3本目は1本目の少し前方から貼り、肩を通って背中側で固定 痛みを我慢せず、適切なサポートで肩への負担を軽減しましょう。 投球フォームの安定化の場合 5cm幅のテープを3本用意し、四隅を丸くカットする 1本目は肘上部から肩の突出部を通り、首の付け根まで一直線に貼る 2本目は1本目よりやや前方から開始し、肩の突出部を経由して肩甲骨方向へ 3本目は1本目よりやや後方から始め、肩の突出部を通って胸部まで貼る 適切にサポートすることで正しいフォームの維持につながります。 再発予防の場合 5cm幅のテープを2本用意し、四隅を丸くカットする 1本目は首と肩の中間付近から、肩の突出部へ向けて貼り、棘上筋をサポート 2本目は肩甲骨の端から肩の突出部まで貼り、終わりは1本目と重ねて外旋筋をサポート 適切なテーピングで筋肉への負担を分散させ、再発リスクを軽減できます。 野球肩を治すには、テーピングに依存せず根本的な治療を行うことが重要 テーピングは痛みの軽減や怪我の予防に役立ちますが、あくまで一時的な処置に過ぎません。 根本的な原因を解決しなければ、痛みは繰り返し発生します。 野球肩の原因には、投球フォームの問題、肩周辺の筋力不足、柔軟性の低下、オーバーユース(使いすぎ)などがあります。 これらの根本的な問題を改善するには、適切な治療とリハビリテーションが必要です。 また、慢性化した肩の痛みに対しては、以下のような治療法が選択肢となります。 物理療法(電気治療、温熱療法など) リハビリテーション(ストレッチや筋力トレーニング) 投薬治療(痛み止めや炎症を抑える薬) 注射治療(ステロイド注射など) これらの治療でも改善しない場合や、より根本的な改善を目指したい場合には、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療では、他の細胞に変化する能力を持つ、幹細胞を患者様から採取・培養して患部に投与します。 肩の痛みに対する再生医療の治療法などについては、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEをご覧ください。 再生医療に関する情報発信や簡易オンライン診断を行っております。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 野球肩に対する簡単なテーピングの巻き方に関するよくある質問 野球肩のテーピングの巻き方について、よくある質問を紹介します。 テーピングしたまま寝ても問題ない? テーピング用テープでおすすめのものは? 疑問を解消してテーピングを行い、野球肩の回復をサポートしましょう。 テーピングしたまま寝ても問題ない? テーピングをしたまま寝ることは、基本的におすすめしません。 長時間テープを貼り続けると、肌がかぶれたり、血行が悪くなったりする可能性があります。 どうしても痛みが強く、夜間もサポートが必要な場合は、医療機関に相談してサポーターなどの別の手段を検討しましょう。 テーピング用テープでおすすめのものは? 野球肩のテーピングには、キネシオロジーテープがおすすめです。 キネシオロジーテープは、伸縮性があり肌に優しい素材でできています。 運動をする際は粘着力が強いものを選ぶなど、用途に合わせて選択しましょう。
2025.10.31 -
- スポーツ医療
捻挫して歩けるけど痛い場合は、症状のチェックが必要です。 軽度の捻挫は安静や湿布で治療できますが、重度になると後遺症を引き起こす恐れがあります。 しかし、仕事や家事を休めない事情から、痛みを我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 捻挫は靭帯断裂をともなうケースがあるので、症状によっては手術の可能性も。 本記事では、捻挫したときの応急処置や、治療方法の種類などをわかりやすく解説します。 手術不要の「再生医療」も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 足首を捻挫して歩けるけど痛い時の重症度をチェック 足首を捻挫したときは、症状がどの程度のレベルなのか見極めが必要です。 捻挫の症状は以下の3段階に分かれており、重度の場合は靭帯断裂などの恐れがあります。 捻挫の重症度 主な症状 軽度(1度) ・靭帯がわずかに伸びており、関節にも大きな影響がない状態 ・痛みが軽いため歩行は可能だが、スポーツは困難 中等度(2度) ・靭帯の部分断裂により、強い痛みを感じる状態 ・足首が不安定になるため、歩行の際にはサポーターなどが必要 重度(3度) ・靭帯が完全に断裂した状態 ・外側のくるぶしが大きく腫れ、内出血で青あざができる ・強い痛みと可動域の制限により、歩行や運動が困難 軽度の捻挫は1~2週間程度で痛みがやわらぐため、「この程度なら病院に行く必要はないだろう」と考えがちです。 しかし、靭帯が伸びたままでは足首が不安定になり、捻挫を繰り返してしまう恐れも。 靭帯の断裂は出術の可能性があるので、中等度や重度の捻挫になったときは、整形外科などの診察を早めに受けておきましょう。 捻挫して歩けるけど痛い時の応急処置 捻挫の症状が「歩けるけど痛い」や「腫れている」場合は、RICE処置を実践してみましょう。 RICE処置はRest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったもので、以下のように患部を手当てします。 RICE処置の種類 処置方法 目的 Rest(安静) 足首を動かさないように横になる、または椅子に腰かける。 靭帯や血管、神経の損傷を防止する。 Icing(冷却) 氷嚢(ひょうのう)や保冷材などで患部を冷やす。 足首の痛みや腫れ、内出血を抑える。 Compression(圧迫) 包帯やテーピングで足首を固定・圧迫する。 痛みを緩和し、腫れや内出血の進行を抑える。 Elevation(挙上) 足首を心臓よりも高い位置に保つ。 足首の内出血を抑える。 足首の冷やし過ぎは凍傷になる恐れがあるので、氷嚢などを長時間当てないように注意してください。 Elevation(挙上)の際には仰向けになり、足首をクッションに乗せるとよいでしょう。 ただし、RICE処置は捻挫の初期対応に過ぎないため、靭帯や神経などが修復されるわけではありません。 捻挫の痛みが強く、腫れ方もひどいときは、医療機関の治療をおすすめします。 捻挫を防ぐ日常生活の注意点とNG行動 捻挫は足をひねったときや、足をくじいたときに受傷する場合があります。 いつもと変わらない動作でも、状況によっては捻挫のリスクを高めるため、日常生活では以下のNG行動に注意が必要です。 スポーツを始める際にはストレッチを行い、十分にウォーミングアップする必要があります。 急なスポーツの再開も捻挫を引き起こしやすいので、アキレス腱伸ばしなどのストレッチや、軽いランニングで関節をほぐしておきましょう。 飲酒後は歩行は足をひねりやすいため、階段や玄関などの段差にも要注意です。 大きなサイズの靴を履いている場合も、わずかな段差でつまづいてしまう可能性があります。 足首を捻挫したときの治療方法 足首を捻挫した場合、一般的には以下の治療方法を用います。 捻挫の重症度が軽度や中等度であれば、保存療法や運動療法で回復を目指します。 重症化した捻挫は手術する可能性があるため、以下を参考に治療方法の違いを理解しておきましょう。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに患部を治療する方法です。 捻挫の場合はRICE処置を行い、足首を装具などで固定して機能の回復を図ります。 症状によっては鎮痛剤を服用する場合があるので、痛みが強いときは医師に伝えておきましょう。 保存療法で捻挫を治療すると、症状が軽度であれば1~2週間程度、中等度の場合は2~6週間程度で回復を見込めます。 ただし、重度の捻挫には効果を期待できないため、靭帯の完全断裂などを引き起こしている場合は、手術の検討が必要です。 運動療法 運動療法とは、関節の動きや筋力を回復させるため、ストレッチやエクササイズなどを行う治療方法です。 捻挫の受傷直後は保存療法を行い、痛みが引いたら運動療法に切り替えます。 具体的には、関節の可動域を広げるストレッチや、チューブを使った筋力トレーニングなどを取り入れ、足首の機能回復を目指します。 治療期間は軽度の捻挫で数週間程度、中等度は2~3カ月、重度の場合は3~6カ月程度かかるので、根気強く続けていきましょう。 手術療法 捻挫における手術療法とは、切れた靭帯を縫合する治療方法です。 保存療法や運動療法で改善がみられなかった場合は、手術療法を検討する必要があります。 ただし、術後は2~3週間程度の入院期間があるため、多忙な方には難しい選択肢です。 捻挫を何度も繰り返している場合は、可動域制限などの問題を解消できない可能性も。 手術するかどうかは慎重な判断が求められるため、医師と話し合って決めるとよいでしょう。 捻挫が長引く場合の対応と再発予防法と再生医療という選択肢 捻挫は靭帯の緩みや軟骨損傷を引き起こしやすいため、一度受傷すると、クセになる可能性があります。 また、捻挫が長引いてしまうと、仕事や私生活に支障をきたし、アスリートの場合は選手生命に関わる恐れも。 足首の捻挫を繰り返さないためには、以下の再発予防法を実践し、再生医療も検討してみてください。 捻挫の再発予防法 捻挫が長引いたときや、何度も捻挫を繰り返している場合は、以下の再発予防法を実践してみましょう。 足指などの筋力が低下していると、歩行の際につまずきやすいため、運動療法の際には筋力アップを意識する必要があります。 ただし、急激な運動は腱や筋肉を痛める可能性があるので、関節をほぐす軽いストレッチが必要です。 靴は足にフィットしたものを選び、靴底が高いハイヒールなどは避けておきましょう。 歩くときは足裏全体で着地し、つま先で蹴るように足を離すと、足首の動きが安定します。 また、疲れが溜まっていると、歩行の際につま先が上がらず、わずかな段差でもつまづく恐れも。 疲労を感じたら運動を控え、体力の回復に努めましょう。 再生医療という選択肢 再生医療とは、幹細胞の働きにより、損傷した靭帯などを修復する治療方法です。 治療の際には脂肪から幹細胞を抽出し、患部に直接注射するため、手術を必要としません。 また、自分の幹細胞を活用すると、アレルギー反応や免疫反応が起きにくいため、後遺症などのリスクを低減できます。 再生医療は膝の痛みや腰痛、変形性股関節症などにも活用できますが、最新の医療技術なので、聞いたことがない方もいらっしゃるでしょう。 より詳しく再生医療を知りたい方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックには以下の特徴があるため、捻挫の根本的な治療を目指せます。 損傷した靭帯や軟骨などを修復すると、プロスポーツへの復帰も可能です。 手術や入院を避けたい方は、再生医療も選択肢に入れておきましょう。 【まとめ】捻挫したままの歩行は要注意!早期に医療機関の診察を受けることが重要 捻挫の痛みを我慢して歩行や運動を続けると、足首の関節に障害が残る恐れがあります。 忙しい方は治療をためらいがちですが、捻挫は初期対応が重要です。 痛みが強く、腫れも大きいときは、早めに整形外科などで治療を受けておきましょう。 すでに捻挫が重症化しており、靭帯断裂などを引き起こしている場合は、再生医療も選択肢の一つです。 手術以外の治療方法で足首の機能を取り戻したい方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。
2025.09.30 -
- スポーツ医療
スポーツだけでなく、日常生活でも多く起きてしまう「足首捻挫」 痛いものの歩ける場合、「病院に受診した方が良いの?」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、重症度を自己判断できる捻挫のセルフチェックリストや受診の目安をご紹介します。 この記事を読んでわかること 捻挫のセルフチェックリスト 捻挫の受診目安 捻挫の応急処置やNG行動 捻挫の重症度を判断するセルフチェックリスト 捻挫の重症度を判断するセルフチェックリストは、以下のとおりです。 チェック内容 目的 痛みの強さ 日常生活に支障があるほど痛いと重症度が高い 腫れや熱・内出血があるか 強い場合、重症度が高い可能性 押して痛い箇所があるか 重症度が高いほど押して痛い箇所が多い 骨を押して激痛なら骨折の可能性 立って体重を乗せられるか できない場合、重症度が高い可能性 体重をかけて歩けるか 4歩以上歩けない場合、骨折の可能性 足首を捻った場合捻挫だけでなく、骨折の可能性もあります。 重い捻挫や骨折の場合、痛みが強く腫れや内出血があり、体重をかけられないことが特徴です。 こちらのセルフチェックを利用して、重症度が高いもしくは骨折が疑われるなら受診を検討してください。 なお、重症度ごとの症状や受診の目安は次項以降で解説しています。 捻挫の重症度と症状をご紹介 そもそも捻挫とは、足首を捻ることで足首を支える靭帯の損傷が起きる外傷です。 捻挫は靭帯の損傷レベルによって重症度がⅠ〜Ⅲ度に分類されます。 Ⅰ〜Ⅲ度の靭帯状態と症状については以下の表にまとめました。 捻挫の重症度 靭帯の状態 症状 日常生活への影響 Ⅰ度 微細な損傷 ・軽度の腫れ、痛み ・ほぼ正常に動かせる ほぼなし Ⅱ度 部分断裂 ・腫れと内出血がある ・動かすと痛い 痛みで歩きにくい Ⅲ度 完全断裂 ・強い腫れと内出血 ・痛みで体重を乗せられない ・関節がグラグラする 歩行が困難 Ⅰ度では日常生活に支障はありませんが、Ⅱ度を超えると支障が出る可能性があります。 また、「慢性足関節不安定症」や「変形性足関節症」などの後遺症に至るかもしれません。 日常生活の困難感や後遺症リスクを軽減するためにも、重症度に応じた処置がとても大切です。 なお、捻挫の後遺症については以下の記事で解説していますので、気になる人はご確認ください。 病院に行く目安となる捻挫の症状3選 捻挫後に出る以下の症状は、病院を受診する目安となる症状です。 これらの症状があるにもかかわらず受診しなかった場合、治癒が遅くなったり後遺症が発症したりするリスクが高くなります。 リスクを軽減できるように、最後までご確認ください。 骨折の疑いがある 足首の捻挫ではなく、骨折だった場合にはすぐに病院に受診すべきです。 骨折かどうか自分で判断するためには、「Ottawa Ankle Rules(オタワアンクルルールズ)」をご活用ください。 この項目が1つでも当てはまれば骨折の可能性があります。 その場合には、可能な限り早く病院を受診しましょう。 強い圧痛や腫れ・熱などがある 強い圧痛や腫れ・熱がある場合、大きな炎症が起きている可能性があります。 強い炎症は骨折や、捻挫のⅡ度以上でみられる症状です。 骨折やⅡ度以上の捻挫を放置すると、後遺症のリスクが高くなります。 そのため、強い圧痛や腫れ・熱が見られる場合には無理せず受診した方が良いでしょう。 歩けない・体重をかけられない 歩けない・体重をかけられない場合も受診した方が良いサインです。 このケースでも骨折やⅢ度損傷など重症が疑われます。 そのため、できるだけ早く受診してください。 捻挫した後にすべき応急処置とNG行動 万が一捻挫した場合、以下の行動を意識してください。 これらは捻挫の治癒を早めるために重要です。 最後までチェックして今後の捻挫に備えてみましょう。 捻挫したらPOLICE処置をしよう! 捻挫したらまずは「POLICE処置」を実行してください。 POLICE処置とは捻挫後の炎症を抑えるための応急処置で、5つの行動の頭文字をまとめた行為です。 方法は以下の表をご参照ください。 概要 処置の内容 Protection(保護) シーネやギブスなどで関節が動かないように固定する Optimal Loading(最適な負荷) 早期から可能な範囲で負荷をかけて組織の再生を促し、関節可動域を保つ Ice(冷却) 怪我した部位を冷やして炎症を抑える Compression(圧迫) 怪我した部位を圧迫して腫れ・むくみを抑える Elevation(挙上) 怪我した部位を心臓より高く挙げ、腫れ・むくみを抑える このように、怪我した部位を保護しつつ動かせる範囲で動かして組織の修復を促す考え方がPOLICE処置です。 安静にするだけでは怪我した部位の筋力が下がったり、固まって動く範囲が狭くなったりする可能性があります。 そのため捻挫直後は痛くない範囲で軽く体重をかける、足の指を動かすといった行動も意識してください。 捻挫したときのNG行動をご紹介 先ほどPOLICE処置で炎症を抑えられる可能性をご紹介しました。 逆に、以下の行動は炎症を強めてしまう可能性があるため注意しましょう。 これらの行動は足首への血流が良くなりすぎるため、炎症を強める可能性があります。 そのため、炎症が落ち着くまでは控えた方が良いでしょう。 捻挫したときの治療方法とは? 捻挫したときの治療方法には、以下のような内容があります。 これらは捻挫の治癒を早めたり、後遺症リスクを軽減したりするために重要です。 ぜひ最後までご確認ください。 靭帯を保護する筋肉やバランスの強化 捻挫で足首の靭帯を損傷すると、足首の支えが弱くなります。 そのため、靭帯を保護してくれる筋肉やバランスの強化が大切です。 具体的には、以下のような方法があります。 足の指でタオルを手繰り寄せる 立って踵上げをする 不安定な床で立つ 片足で立つ このような練習を、痛くない範囲で行なっていきましょう。 ハイカットの靴やインソールなどの利用 自身の筋肉だけでなく、ハイカットの靴やインソールの使用も効果的な可能性があります。 このような道具は、関節や筋肉の機能を高めてくれるツールです。 ハイカットの靴:足首の安定性向上 インソール:足指や足首周囲の筋肉機能向上 きちんと使いこなせば足首の機能向上が期待できるので、上手に活用しましょう。 繰り返す捻挫には再生治療という選択肢もあり! 捻挫で損傷した靭帯は治りにくいため、捻挫の治療は靭帯を助けてくれる組織の強化が基本です。 しかし、繰り返す捻挫に対しては限界があります。 そのようなケースでは、靭帯自体を再生させる「再生医療」が有効かもしれません。 靭帯を再生させれば関節の機能も元に戻り、繰り返す捻挫の予防につながる可能性があります。 そのため、もし捻挫を繰り返す場合には当院でも行なっている「再生医療」をご検討ください。 捻挫に関してよくある質問 捻挫に関してよくある質問をまとめました。 捻挫の治療期間はどのくらいですか? 捻挫の治療期間は捻挫の重症度により異なります。 重症度 治癒期間目安 Ⅰ度 2週間~4週間程度 Ⅱ度 3週間~6週間以上 Ⅲ度 3ヶ月~6ヶ月以上 捻挫した後にすべき応急処置とNG行動でご紹介した応急処置など適切な対応をすればもっと短くなる可能性もあります。 とはいえあくまで目安としてご参照ください。 足を捻って捻挫したとき、何科を受診すれば良いですか? 足首の捻挫は整形外科を受診してください。 このとき、MRIやエコーがある整形外科をおすすめします。 MRIやエコーがあれば、足首の靭帯の状態を詳細に検査できるためです。 そのため、可能な限りMRIやエコーがあるかHPなどでチェックしましょう。 【まとめ】捻挫したら適切な処置をして受診しよう 捻挫をした後のチェックリストや応急処置をまとめました。 ポイントは以下のとおりです。 捻挫をしたらまず重症度のセルフチェック 受診の目安を満たしていたら整形外科を受診 応急処置にはPOLICE処置をしてNG行動を取らない 捻挫で損傷した靭帯は治りにくい組織です。 そのため放置すると後遺症リスクがあります。 まずは症状をセルフチェックして、適切な行動をとるようにしましょう。 なお、当院でも行なっている再生医療であれば、治りにくい靭帯も再生できる可能性があります。 捻挫を繰り返している人は対象となる可能性がありますので、気になる人はお気軽にお問い合わせください。
2025.09.30 -
- スポーツ医療
アキレス腱断裂で歩行が難しくなり「いつ歩けるまでに回復するのだろうか?」と不安に感じている方も、多くいらっしゃるかと思います。 回復期間は治療方法によって異なりますが、最短で3カ月程度、一般的には6カ月程度が目安です。 しかし、アキレス腱は再断裂の可能性があるため、スポーツなどを再開する際は十分なリハビリ期間も必要です。 アキレス腱断裂を治療する際は、いつ頃、何ができるようになるのか把握しておきましょう。 本記事では、アキレス腱断裂から歩けるまでの期間や、再断裂の防止方法などをわかりやすく解説します。 治療期間の短縮を目指したい方に向けて、再生医療についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 アキレス腱断裂から歩けるまでの期間【一般的な目安】 アキレス腱断裂から歩けるまでの期間は、手術療法で3カ月程度、保存療法は6カ月程度が目安です。 手術療法でアキレス腱を縫合すると、完全断裂でも3カ月程度で歩ける場合があります。 術後1~2週間程度は足首を装具(ギプスなど)で固定し、回復状況をみながら歩行訓練や筋トレーニングを取り入れます。 保存療法も足首を固定しますが、手術療法よりも装具の装着期間が長いので、歩けるまでには6カ月程度が必要です。 治療方法の選択に迷ったときは、医師とじっくり話し合ってみましょう。 手術療法と保存療法の違いや歩けるまでの平均週数 アキレス腱断裂を治療する場合、普通に歩けるまでの期間には平均週数の目安があります。 装具が取れてから歩けるまでの平均週数や、治療の過程は以下のようになっています。 治療方法 歩けるまでの平均週数 治療の過程 手術療法 6~8週間程度 【非荷重】 術後2週間程度は足首を装具で固定し、歩行の際には松葉杖を使って荷重を避ける。 【部分荷重】 3~5週間目はヒール付きの装具を使用し、部分的に荷重する。 【全荷重】 6~8週間目は装具を外し、アキレス腱に全荷重して歩行訓練などを行う。 【装具オフ】 回復状況が良好であれば、8週間経過後に装具を外す。 保存療法 8~10週間程度 【非荷重】 治療開始から2週間程度は足首を装具で固定し、歩行の際には松葉杖を使って荷重を避ける。 【部分荷重】 3~5週間目は装具の角度を調整し、部分荷重をかける。 【全荷重】 6~8週間目はヒールがない装具を装着し、アキレス腱に全荷重する。回復状況によっては10週間目まで全荷重する。 【装具オフ】 10週間経過後に装具を外す。 治療の最終段階では装具を外しますが、足首への負荷には注意が必要です。 足首を固定している間は筋力が低下し、可動域も狭くなっているため、急激な運動は避けておきましょう。 アキレス腱断裂から生活動作を再開する時期 アキレス腱断裂の治療が進むと、以下の生活動作やスポーツが可能となりますが、再開時期に注意が必要です。 ここからは、歩行やスポーツをいつ頃再開できるのか、具体的な時期をみていきましょう。 歩行などの再開時期 歩行や階段の昇降、しゃがむなどの動作は装具が取れた時点で再開できます。 手術療法では3カ月程度、保存療法は6カ月程度で生活動作が可能となるため、仕事や家事への影響も少なくなります。 ただし、一度切れたアキレス腱は再断裂のリスクがあるので、赤ちゃんを抱いて階段を昇るなど、足首への大きな負荷には要注意です。 しばらくの間はリハビリを続け、アキレス腱の回復状況を医師に診断してもらいましょう。 スポーツの再開時期 装具が取れる時期になると、基本的にはスポーツを再開できます。 アキレス腱断裂の治療中は筋力が低下するため、装具が取れたら軽い運動を始めるとよいでしょう。 ただし、体が激しくぶつかり合うサッカーやラグビー、ジャンプと着地を繰り返すバレーボールなど、スポーツによっては足首に大きな負荷がかかります。 ハードなスポーツを再開するときは、必ず医師に相談しておきましょう。 アキレス腱の再断裂を防ぐ治療方法 アキレス腱断裂を治療した場合、6~8週間後に再断裂するケースが多くなっています。 装具が取れる時期と重なるため、仕事やスポーツへの復帰を目指す際は、再断裂を防ぐ治療方法が必要です。 何気ない動作が再断裂につながる恐れもあるので、以下の「やってはいけないNG行為」にも注意しましょう。 運動療法やストレッチ アキレス腱の再断裂を防止する際は、以下の運動療法やストレッチなどが効果的です。 アキレス腱の再断裂防止方法 具体的なメニュー 運動療法 ・カーフレイズ(かかとの上げ下げ) ・バランスボードを使ったバランス訓練 ・ハーフスクワット ・軽いジャンプやランニング ストレッチ ・運動前のアキレス腱伸ばし ・足首をゆっくりと回して柔軟性を高める 食事の改善 以下の栄養素を多めに摂取する ・ビタミンC(柑橘類やブロッコリーなど) ・コラーゲン(鶏軟骨や牛スジなど) ・鉄分(レバーや赤身肉など) ・亜鉛(納豆やチーズなど) 靴の改善 ッション性が高く、足の形にフィットした靴を選ぶ 運動療法では少しずつ負荷をかけ、ふくらはぎなどの筋力を強化します。 ストレッチもアキレス腱の再断裂を防ぐ効果があるため、徐々に可動域を広くしていきましょう。 ビタミンCやコラーゲンなどの栄養素を多めに摂取すると、アキレス腱の強化につながります。 足の形にフィットした靴を選んでおけば、つまづきや転倒のリスクが低くなり、アキレス腱の再断裂を防止する効果があります。 やってはいけないNG行為 アキレス腱断裂が歩けるまで回復したら、以下のNG行為に注意しましょう。 ウォーミングアップなしの急激な運動や、過度な筋力トレーニングはアキレス腱の再断裂リスクを高めます。 ジャンプや着地も足首に大きな負荷がかかるため、バドミントンやバスケットボールなどの再開には注意が必要です。 また、サイズの大きな靴を履くと、歩行時の着地で足をひねったり、わずかな段差でつまづいたりする恐れがあります。 装具が取れてもしばらくはリハビリを続け、アキレス腱が切れる前の状態に近づけていきましょう。 アキレス腱断裂に再生医療を用いる選択肢 再生医療とは、幹細胞の働きにより、断裂したアキレス腱などを修復する治療方法です。 具体的には自分の脂肪から幹細胞を抽出し、体外で培養して患部に注入するため、以下のメリットがあります。 再生医療は通院のみで治療するため、手術や入院が不要となり、治療期間の短縮も可能です。 また、再生医療は患部を切開しないので、手術に伴う合併症や、感染症のリスクを低減できます。 治療期間を短縮しつつ、手術や入院を避けたい場合は、再生医療を選択肢に入れてもよいでしょう。 より詳しく再生医療を知りたい方は、リペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックには再生医療の専門医が在籍しており、初めての方は無料でカウンセリングを受けられます。 また下記ではリペアセルクリニック大阪院の再生医療により、足関節の悩みを克服し歩けるまでの改善が早まった症例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 【まとめ】アキレス腱断裂は歩けるまでに時間がかかる!再生医療の検討も重要 アキレス腱断裂を治療する際は、まず歩けるまでの期間を把握しておきましょう。 回復時期は治療方法によって異なりますが、いつ頃歩けるのかわかれば、仕事やスポーツ復帰への目途が立つので安心です。 ハードなスポーツを再開する場合、根本治療が欠かせないため、再生医療も重要な選択肢となります。 再生医療をより詳しく知りたい方や、早く治す方法を探している方は、ぜひリペアセルクリニックの無料相談をご活用ください。
2025.09.30







